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食糧難が長年続いている北朝鮮で、人肉が売られるというショッキングな事件が起こっていた。
20日付の韓国紙「国民日報」は、北朝鮮の犯罪事例が掲載されている同国当局の内部資料の内容を報道した。
韓国のキリスト教団体が入手した資料で、食糧難を反映した事件が最も多かったといい、その一例として、
警備員として働いていた男が同僚を殺害して一部を食べ、残りを羊肉と偽って市場で売った事件が掲載されていた。
同紙によると、資料は2009年6月に警察に相当する人民保安省(現在の人民保安部)が参考資料として作成し、
地方の出先機関に配布。721件の事件が具体的に紹介されており、人肉関連事件は5件もあった。
麻薬犯罪のほか、軍の通信線を切断して食糧と交換したり、当局者が国際機関の支援物資を横領して摘発されたケースも載っているという。
「白米を食べ、肉のスープ」を国民への目標とする北朝鮮だが、食糧難は慢性的だ。そんな中でも国際社会は人道支援を続けている。
例えば、世界食糧計画(WFP)は今年4月、飢餓状態にある子供や女性、高齢者ら350万人への緊急食糧支援を開始することを決めた。
WFPは調査の結果、北朝鮮の食糧が約110万トン不足すると算定、「(北朝鮮)政府の食糧配給が1日の必要量の約半分しかなく、
人々は生きるために食事の量や回数を減らしている」と指摘した。
北朝鮮は国民が飢えに苦しむ中でも故金日成主席の生誕100年となる2012年をにらみ金主席の銅像整備などを最優先に行っているほか、
特権層のための超高層アパートの新築準備も進めている。核開発も相変わらず継続中。それだけに米国や韓国は北朝鮮への食糧支援に慎重な姿勢を崩しておらず、
WFPの支援決定にも韓国メディアは「例年、100万トンは不足しているのに」と冷ややかだ。
「肉のスープ」は、北朝鮮の現状では永久に実現しそうにない。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
地上の楽園(笑)