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★ 完全復活 「二階総務会長」で先祖返りする自民党利権政治
改革派を気取る安倍政権だが、その裏では公共事業に巨額の税金をつぎ込み、業界を集票マシンに仕立てている。
それでも、これまでは震災復興とか、国土強靭化などを大義にしてきたが、
いよいよ、その本性をあからさまにしたのが二階総務会長人事である。
もともと、総務会長代行だった二階氏は自民党本部5階の「国土強靭化総合調査会長室」に陣取ってきた。
10年間で200兆円の予算バラマキを仕切る“総本山”で「陰の幹事長室」といわれてきた。
「自民党本部の幹事長室は4階。6階が総務会長室です。二階総務会長になれば4階から6階まで二階さんが仕切りますよ。
業界だってバカじゃない。誰に頼めば物事が動くかよく分かっていますからね」(永田町関係者)
二階氏は自民党最後の族議員といわれたものだ。それが国土強靭化でよみがえり、ついには党三役まで復活だ。
ジャーナリストの森功氏は「自民党利権政治の先祖返りを象徴する人事」と言ったが、本当だ。
■紀伊半島、淡路島、四国を結ぶ巨大プロジェクト
二階氏の力の源泉は経産相や運輸相を歴任、官僚を仕切ってきただけでなく、
手下に脇雅史参院自民党幹事長や佐藤信秋氏(参院比例)、福井照氏(高知1区)らの国交省OB議員を従えていること。
それをバックに交通量が極めて少ない無料の自動車専用道路、二階バイパスなどをつくってきたが、
党三役になったことで、とんでもない構想が現実になるとみられている。
「紀伊半島の和歌山と兵庫県の淡路島、四国をつなぐ壮大なプロジェクトです。
構想そのものはバブル時代の1987年に立案されたものですが、何兆円かかるか分からないので凍結していた。
ところが、昨年9月から大阪、兵庫、奈良、和歌山、徳島の首長が集まり、交通インフラ整備の協議会を立ち上げている。
夢物語のような話でしたが、二階総務会長で動きだすでしょう」(森功氏=前出)
二階氏はメタンハイドレートなどのエネルギー、カジノ利権の話題にも顔が出てくる。
この辺は安倍首相の成長戦略と絡む。今回の人事の裏側が透けて見える。
日刊ゲンダイ URLリンク(www.nikkan-gendai.com)
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