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【経済】大卒採用 説明会、3年生の12月以降に 経団連方針
大学新卒者の就職活動の長期化が問題となっていることに対応し、日本経団連は6日、
会社説明会など企業による学生への「広報活動」の開始時期を3年生の12月1日以降とする
指針を定める方針を固めた。
それ以前は大学が実施する就職セミナーなどへの参加も自粛する。また、面接など実際の
選考活動の開始時期も「大学4年生の4月以降」とする方向だ。13年春入社の学生から適用する。
経団連はこれらの方針を企業の新卒採用の指針となる「倫理憲章」に明記し、会員企業に順守を求める。
経団連の現在の倫理憲章は、新卒採用に関する企業の広報活動について、開始時期を定めていない。
このため、多くの企業は大学3年生の10月ごろから専用のホームページで学生の登録を受け付けている。
企業による面接などの実際の選考活動も時期が早まる傾向にあり、就職活動の長期化が「学業の妨げに
なっている」との批判が出ている。
このため、経団連では、新卒採用に関する広報活動を大学が冬休みに入る3年生の12月以降とするとともに、
面接などは「最終学年(大学4年生)の4月以降」との指針を明示することにした。
倫理憲章には強制力はないが、大手メーカー幹部は「指針ができれば、破った企業は世論の批判を受ける
可能性がある」と話しており、新卒採用活動の長期化に一定の歯止めをかける効果はありそうだ。【宮崎泰宏】
毎日新聞 1月7日(金)2時31分配信
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