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日本泳法12流派の一つで360年前から高松市に伝わる「水任流」の新春初泳ぎ大会が3日、同市浜ノ町の
大的場海岸で開かれ、水任流保存会の会員ら約30人が寒さをものともせず、冬の海の中で気を引き締めた。
この日の同海岸の気温は6・5度、水温は9・0度と例年よりやや低め。冷たい風が吹き付ける中、会員らは
「棒抜手游(ぼうぬきておよぎ)」や「肘抜手游(ひじぬきておよぎ)」といった独特の泳法を次々と披露。立ち泳ぎ
しながら、色紙に筆で「寅(とら)」の文字を書き上げると、集まった見物客から拍手が起こった。
28年連続で出場している多田野弘さん(89)=高松市屋島中町=は「気持ちよかった。これをやらないと新しい
年を迎えた気がしない」と話していた。
水任流は、高松藩初代藩主の松平頼重が1642年、武芸の一つとして藩士に習わせたのが始まり。1979年に
市無形文化財に指定されており、初泳ぎ大会は今年で31回目。
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