08/01/17 16:42:40
韓国人宇宙飛行士が国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗する際の活動に関する
日本韓国間の協力について
平成20年1月17日
宇宙航空研究開発機構
宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び韓国宇宙研究所(KARI)は、
平成20年4月に国際宇宙ステーション(ISS)に初の韓国人宇宙飛行士として滞在する
コ・サン氏のISS滞在期間中の活動について、協力を行うことになりましたのでお知らせいたします。
宇宙飛行士に関する日韓協力はこれが初めてであり、
JAXAとKARIは本日、ソウル市内で文部科学省と韓国科学技術部との間で開催された
日韓局長級会合の席上、両機関による協力に正式に合意しました。
具体的な協力内容は、以下のとおりです。
1. JAXAが開発した個人被ばく線量計Crew PADLES(クルーパドレス)をコ・サン宇宙飛行士が携帯し、
線量計測を行います。帰還後、JAXAが筑波宇宙センターで解析し、測定結果をKARIへ提供する予定です。
なお、この個人被ばく線量計は、
「きぼう」日本実験棟に搭乗する日本人宇宙飛行士が携帯する予定のものと同様のものです。
2. JAXA が現在ISSに保有するハイビジョンカメラと小型ハイビジョン信号変換装置を使用し、
教育、広報普及を目的とした映像の取得や将来の遠隔医療に向けた撮影実験を共同で実施する予定です。
このハイビジョンカメラシステムは、JAXAと米国航空宇宙局(NASA)との協力により、
平成19年10月にISSへ打ち上げられたものです。
また、ISSに打上げ予定である日本実験棟「きぼう」共同利用に向けた
検討(フィージビリティスタディ)についての協力についても正式に合意しました。
ソース:JAXA プレスリリース
URLリンク(www.jaxa.jp)
参考リンク:
宇宙航空研究開発機構(JAXA) 宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター
URLリンク(iss.jaxa.jp)
韓国宇宙研究所(KARI)
URLリンク(www.kari.re.kr)