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国際オリンピック委員会(IOC)は13日にベルリンで開く理事会で、2016年夏季五輪に追加する競技の
候補を絞り込む。現時点での候補は野球、ソフトボール、ゴルフ、7人制ラグビー、空手、スカッシュ、
ローラースケートの7つ。この中から2競技を選び、10月の総会に推薦し、総会で委員の過半数が賛成すれば、
正式競技として実施が決まる。ここまでの情勢をまとめた。
「ゴルフとラグビーで決まったようだ」。ある日本オリンピック委員会(JOC)関係者は声をひそめる。候補の
絞り込みどころか、最終決定まで、IOC内ではすでに方向が固まっているとささやかれているという。
IOCの猪谷千春副会長によると、正式競技に採用する判断基準は、国際的な普及度、トップ選手の参加、
ドーピング防止に対する取り組みなどだ。うわさの真偽はともかく、猪谷副会長も、前述の2競技が「ここ数カ月で
有力になってきた」と認める。
6月にスイス・ローザンヌでのIOC理事会で7競技の関係者はプレゼンテーションを行った。ゴルフは
タイガー・ウッズ(米国)ら有名選手がビデオを通じ、五輪での実施を強く要望した。ウッズのような一流選手が参加すれば
一般の関心は高まり、放映権料にも影響し、IOCの懐は潤う。JOCに加盟する日本ゴルフ協会は「しいて言えば
弱みは富裕層のスポーツというイメージ」としつつ、「五輪競技となれば、底辺拡大につながる」と期待する。
次に7人制ラグビー。3月、IOC幹部が視察したドバイのワールドカップでは連日約3万人を超える観客がスタンドを埋めた。
国際ラグビーボード(IRB)のラパセ会長は五輪競技に採用されればW杯を廃止し、五輪を7人制の「世界一決定戦」
にするとIOCに約束。また15人制のW杯開催地を選ぶIRB理事会を通常よりも3カ月早め、7月末に開き、
2019年W杯の日本開催を決定。国際化を目指す姿勢をアピールする材料を得た。ただ、裏を返せば現時点で
世界的な広がりはもうひとつと言える。
(つづく)
ソース
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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