愛するが故に無理矢理…… Part4at EROPARO
愛するが故に無理矢理…… Part4 - 暇つぶし2ch250:名無しさん@ピンキー
10/05/23 13:52:56 oJQKyJ8g
>>245
王女はふわっふわな正統派の美少女を想定してた(外見は無印ラクスみたいなイマゲ)
そんなのが不幸に磨かれ憂愁を湛えた禁欲的な年上美女(しかも準修道女)
をあれこれ開発するわけです
ま、宮廷の序列を利用したパワハラですね
さんぴー最中もがっつくばかりで女の扱いがなってない旦那に
好きな女の優しい抱き方をレクチャーしたりすればいいと思います

251:名無しさん@ピンキー
10/05/23 14:47:28 8ySWZhI/
お嬢様と執事が人気っぽい?誰かおいしく調理してくれ

>>245
露出度が高くて装飾品がジャラっとしてる感じの
砂漠の国のお姫様をイメージしてたからエスパーかと思ったw

252:名無しさん@ピンキー
10/05/23 15:38:10 /MWgTzJd
>>250
後妻に女の扱いかたを教わり前妻の再調教にチャレンジか

253:名無しさん@ピンキー
10/05/23 18:13:34 oEXnHEiU
流れぶった切って悪いが
愛するが故に無理矢理輪姦ってあり得る?襲われる側は1人な

254:名無しさん@ピンキー
10/05/23 18:34:20 /MWgTzJd
>>253
ありじゃね?
以前好きな幼馴染の女の子に屑共をけしかけ集団レイプの被害者にして
身体にも障碍が残った女の子をお世話して元から自分に依存気味だった
その幼馴染の女の子が完全に自分に依存するよう仕向けた鬼畜な男ヤンデレさんを見掛けた

255:名無しさん@ピンキー
10/05/23 19:15:28 8ySWZhI/
>>253
状況によってはアリかと


仲の良い兄弟がいて二人とも同じ女の子を好きになったんだけど
お互いもう一人のために身を引く事は考えられない。
だったら恨みっこなしで彼女に選んでもらおうと一緒に告白するんだけど
女の子はどちらか一人を選ぶなんて出来ないと結論を出す。
納得のいかない兄弟はじゃあ一番気持ちよくさせた方と付き合ってくれと言い出して三人でベッドに…
とかそんなのを妄想した


ところで今挑戦してる女→男の話が無理やり襲うんじゃなくて
無理やり男の方から襲わせる状況に仕向ける感じになっちゃったんだけど、これはアリ?

256:名無しさん@ピンキー
10/05/23 19:59:59 XV/tknxq
>>239
実に良いシチュ

>>242
>>250
凄い萌えるな
準修道女の元奥さんは旦那をどう思ってるのか
傲慢だが自身の事が好きなのは理解してるんだろうか?
それとも自分は性欲発散の対象としか思われてないと理解してるのか

後、前妻をいびったり、いじめてたりしてたであろう連中は夜道で襲われ
この世の者ではなくなってそうだなw

>>255
まぁ、アリではないかと

257:名無しさん@ピンキー
10/05/23 20:56:38 gVByv9xe
色々な妄想が見れて脳内物質が活性化するな、素晴らしい。
>>253
自分も兄弟とか双子とか、同一性や結びつきの強い同士ならありえると思う。
相手は半分自分みたいなもん、という感覚で。
それ以外だったらちょっと難しいかな?

>>255
ありだと思います。
それでも愛するが故に・・のタイトルには準拠していると思います。
wktkでまってます。

258:名無しさん@ピンキー
10/05/23 21:28:03 htE/qLJq
雑談の流れをぶった切るが投下させて頂く!

