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今春のセンバツ高校野球に出場する盛岡大付（岩手）がアルプススタンドでの応援に
盛岡近郊に古くから伝わる「盛岡さんさ踊り」を取り入れる。
地元の特色を生かした応援でナインをバックアップ。悲願の甲子園初勝利を後押しする。
地元団体の「さんさ好み」（藤本千花子代表）が全面協力だ。
１月から代表６選手に“伝統の舞”を伝授。
６人はベンチ外の全選手に伝え、本番まで万全に仕上げる。
ブラスバンド部も踊りに合わせて祭り囃（ばやし）を奏でる予定だ。
これまで春夏通算７度、甲子園に出場したが、未勝利。
藤本代表は「さんさの力でぜひ優勝してほしい」と願う。
関口清治監督（３２）も「自分たちにしかできない特色のある応援になりそう。
非常に心強い」。あとは勝利に向け突き進むだけだ。
◆さんさ踊り
盛岡近郊に古くから伝わり、鬼（悪事）を追い払った後に喜びを表現する盆踊りと言われている。
和太鼓、笛、鉦（かね）の音に合わせて色彩豊富な帯、衣装、花笠（がさ）をまとった踊り手が軽快に舞う。
「サッコラ、チョイヤワッセ」の独特な掛け声も特徴。
勇壮な和太鼓パレードで有名な「盛岡さんさ踊り」は同時演奏する和太鼓の数が世界一としてギネスに認定された。
URLﾘﾝｸ(hochi.yomiuri.co.jp)
昨年８月の盛岡さんさ踊りでパフォーマンスする「さんさ好み」のメンバー
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