16/05/28 22:55:09.07 CAP_USER.net
羽田空港を離陸滑走中に出火事故を起こした大韓航空のボーイング777は、緊急脱出に使うシューター1カ所が正常に展開しなかったため、使用できなかったことが28日、分かった。
当時、客席は満席に近く、全てのシューターが使えればより早く脱出できた可能性がある。
シューターで滑り降りる際にけがをした乗客もおり、運輸安全委員会は機長や客室乗務員らから事情を聴取。今後、緊急脱出の状況や機体の整備状況なども含め、詳しい原因調査を進める。
シューターは、運航中のモードになっているドアを開くと自動的に展開する。ボーイングの資料によると、風速が12・8メートル以下なら、どの方角の風を受けても使用できるよう設計されている。
緊急脱出の際、左右に5カ所ずつあるドアのうち、エンジンの消火作業をしていた左側は最前方1カ所、右側は全5カ所のドアが開かれた。
しかし、乗客の証言や、乗客が撮影した映像によると、右側最後部のシューターは風になびいてしまい、脱出に使えなかった。
羽田空港にある東京航空地方気象台によると、事故が起きた前後の27日午後0時半~1時の風は9・2~10・8メートルで、展開には問題のない範囲だった。
シューターを膨らませるためのガスの圧力が不足していたか、シューターに傷が入るなどして十分に膨らまなかった可能性がある。
乗客は302人で、全338席の客室はほぼ満席。大韓航空は「使用できない状態だったことは把握しているが、原因は確認中」としている。(共同)
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