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自民党・平沢勝栄議員が「外国人参政権問題」の欺瞞性をブッタ斬る!
2010年03月24日21時20分 / 提供:日刊サイゾー
民主党の山岡賢次国会対策委員長が18日、韓国の権哲賢駐日大使に対し、永住外国人地方参政権付与法案について、
連立与党内で国民新党が反対していることを理由に、今国会での提出が事実上不可能になったとの考えを示した。
会合には山岡氏のほか、民主党の川上義博参院議員、社民党の辻元清美国土交通副大臣も出席した。
昨年の政権交代以来、唐突に俎上に載った感のある「参政権問題」は、いったん収束の方向に向かいそうだ。
それにしても、なぜこの時期に外国人参政権だったのか。早くからこの問題に関わりを持ち、一貫して反対を表明し
続けている自民党の平沢勝栄議員に、法案の矛盾点と問題の本質について語ってもらった。
─参政権法案は提出されない方向ではありますが、民主党はマニフェストにも載せていない外国人参政権付与に、
なぜここまで熱心だったのでしょうか。
平沢議員(以下、平沢)
私が一番けしからんと思うのは、まさにそこでね。民主党は先の衆院選で民団(在日本大韓民国民団=韓国政府からの
資金提供で運営されている在日コリアンの組織)から強力な選挙応援を受けてるんですよ。
民主党候補者の集会に、民団の有力者が音頭をとって動員をかけたり、街で民団関係者が民主党のマニフェストを配ったりしている。
そういうことは「民団新聞」にも詳細に記されています。
実際に私の選挙区でも、民団が総力を上げて民主党候補の応援をしていましたからね。
─政治資金規正法では、外国人からの資金提供は許されていないはずですが。
平沢
金を受け取ってはダメだけど、選挙応援については規定がない。法律はそんなこと想定してないですからね。
その網をくぐって、現実に外国人の応援で国政選挙が行なわれ、その政党が与党になってしまった。
国家の主権に関わる重要な問題が、選挙のバーター取引のような形で扱われてしまっている。
─民主は選挙の票を稼ぐために「参政権をあげます」という空手形を切ってしまった?
平沢
そういうことです。
鳩山さんは韓国政府や民団においしいことばかり言ってるから、韓国サイドも実現すると思い込んでしまっている。
だから民主も後に引けない状態でしょう。ただ、私の知っている民主党議員も、選挙中は「参政権付与を推進します」と
民団に約束してしまったんだけど、選挙が終わって冷静になってみたら、とんでもないことだと。
けど、今さら「あれはナシにしてくれ」とも言えないから、できるだけ実現しないようにトーンダウンして主張していると
言ってました。まぁ、それ自体けしからん話ですが。
─民主党内でもかなり反対派、慎重派がいるようです。
平沢
私が直接知っているだけで十数人。一年生議員じゃありませんよ。それなりの実権を持っている方々ばかりです。
「体を張って止める」という積極的な反対派もいます。それ以外も含めれば、実際には40~50人はいるとみていい。
─もともと外国人参政権というのはどこから出てきた話なのですか。
平沢
昔から公明党の冬柴(鐵三・元国土交通大臣)さんたちが熱心でした。
超党派で作る「日韓議連」という組織があって、韓国側の議員も参加して、年一回、総会を開くんですが、その中に
「在日韓国人地位向上特別委員会」という会があり、冬柴さんもメンバーだったんです。私も二度ほど出たんですが。
で、97年に冬柴さんが、「外国人参政権の付与に賛成の決議をとりましょう」というんです。
>>2に続く
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