注意事項
・エロまでがやたら長い、全体も長い、そしてくどい
・そしてエロも大してエロくない
・似非歴史小説というか似非時代小説っぽい?
・一応身分差モノのつもりだけどそうは見えないかもしれない
・女の性格が若干アレかもしれない

気に入らなかったら「最果ての国の女狐」でNG入れてください。
途中で切れたらバーボン入りしているので続きはまた明日。
それでは行きます。


259:最果ての国の女狐
10/05/23 21:30:05 htE/qLJq
静かに打ち寄せる波の音が、遠く離れたこの地まで届くことはない。
確かにハンス港はアーダット侯爵家の領地内にある。
だが、侯爵家の城から港までは駿馬を飛ばしても半日は掛かる距離にある。
延々と繰り返される細波(さざなみ)の声は、彼のうちにしか聞こえていなかった。
「ジルス様、『最果ての国』からの船が港に到着したとの報せがありました」
「そうか……。1ヶ月、随分遅れたな」
「最近、東では空も海も荒れ狂っているそうです。
 航海の安全のために出発を3週間延ばしたものの、
 結局は嵐に揉まれ更に1週間の遅れが出たと。
 ただし、交易品には傷ひとつ付けていないから安心してほしい、とのことです」
「……その言い草は、父親の方か、それとも娘か?」
「娘の方です、今回もユザンス家の次男は同乗していないそうです」
侯爵家に代々使えている老執事からの報告を聞き終えてから、ジルスと呼ばれた青年は、樫の木の机から窓へと目線を移す。
硝子張りの大きな窓から、いつでも美しく整備されている庭園は一望できるけれども、青い海など見えるはずがなかった。


「そんなこと言うならあなたもあの嵐に遭ってみればいいのよ、ジル。
 あの嵐で商品を守り通せたのは奇跡に近いんだから」
「その代わり、商品の数はいつもの半分以下。
 これじゃあ王都には運べないな、父上も陛下も楽しみにしておられるというのに」
「お偉いさん方の事情なんて知ったこっちゃないわ」
栄えある侯爵家の御曹司に食って掛かる、見慣れぬ「色」の娘。
帆は裂け、柱も何本か折れた、正に満身創痍の船。
東で起きた荒波がいかに激しいものであったかを見る者全てに生々しく伝えている。
最早修復は不可能であろうその船から、積み荷を運び出す男たちの群に、彼女は混ざっていた。
「今回もケリー・ユザンスは来なかったのか、サナ」
「こっちでの商売はしばらく私に任せるってさ。
 殿様の機嫌がようやく好くなりそうだって、父さん喜んでいたから」
沙那と呼ばれた少女は、さも自分のことのように嬉しそうに、長い緑の髪を揺らした。
沙那・ユザンスはここより遙か東の彼方にある『最果ての国』の生まれだ。
しかし、彼女の父親のケリー・ユザンスは、アーダット侯爵領で随一の商家・ユザンス家の出身である。
家督こそ継げないが、それ故に自由に動けた才覚のある彼が、新規開拓と称して宛てもなく船出したのが今からおよそ20年前のこと。
航海の末に死んだと思われた彼が、再びハンスの港に現れたのは、4年前とまだ記憶に新しい。
彼の横から片時も離れない、背の低い緑髪の少女は、見る者全てに鮮烈な印象を与えた。
アーダット領で、いや西の国々の誰にもない緑の髪は、東の国々の人たちが持つ身体的特徴のひとつだ。
金や銀、茶に赤など、個々人異なる髪を持つ西の人に対し、
『最果ての国』を初めとした東の国の人たちは、全員が緑の髪を持っているらしい。
さらに付け加えれば、彼らは皆、黒曜石のように黒い瞳をその目に宿しているという。
しかし、沙那の場合、それは当てはまらない。
彼女は蜜をほんの少し煮詰めたような色の瞳をしていて、それは父ケリー・ユザンスの瞳とほとんど同じ色だったからだ。
「君はまだ17歳だろう?しかも女性だ。
 君にここでの商売の全てを任せるなんて、ケリーは何を考えているんだ」
「あーら、私の国のこと、知りません?
 私の国ではね、13、4も過ぎればもう大人なのよ?
 私みたいなのなんて、全然珍しくないんだから」
小さな沙那の両腕いっぱいに抱えられていた積み荷が、同乗していた船員の手に引き取られる。
彼は紛うこと無き東の人だ。そして西の言葉はまるで分からないらしい。
沙那がアーダットの人間と商売の話をしていると勘違いしたのだろう。
日に焼け、鍛えられ黒光りする太ましい腕に、積み荷は軽々と持ち上げられ、近くの市場へと運ばれていく。
「あー、ちょっと……私が運びたかったのに」
「何が入ってたんだ?」
「金細工の髪飾りよ。金を細く延ばして重ねた逸品でね、
 素晴らしいものよ、お金があれば私が欲しいくらい。
 だけど壊れやすいから私が運んでいたの」
「……君が運ぶと逆に壊れそうだけれど」
「何か言いましたかしら、ジルス・アーダット次期侯爵さま?」

