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サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表で、
Jリーグ1部(J1)鹿島のDF内田篤人(22)が、ドイツ1部リーグのシャルケへの
移籍で基本的に合意した。今後は契約条件の細部を詰める。
関係者が13日、明らかにした。
静岡・清水東高出身の内田は2006年に鹿島に加入し、1年目からレギュラーを
獲得した右サイドバック。岡田武史監督の日本代表で08年1月にデビューし、
国際Aマッチは通算31試合出場で1得点をマークした。
シャルケは今季リーグ戦で2位になった。
初めて挑むW杯を目前にして、内田の夢が実現する。危機感が海外へと後押ししたのだろう。
欧州でレベルの高いリーグの一つに所属する強豪への移籍が確実になった。
2007年のU-20(20歳以下)W杯や08年の北京五輪に出場して実感したのは、
年齢を重ねるごとに広がる世界との差という。北京五輪で対戦したナイジェリアを
引き合いに出した。「体が強いとかジャンプ力がすごいとか言われるけど、
あいつらサッカーがうまい。日本もとどまっているわけじゃないけど、
伸びは違う気がする」と話したことがあった。
その差を埋めるためには「そういう場でやるしかない、若いうちに」とも言った。
契約を約3年残す鹿島も、その挑戦を容認した。岡田ジャパンでも主力になる
サイドバックが、W杯後はドイツに戦いの場を移す。
URLリンク(www.sanspo.com)
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