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規約変えた男、プロ野球選手誕生なるか―。
2009プロ野球ドラフト会議(10月29日)まであと3日と迫った。高校球界ナンバーワン捕手として、注目を浴びる
紀宝町井内在住の近大高専3年・鬼屋敷正人選手は、後輩に交じり木製バットでフリー打撃、守備練習では、
自慢の“鬼肩”を磨きながら指名を待つ。プロ野球ドラフト規約変更で、自らの力で高専生の門戸を切り開くなど、
何かと話題をさらった。そんな鬼屋敷選手に、運命の日を前にした現在の心境を聞いた。(高校野球取材班)
―ドラフトまであとわずかですが、現在の心境は。
鬼屋敷 友人、知人から「ドラフトまでもう少しやな」と言われて、日に日にプロ野球へのイメージが湧いてきました。
緊張というより楽しみの方が大きいです。果報は寝て待てと感じです。
―実戦から3か月近く離れていますが、コンディションは。
鬼屋敷 指名されてもいいように、チームの練習に参加し後輩と一緒にケージで、打撃練習やウエイトトレーニングをして
体調を維持しています。また、自宅では毎日、6kmの走り込みで下半身強化に努めています。
―これまでに多くの球団スカウトが学校に訪れていましたが、調査書が届いた球団は。
鬼屋敷 阪神、中日、日本ハム、横浜、巨人、千葉ロッテ、ソフトバンク、広島の8球団です。
―そう言えば、目標とする選手は「マリナーズの城島健司捕手」と言っていたが、阪神入りが有力視されているが、
希望する球団はありますか。
鬼屋敷 基本的には12球団OK。ただ、城島捕手と同じ球団に入ると、試合に出場する機会が少なくなると思うので
、同じ球団は遠慮したいです(笑)。
―高専の選手として注目されることについては、どう思いますか。
鬼屋敷 報道などで何かと「規約を変えた高専選手」ということで注目を浴びている。嫌ではないが、クローズアップ
し過ぎでいるんですよね。もっと肩の強さや打撃などを球団の方々には見てほしい。
―最後に、プロに入ることができた時の目標は。
鬼屋敷 プロに入っても活躍しないと意味がない。これまでチーム内での競争を経験していないので、競争を勝ち抜き
正捕手の座を勝ち取りたい。自信はあります。
紀南新聞 URLリンク(www.kinan-newspaper.co.jp)