260:名無しさん@ピンキー
10/05/23 21:32:54 htE/qLJq
にーっこりと微笑みを湛える沙那であったが、その声には茨のような棘がいくつも刺さっている。
ジルスは首を軽く横に振った。父親がこの国の生まれであるとは言え、彼女の気質は『最果ての国』人そのものである。
相手が貴族だろうが何だろうが、その姿勢を崩すことは一切ない。
そんな彼女と話していると、時々違和感がふっと現れる。
そしてすぐに消える。何故だろうか。
年齢にしては背が低いからか。緑の髪に蜜色の瞳、その組み合わせがおかしいからだろうか。

西の国の貴族は、いくつも屋敷を持っている。
もちろん本邸は領地内のあるべき場所にあり、それは豪奢な佇まいをしているものだ。
その他の屋敷、つまり別邸なるものをどこに置くかは、その家の性格に任されている。
アーダット侯爵家の別邸のひとつは、ハンスの港からそう離れていないところにあった。
「窮屈そうだね、何度目だっけ?」
「6かいめ……、だけど、慣れない……」
その屋敷への招待を受けた沙那は、先日の威勢のいい態度はどこへ行ったのか、落ちそうなくらい柔らかい椅子の上で縮こまっていた。
テーブルを挟んで向かい側に座るジルスは、至って平静であった。
無駄などひとつもない、流麗な動作でティーカップを持ち、紅茶を飲み、時折焼菓子を摘む。
対しての沙那は、紅茶を飲むにしたって一苦労だ。
この広い客間にメイドが一人もいないのが唯一の救いだった。
「大福が食べたいよぅ……」
「ダイフク?君の国の菓子か?」
「聞けば分かるでしょ」
「美味しいなら是非、僕も食べてみたいな」
「運んでいる最中に腐るから却下」
香り高い紅茶を一口啜ってから、沙那は山盛りのクッキーにようやく手を付けた。
さくさくとした食感が楽しくはあるが、彼女にとっての菓子とは、大福や団子などを指す言葉である。
「ここで作ることは出来ない?」
「小豆がないならまず無理よ。大体、料理はあまり得意じゃありません」
「そんなことはメイドにでも任せればいいだろう」
「……お気楽ですこと。
 それで、本題は何なの?」
完全に熟れる前のオレンジの果実。その色にも彼女の瞳は似ている。白い肌の上にはそばかすが浮いていた。
対するジルスはプラチナブロンドに紫の瞳と、まあ西の貴族らしい色をしている。
昔から変わらずのその容姿で、穏やかな気質を持ち、更に聡明と来たものだから、彼は領民に人気があった。
何せ、ケリー・ユザンスとその娘、沙那の話を受け、『最果ての国』との交易を決断し、父侯をも説き伏せたのは彼なのだ。
そのおかげでアーダットは益々の発展を見せている。
最近、金持ちの間には、かの国の大胆な色遣いを用いた絵の収集が流行となっているが、そのきっかけ作ったのも彼と言っても過言ではないだろう。
「君の船のことだ。あれではもう航行は無理だろう」
「何だ、商談じゃないのね。
 船のことなら気にしなくていいわ。
 商品が傷つくことなくここに到着出来て、それだけで運が良かったもの」
「……帰らないのか?」
考える間もなく、反射的に返したその言葉に、希望のようなものが混じるのは仕方のないことだろう。
解せない行動もする彼女のこと、すぐに落胆することとは分かっていても。
「帰るわよ。船ならもう造船所に頼んでおいたから、心配はないわ」
「その金はどこから出すんだ?
 いくら商家とは言え、そう気軽に買えるものでもないだろう?本家に頼んだのか?」
「……見ての通り、私は東の人間。
 父さんがいればその手も使えただろうけど、私だけじゃ交渉に何年かかるか分からないわ」
大体本家には、私が父さんの子供だと認めない一派もあるらしいしねー。
沙那は笑顔で好ましくない事実を吐きつつ、紅茶をまた一口含んだ。口腔内で転がして遊ぶ。
「……当てがないなら、アーダット侯爵家が負担する。今日はその話で君を呼んだんだ」
口の中で転がる紅茶、行く先も知らず転がる話。
生まれつきの商人たる彼女に翻弄されながらも、ジルスはようやく本題までたどり着く。
「とても、お優しいのね、侯爵様」
「君たち親子の商家がここで貿易を始めて、領内は更に栄えた。その礼がしたい」
「だけどお生憎様、あなたの手を取らずとも、間に合っていますので」
一瞬。それは僅かな間だ。しかしその間、確実に、ジルスの頭は白に染まった。
「…………どうするつもりだ?」
彼のプラチナブロンドは、それは素晴らしく輝いていたが、今この時に限っては、紫の瞳の方が鋭く光っていた。
雨露に濡れる菖蒲よりも輝く紫。素直に綺麗だと思う。

261:最果ての国の女狐
10/05/23 21:34:47 htE/qLJq
「古風な手段よ。お輿入れ。
 少し生き遅れている身だけれど、商売が上手く行っているものだからね、嫁の貰い手はあるのよ。
 私は一人娘だから、家の商売と一緒に私も貰ってくれて、その上大金持ちの殿方って言うのはそこそこにはいるのよ?」
輿入れ。生き遅れ。どこの言葉だ。
この言葉は聞き取れた。嫁。言葉の意味が後からついてくる。
「跡継ぎを作らなくちゃいけないから、しばらくはここに来れなくなるね。
 その間は父さんと旦那にやってもらうことになるから、その時は」
「駄目だッ!」
次がれるはずの言葉は、それよりも大きな声に遮られた。
自分よりも3つも年上の男が、燃える瞳で自らを見下している。
先ほどまでは、どこまでも優雅であったのに。
いや、この男は怒っていても優雅であり、貴族然としている。
「何をそんなに怒っているの、あなたの問題じゃないでしょう」
ここは彼の領域なのに、今平静を保っているのが、異邦人である自分であるという事実に、沙那はおかしくなる。
この男が恋慕のようなものを自分に向けていることは、前々から何となく気づいていた。
それを利用したことも何度かある。
自らの立場を客観的に正確に理解しているならば、そんな感情を抱くことすら間違いと分かるはずだろうに。
年上なのに、甘い感情を持ち合わせている彼が少しだけ羨ましかった。
「君は、僕の……!」
「あなたの気持ちなんて知るわけないでしょ、ジル?」
沙那はジルスをわざと愛称で呼んだ。
領民ですらない、ただの異邦人に、こう呼ばせること自体がおかしいのだ。
あざ笑う商人の瞳は、夕焼けの色にも似ている。
それはそれは、残酷な色であった。
笑みにより細められた目の中にその色を見た時、ジルスの中の何かが切れた。


「だったら、教えてあげるよ……」
その声音は、いつもより低かった。異様なまでに低かった。
それを聴いたから、沙那は自分が失態を犯したことに気づけた。……ようやく。
さりとて、それで冷静さを失う彼女ではない。
「……本題が終わったのなら、帰らせてもらいます。
 他の取引が残っているから」
沙那は立ち上がる。作法などまるで気にせず、足で蹴るように椅子を退かすと、
そのままジルスの顔も見ずに踵を返し、まっすぐに扉に向かおうとした。
だが、たった2、3歩歩いただけで、その腕をジルスに掴まれてしまう。
無言で振り払おうとしても、掴む力が強いし痛い。
「……離して」
「嫌だ」
「子どもみたいねェ、私よりも年上の癖して」
「何とでも言えばいい。
 ……そうだ、船の件をアーダット家に一任するなら、離してやる」
少し、考える。悪い話ではないように聞こえる。
事実、また彼を利用してそういう方向へ仕向けようと考えもした。
だけど、最終的には別の手段を選んだ。それを曲げるつもりはない。
「お断りするわ、離して」
「……仕方ないな」
何が仕方ないのか。純粋な疑問だが答えないだろう。
ジルスは掴んだ腕を勢いよく引いた。
口は減らないが非力な異国の少女は、抵抗する間もなく彼の胸へと引き寄せられる。
沙那の身体を軽々と抱え、彼は奥の続き間へと向かった。

262:最果ての国の女狐
10/05/23 21:36:08 htE/qLJq
続き間は寝室となっていた。
さすが侯爵家、寝室と一口に言うが、沙那が滞在しているホテルの1室よりも2倍は広い。
そんなことを考えている場合ではなかった。
白いベッドの上に、些か乱暴に叩きつけられる。
全身が跳ね飛ぶような寝具など故郷にはないなと考えるが、そういう余裕も本来はないはずだ。
身体の大きな異国の人間に、組み敷かれている状況ならば。
「私は商人だけれど、身体は安く売らないわよ」
「……いくらなら売るんだ」
「そうねぇ、せめて……」
大粒の金剛石がたくさん買えるくらい、と嘯こうとしたところで唇を塞がれた。
ほとんど同時にジルスの舌が沙那の口腔内に侵入する。
歯茎をなぞり、歯列をなぞり、そして自らの舌がなぞられる。
なぞる、と言うよりは絡まれる、と表現した方が正しいか。
舌から伝えられる感覚が、存外に苦しくて、彼の舌から逃れようと抵抗するも、無意味に等しかった。
深く激しい口づけで相手の余力を奪いつつ、ジルスは沙那の上着を脱がせにかかる。
沙那は普段から、商売服と称して『最果ての国』の衣装を着用していた。
その方が売れ行きがよくなるのだという。
しかし今回ばかりはそれが災いした。釦もついていないかの国の衣装は、少しずらすだけですぐに柔肌が露わとなる。
腰に巻かれた青い帯を緩め解くと、ジルスはようやく沙那の唇から離れた。
沙那の息は乱れに乱れ、口からは透明の唾液がだらしなく垂れる。
ジルスの口からも同じく細い銀糸が流れている。
まだ高い日の陽光の下で、それは酷く卑猥に煌めいていた。
沙那の頬は紅潮を始めていたが、目にはまだ力が残っているようだった。
「ふふ……こんな、こと、して……楽しい、の?」
……憎らしいことに、口もまだ達者である。
彼は答えず、今度は彼女の首筋に唇を寄せ、吸いついた。
赤く跡が残るほど吸いつかれては、叩き口も出ない。
はだけた胸に実る丸い乳房を掴まれ、乱暴にこね回されては、軽口の代わりに喘ぐ声が漏れる。
自らの手の中で自在に形を変える白い胸を、面白そうに絶えずいじりながら、ジルスが言う。
「君の方こそ、楽しそうだけれど?」
「た、たのしくなんか、なぁッ、あぅっ」
「ほら、ここが硬くなってきたけれど?楽しくないの?」
「だれが、たの……ッ、やぁっ!」
丸い実の中心で硬さを増していく赤い蕾を、彼は指先で弾く。
それから人差し指と中指で摘んで、引いて、少しだけねじる。
少しずつ強まっていく刺激を、沙那はただただ受けるしかなかった。
やがて、首筋から下へと下りてきたジルスの濡れた唇が、硬く膨らんだ胸の蕾を吸った時、沙那は耐えきれずに声を上げた。
「ああっ、やっ、やめ……」
先ほどまではまだ残っていた余裕が、沙那の顔から完全に消え去る。
真っ赤に頬を染めて、苦痛に顔を歪める今の沙那は、若手の商人などではなく、
官能の味を知り始めた只の女に過ぎなかった。
ジルスは引き続き沙那の乳房を吸い、舌で押し込み、時に甘く噛んで快楽を与えていたが、
先ほど出した喘ぎ声を屈辱と感じたのか、沙那は下唇を噛んで無理矢理に注がれる刺激に抗っていた。
右手でくびれた部分を撫でようが、下腹をさすろうが、ぴくりと反応するだけで意地でも声を上げようとしない。
だから、性急であると自覚はしつつ、彼女の秘された場所を探るしかなかった。

