宮崎と富野と押井と庵野と高畑と杉井と出崎とりん44at IGA
宮崎と富野と押井と庵野と高畑と杉井と出崎とりん44 - 暇つぶし2ch255:名無しさん名無しさん
10/11/29 07:46:52
URLリンク(hiranobuncho.blog.so-net.ne.jp)
 飯田さんとの出会いは、エニックス時代の私が某アニメプロダクションでゲームの打ち合わせをしている時に何気なく言った
ひとことがきっかけでした。『宮崎駿さんがTVゲームを作ったらスゴイだろうなあ』と。するとそれを聞いたプロダクションの
社長が、『それじゃ、飯田くんに聞いてみようか?』とたまたまアニメの打ち合わせに来ていた宮崎駿氏のお弟子さんで友人で
もある飯田さんを内線で呼んだのです。
実は飯田さんは宮崎氏に私の素性をあえて伏せておいたようなのです。なぜなら宮崎氏は大のTVゲーム嫌い。もしゲーム会社の人間を連
れて行くと言おうものなら門前払いは必至です。つまり、私がとにかく宮崎氏と話しがしてみたかったのを察した飯田さんが気
を利かして下さったのです。ですから最初はニコやかに話をしてくださった宮崎氏も、私がゲーム会社の人間とわかった瞬間、
顔色が変わってしまったのは当然です。そしてゲームに対する痛烈な批判が始まります。宮崎氏の発言はただのゲーム批判
ではなく『受け取る子供たちの事を君達はちゃんと考えてるのか!?』という教育論的見地にたった本質を突く鋭いものだった
ので、私はろくな反論もできず(できるわけないっつーの)『嗚呼…ぼくは宮崎氏の大ファンなのに、日本で1番宮崎氏に嫌われたフ
ァンになっちまったなあ…』と、いい歳をして半べそをかいてしまいました。するとそんな私を見かねてか?飯田さんが『でもね…』と
宮崎氏に対してゲーム擁護の援護射撃的反論をして下さったのです。そして、私はお二人の質の高い討論の場を見学すること
となったのです。たぶん、宮崎氏、飯田さんにとっては日常的な討論だったかもしれませんが、当時の(今も?)『表面的なこと
しか考えないゲーム業界』にいた私にとってはとても新鮮に感じられました。(後で聞いた話ですが、飯田さんも最初から宮崎氏と
さしで討論ができたわけではなく、並々ならぬ勉強(アニメ以外も)をされた結果、できるようになったそうです) この出来事をきっ
かけに私はアニメだろうがゲームだろうが、その表現方法を語る以前に『まず人として』きちんとして学び考えなければならない
事があるんだなあ…と思うようになりました。



次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch