18/06/13 06:10:05.18 8OJgGPio.net
昨日観てきたんで遅レス勘弁
前スレで賛否あった加藤の件
あれは前作2199のバカ監督&脚本へのダメ出しだと思う
ガミラス本星で古代が戦術長の任を放り出して雪の救出に向かったシーンへのダメ出し
古代の行動は、個人的な感情を職務よりも優先させるという、軍人としてあるまじきもので、俺は観ていて気持ち悪くなった
監督と脚本家のイカレ具合に寒気がした
福井もそう思ったんじゃないだろうか
今回の加藤の行動は古代のそれとまったく同じだ
いや、戦局への影響度からいえば加藤のほうが数倍まずい
だが古代のときのような嫌悪感は湧いてこなかった
何が違うのか?
監督&脚本家の視点の差だと思う
2199の監督と脚本家は、あの行動を肯定していた
古代を見送るクルーたちの満足そうな表情や、「飛べゼロ!」というセリフ、使われていた曲調からそれは明らかだ
肯定どころか、感動的なシーンとして描いていた
今回の加藤は違う
たった独りで自分がこれから行う大罪に涙を流している
「地獄へ行く」と呟いている
福井は、子を想う親の心を肯定しながらも、加藤のその行動は否定しているのだと思う
仮に否定していないとしても、その行為を罪として描いている
2199では、地球の命運を託されたヤマトの重責者たる古代が、決戦中にも関わらず、いち乗務員の救出を優先した、いわば人類への裏切り行為を、断罪するどころか賛美していた
一見すると行動は同じだが、実は正反対のシーンを作って対比させているのだと思う