263:最果ての国の女狐
10/05/23 21:37:13 htE/qLJq
彼女の服を脱がせた際、せめてもの慰めということで下半身の下着だけは残していたが、どうせ脱がすので無意味だった。
それでも最後の砦が崩されるのを沙那は黙っては見ていなかった。
下着に手が掛かったのを察知すると、最後に残された力で必死に身を捩る。
が、体格からして違う男に押さえ込まれる。無駄な抵抗、それ以上でもそれ以下でもない。
それでも男の嗜虐心というのは煽られるものだ。
犯される寸前の屈辱に満ち、涙すら浮かべる沙那を見て、ジルスは微笑した。
力のない瞳で自らを見返す沙那の耳に、低い声音でそっと囁く。
「少し慣らしてから、よくしてあげるよ」
沙那は顔を背けたが、ジルスは構わずに行為を続ける。
何もかも取り払われた彼女の秘所に、人差し指を挿し入れる。
そこはしっとりと濡れ始めていたが、男を受け入れるにはまだ足りない。
まだ指1本だがきゅうきゅうと締め付けて離そうとしない柔らかな肉壁を擦ってやると、
沙那もさすがに耐えられなかった。
「あっ、ゃん、やめて、だめぇ……っ」
「こんなことで音を上げていいのかな、サナ」
一度入り口に戻って、てらてらと光る肉豆を摘むと、沙那の声は一層高まった。
抜いて、挿して、強弱をつけながら擦り上げる。
いやいやと拒絶の意を身体全体を使い沙那は示したが、しかしそこだけは本能に忠実であった。
「……もう1本で我慢出来なくなったの?」
「そんな、ことは」
「じゃあ、2本でもいけるね?」
彼女自身に何を訊いても、虚実しか返ってこない。
だから彼女に訪ねても意味がない。
自分勝手な理屈を信じ込み、今度は人差し指と中指を同時にねじ込む。
一瞬だけ、沙那の呼吸が止まったが、何ら問題はない。
むしろ、彼女の秘所は濡れに濡れ、もうこれだけじゃ足りないと哀願している。
二つの指をばらばらに動かし、ぐちょぐちょと淫猥な水音を立てる彼女の中を更にかき混ぜる。
ジルス自身の限界も近づいてきていた。


ベッドの下に脱ぎ落とされた男女の衣類。
何も纏ってはいない自らの身体。同じ状態の男の身体。
口を、首を、胸を、そして、誰も触れたことのない場所を散々いじり回されて、沙那にはもう何かを考える余裕など残っていなかった。
自らの奥が融けるように熱くなっているのを感じる。
そことほど近い場所にある臀部は水浸しになっていて冷たい。
熱いのに冷たい。ちぐはぐな気がした。
もしかすると、航海中の嵐の時よりも酷い目に遭っているのかもしれない……。
しかし、彼女にとっての「嵐」はこれからが本番だった。

痛いほどにそそり勃つそれを、沙那は見ていなかった。
経験のない彼女には、それが自分と何の関係があるのか分からなかったのかもしれない。
この時点でほとんど呆然としていた彼女を現実に戻したのは破瓜の痛みだった。
「……や、いやッ、痛い!」
ジルスの"準備"の間は攻撃が止み、沙那は多少の体力を戻していた。
それを振り絞って再度の抵抗を図るが、何度やっても無駄は無駄。
熱い異物がじわじわと時間を掛けて、自らの内へと侵攻していく様は、恐怖でしかなかった。
同時に感じる痛み。平行して襲い来る未知なる感覚。
どうしても逃れたくて身体を捻れば逆に深く突き刺さる。
更に余力を奪いに来るジルスの唇に自らの唇を塞がれ、絡まれ、吸い尽くされた。
商才に恵まれる異国の少女は、呪いの贄のように身を貪られるしかなかったのだ。


