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■「もしイ・ソヨン氏にも問題が生じれば…」 最初の宇宙飛行士はコ・サン氏に再交代も
「もし、交代で韓国初の宇宙飛行士になったイ・ソヨン氏にも問題が生じたら、搭乗宇宙
飛行士は誰がなるのか?」
今月10日、韓国初の宇宙飛行士がコ・サン氏からイ・ソヨン氏に交代したが、もしもイ・
ソヨン氏に別の問題が起きた場合の搭乗宇宙飛行士がコ・サン氏に戻る可能性が残る
ことになった。
韓国航空宇宙研究院のチェ・ギヒョク宇宙飛行士開発団長は12日、大徳特区記者との
懇談会の席で、「そんなことは無いと思うが、万一イ・ソヨン氏の身の上に問題が起きた
ら、搭乗宇宙飛行士をコ・サン氏が引き受ける可能性を残しておいた」と述べた。
チェ団長は、「規定上、宇宙船の打ち上げ6時間前であれば搭乗宇宙飛行士を入れ替
えることができるから、イ・ソヨン氏に問題が生じたらコ・サン氏が搭乗宇宙飛行士になる
だろう」としたうえで、「イ・ソヨン氏がコ・サン氏より任務安全性の側面で高い点数を受け
ており、再入れ替えは無いとの認識でロシア側と一致しているので、再入れ替えは無い
だろう」と断定した。
また、一部から提起されているイ・ソヨン氏のロシア語能力の問題に関しては、「コ・サン
氏が外国語高校出身だから語学能力がイ・ソヨン氏より若干上だが、二人とも宇宙飛行
士として地上と対話できるだけのロシア語能力を具えており、語学能力試験をいずれも
パスしているのだから大きく憂慮しなくても良い」と一蹴した。
チェ団長は、「コ・サン氏の不注意な行動で宇宙飛行士が交替になったため、個人的な
責任を問うて研究院として注意・警告措置を下した。しかし今後の宇宙飛行士としての
任務が終わっても研究員身分には差し支えがない」と語った。
今後の我が国の宇宙開発事業に関しては、「日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)が
今月11日に有人宇宙実験棟『きぼう』を国際宇宙ステーション(ISS)へ打ち上げることに
成功したことを契機に、日本側から共同実験をしようと提案をして来ており、協議を進め
ているほか、アメリカのNASAとも月探査のための協力をすることにしたので、一連の過
程で『第2の韓国宇宙飛行士』が誕生しないか思う」と、今後の計画を明らかにした。
▽ソース:デジタルタイムズ(韓国語)(2008-03-13 08:00)
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