09/11/09 23:31:44
【衝撃事件の核心】共産党町議はなぜ偽装結婚に手を染めたのか 20歳下のタイ人女との関係…
「面倒見の良い、気さくな町会議員さんだったのに…」-。男を知る町民は、みな口をそろえて驚いた。
栃木県那珂川(なかがわ)町で10月、タイ人の女と日本人男性の偽装結婚を斡旋(あっせん)したとして、
現職の共産党町議が逮捕・起訴される事件があった。「社会的弱者の保護」を訴え、5期にわたって
町民の代表を務めてきた町議。20歳も年下のタイ人の女との不倫関係を続けるために、弄(ろう)した策とは…。(是永桂一)
「気さくでまじめな町会議員さん」突然の逮捕
公正証書原本不実記載・同行使罪で起訴された那珂川町小口、元町議、大森富夫被告(62)
=10月14日付で町議辞職=はもともと、東京の共産党本部で専従職を12年ほど務めた経験を持つ。
しかし、30年近く前に、妻の実家を継ぐために栃木県に移住し、那珂川町が合併する前の旧馬頭町で町議に当選。
町合併後も当選を重ね、地元では「気さくでまじめな町会議員さん」として知られていた。
そんな「町会議員さん」が10月8日、公正証書原本不実記載・同行使容疑で突然、栃木県警に逮捕された。
逮捕容疑は平成16年10月、タイ国籍で宇都宮市中今泉、飲食店従業員、マシコ・ヂャンチャラポン被告(42)
=同罪で起訴=と無職男性(51)との結婚を偽装し、旧馬頭町役場に婚姻届を提出したというものだった。
「町会議員さん」は、なぜ「タイ人女性」の偽装結婚という犯罪に手を染めていったのか。きっかけは8年前の平成13年にさかのぼる。
“売春婦”から“愛人”に 肉体関係重ねるうち
JR宇都宮駅の東側に広がる栃木随一の歓楽街。タイ人女性がホステスとして在籍するスナックに客として
訪れた大森被告は、調理場で働く1人のタイ人女性に目を留めた。それがヂャンチャラポン被告だった。
きらびやかな衣装と濃厚な香水に身を包んだホステスたちとは違い、厨房(ちゅうぼう)で、
地味な格好で汗を流していたヂャンチャラポン被告に大森被告は惹(ひ)かれ、声を掛けた。
「社会的弱者」のために活動する町会議員が、祖国から遠く離れた異国の地で働く労働者の声に
耳を傾けるのは当然のようだが、目的はそれだけではなかったようだ。
県警によると、大森被告は、ヂャンチャラポン被告に“肉体関係”を求め、何度も関係を重ねるようになっていった。
初めはそのたびに現金を渡す関係だったが、やがてそれだけではなくなった。
「“ソーペーニー”(売春婦を表すタイ語)からすぐに“ミアノーイ”(愛人を表すタイ語)になりました」
県警によると、ヂャンチャラポン被告はそう供述しているという。
当時、ヂャンチャラポン被告には、別居中の別の日本人の夫がいたが、そんなことはお構いなしだった。
捜査関係者によると、大森被告は、ヂャンチャラポン被告に宇都宮市内のアパートを構えさせ、
家賃の一部も支払ってやった。月3、4万円の“お手当て”を渡し、家業の農業で収穫した米なども与えた。
ヂャンチャラポン被告がタイに一時帰国するときはその都度、10万円を超えるせんべつを渡していたともいう。
女が在留資格を失う? そのとき大森被告は…
そんな2人に“危機”が訪れたのは6年前だった。ヂャンチャラポン被告の夫が死亡し、
同被告の日本での在留資格が問題になったのだ。
ヂャンチャラポン被告は、新しい日本人の夫ができない限り、タイに帰国しなければならなくなってしまう。
しかし、家庭のある自分は結婚するわけにはいかない…。悩んだ大森被告がたどり着いた結論は、
愛人を別の男性と偽装結婚させることだった。
(>>2以降に続く)
ソース:MSN産経ニュース 2009.11.3 07:00
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)