11/11/23 10:55:39.77 nL2qfv/I
埋め立てついでにチラ裏
【霊界からの電話】
25年前の話。
その頃、彼氏から毎晩10時きっかりに電話がかかってきてた。・・・・ そんなある日、
10時にベルが鳴っていつも通り彼と話始めたらすぐにキャッチが入った。
「あっ、キャッチ入ったからちょっと待ってね」・・・・切り替える・・・・「もしもし?」というと
切り替わってなくて彼氏が「俺だよ」と。 変なの! と思ってまた彼氏と話し出すと
またキャッチ。 「ごめん、またキャッチ入ったからちょっと待ってね」・・・・切り替える・・・、
「もしもし?」というと切り替わってなくて又彼氏が「俺だよ」と。 もう!変なの!
と思ってまた彼氏と話し出すと、しつこくまたキャッチ。 切り替えても繋がらない。
ワン切りするやつは誰なの?! 彼との電話を邪魔するなよ! と段々怒りの感情が!
そのワン切りキャッチが10回くらい続いて、とうとう私は爆発し、彼との電話を一旦切って
即NTTへクレームの電話をし、調べて貰ったけど「故障ありません」という返答。
「そうですか・・・」と言って受話器を置いた途端、ベルが鳴った。これだ!一体誰なんだ!
と思って受話器を取ったが不通の音が聞こえるだけ。またワン切りだった。ムカツク!!
この私の様子を隣の部屋でずっと聞いていた妹が私に言った。
「今日はクラスメートの○○君の初七日なんだ。もう、そっとしておいてあげて!」
「えっ?! ・・・・ その子はあんたの事好きだったの?」
「多分そうなんだ・・・・(T T)」
「・・・・・そっか、分かった。 それじゃぁ○○君の御冥福を一緒にお祈りしよう」
と妹と二人で手を合わせた。
ワン切りの電話のベルはもう鳴らなくなった。
終わり ・・・・ 御清聴ありがとうございました。
993:774RR
11/11/23 11:06:42.19 WRuHbXHh
霊界のテクノロジーも人間と同じ程度にしか進まないのかな? 虫の知らせで十分だと思うが?
994:774RR
11/11/23 11:15:33.59 7ut8d9Ny
>>993
同種の怪談で亡霊からメールが来たとかいうのも聞いた事がある。
恨み事等をRFC2045に従いMIMEエンコードし、ヘッダも付けて
正しくパケタライズし、1.5GHzの3GなりCDMAデジタル回線に
乗せるなんて、幽霊ってすごいよね。
995:774RR
11/11/23 11:15:36.31 sDGnomN0
十代の頃、不思議で恐ろしい体験をした。
あの時、一歩間違えば、おれはこの世にいなかったかもしれない。
少し長いがその話をさせてくれ。
親父の実家は自宅から車で二時間弱くらいのところにある。
農家なんだけど、子供の頃から夏休みになると田んぼと山のある風景で、暗くなるまで
トンボを取ったりザリガニ捕ったりとジブリの映画のような田舎のガキ大将だった。
高校になってバイクに乗るようになると、夏休みとか春休みになるとよく一人で遊びに行ってた。
じいちゃんとばあちゃんも「よく来てくれた」と喜んで迎えてくれたしね。
でも、最後に行ったのが高校三年にあがる直前だから、もう十年以上も行っていないことになる。
決して「行かなかった」んじゃなくて「行けなくなった」んだ。
子供の頃の思い出がいっぱい詰まった場所に行けないのはとても辛いことだが、
おれはおそらく一生行くことはないだろう。もし行けば命を失う可能性があるからだ。
春休みに入ったばかりのこと、のどかな天気に誘われてじいちゃんの家にバイクで行った。
まだ少し肌寒かったけど、広縁はぽかぽかと気持ちよく、そこで大空を眺めてしばらく寛いでいた。
子供の頃からまったく変わらない風景がいつものようにそこにあった。その時までは。
そうしたら、
「あぽぉ、あぽぽっぽ、あぽ、あっぽぉ…」
と変な音が聞こえてきた。機械的な音じゃなくて、妙に生々しく耳に障る音だった。
生まれて初めて聞くような、それも濁音とも半濁音とも、どちらにも取れるような感じだった。
何だろうと思っていると、庭の生垣の上に帽子があるのを見つけた。
生垣の上に置いてあったわけじゃない。帽子はそのまま横に移動し、垣根の切れ目まで来ると、
一人のノッポが見えた。まあ、帽子はそのノッポが被っていたわけだ。
ノッポはなんと真っ昼間から白っぽいネグリジェを着ていたので、びっくりした。
この世のものとは思えない光景だった。