11/02/21 01:36:09.83
>>531
>実際に科として見ると心療内科ってのは非常に興味深いが、日本が裕福じゃないと成り立たない科という印象を今回持った。
鋭いね。
心療内科が出来たのは、今から50年ほど前。
日本が高度成長期に突入し、右肩上がりに経済が成長して、波に乗り始めた頃だよ。
その頃はモーレツに働き、「ストレス」に気付かぬまま、ストレス性の病気になる人が増えたんだ。
でも今は、日本経済は低迷している。
慢性的な不景気。そして、社会保障制度完備により、「働いたら負け」の時代に突入。
「ストレスで体調を崩し、働けません」と、言う人は多いのだが、それは心身症
なんかじゃない。ただの神経症。
「ストレス」が、「自分では気付かないもの」から、「自ら主張するもの」に変わってきた。
こんな世の中では、心身症という病態自体が減ってきている。
日本のバブルがはじけた時、心療内科の役割は終わったんだ。