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バルセロナは現在、間違いなくクラブ史上最高の時を過ごしている。今やバルセロナは
世界的知名度を誇るブランドとなった。大多数の人から世界最高のチームと認められ、
そのサッカーで見る者すべてを魅了し続けている。チームには、FIFAバロンドール
(世界年間最優秀選手)に輝いたリオネル・メッシと、同賞の最終候補に残った
シャビ・エルナンデス、2011年のFIFA最優秀監督に選ばれたジョゼップ・グアルディオラがいる。
これだけポジティブな条件をそろえたサッカーチームだけでなく、他競技部門もこぞって
タイトルを総なめにし、“ラ・マシア”の愛称で知られる下部組織はマシンのように有能な
若手選手を輩出し続けている。にもかかわらず、クラブが3億6400万ユーロ
(424億2000万円/11年6月当時)もの純負債を抱えているのは理解し難いことであるが、
副会長のハビエル・ファウスはそれが事実だと認めている。
サンドロ・ロセイ会長率いる現執行部は、これらの負債のほとんどは現在法廷で争っている
ジョアン・ラポルタ前会長とその執行部から受け継いだものだと説明している。
彼らの説明によれば、09-10シーズン開幕時に受け継いだ負債は現在15.5%ほど減少し、
恐らく来季からは黒字決算を実現できる見通しだという。
■大半のクラブが破産の危機
現在、スペインでは大半のクラブが破産の危機に瀕しており、プリメーラ・ディビシオン(1部)
の所属クラブが抱える負債の総額は11億ユーロ(約1079億2200万円)にも上る。
このような状況を受け、銀行は支払い能力のない何百、何千という顧客と同様、
これらのクラブの資産を差し押さえたり、債権者の立場から圧力をかけたりしている。(>>2に続く)
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