264:最果ての国の女狐
10/05/23 21:37:49 htE/qLJq
沙那の最奥まで自らを差し込んだジルスは、しばし停まっても痛がり続ける沙那を哀れんだ目で見ていた。
ただの島国の娘の癖に、辺境に住む娘の癖に、逆らうから悪いのだ。自分から去ろうとするから悪いのだ。
自分と彼女の結合部から、愛液に混じって赤い液体が滴り落ちているのを見て、彼は内心ほくそ笑む。
彼女から全てを奪ってやった。奪うだけ奪って、もう返してやらない。
そんな思いで彼は再び動き始める。
沙那がうめき声を上げるが、意に介さない。
痛いならば痛がるがいい。気にせずに彼は腰を打つ。
「もう、だめ……ぇっ、ゆる、して……」
沙那は涙ながらに許しを請うが、ジルスの耳には届かない。
彼女の中はとろとろに溶けきっていた。それでいて、ジルス自身に食いついて離さない。
ただ激しくなっていくばかりの動きに、彼女の視界には白い靄がかかり始めていた。
やがて、彼女の中が大きく震え始めた。
彼女が上り詰める間際に、ジルスはより深くより鋭く入り込む。
「ジル……ッ!」
ジルスの愛称を呼んで、沙那は果てた。
同時にジルスも彼女の中に自らの欲望全てをそそぎ込む。
最奥に余すことなく解き放つと、彼は沙那の中から自らを抜き出した。
激しい行為の末に上気した肌は薄紅に染まり、首筋から胸に掛けて赤い花がいくつも咲き乱れていた。
緑の髪は額に張り付き、目尻からはまだ涙が流れ出ていた。
「サナ……」
優しく名を呼んでも返事はなく、せめてもの報いと涙を指で掬い上げる。
今は眠りにつく彼女を、他の男に譲るつもりはなかった。
たとえ、彼女の気持ちがこちらへは向いていなくとも。

265:名無しさん@ピンキー
10/05/23 21:38:36 htE/qLJq
以上です。
長いし、あんまりエロが上手く書けてなくてサーセン
お目汚し失礼しました。

266:名無しさん@ピンキー
10/05/23 21:58:46 oJQKyJ8g
GJ!続きが気になります。
沙那嬢が求婚おkするまで監禁凌辱なヤンデレルートに行くのか
女狐だけにあっさりバイバイルパーンされてしまうのかww


>>249
そうですレズ寄りの両刀
王妃マルゴちっくに実兄と近親相姦的な黒歴史とかあってもいいな
んでそのせいで深層意識で男嫌い→レズ寄りに走ったとか

>>255
前妻は幼少期の大公の好きな娘苛めがトラウマになってて、
旦那に近づかれるだけで怯えて怖がる感じがいいな
あとリリーみたく、身分違いetcの引け目で
素直に寵愛を享受できないというのもアリか
大公は身分柄、女に優しくしたり下手に出たり甘やかす事を知らないので、
愛情が相手に通じない
嫌がって泣かれると自棄になって苛めっ子モード入る(その後一人で落ち込む)タイプとか萌える

267:名無しさん@ピンキー
10/05/23 22:07:37 FfqPuKYk
>>243
続きをだな

268:名無しさん@ピンキー
10/05/23 22:08:25 oEXnHEiU
>>265
GJ!気が強い女の子美味しいです。
一応ルールにもあるので続くのか終わるのか、はっきり最後に書いて欲しい。

>>254
>>255
>>257
なるほど、やっぱり輪姦は難しいな。ちょっと妙案ないか考えてみる…
でもメインの女の子を回しまくるのは可哀想かw

269:名無しさん@ピンキー
10/05/23 22:09:59 CUYx3nBC
>嫌がって泣かれると自棄になって苛めっ子モード入る(その後一人で落ち込む)タイプとか萌える

なにこれ超萌える
愛情の伝え方が分からないとかいいよね
そんで無理矢理→さらに怯えられ…のドツボにハマるとw

270:265
10/05/23 22:32:56 htE/qLJq
>>268
ああごめんなさい
構想はあるので続きます。
ですがお届けは結構先になるかと思います
どんな結末にしようか悩んでたんだ

271:名無しさん@ピンキー
10/05/23 23:25:19 XV/tknxq
>>266
>前妻は幼少期の大公の好きな娘苛めがトラウマになってて、
>旦那に近づかれるだけで怯えて怖がる感じがいいな

>大公は身分柄、女に優しくしたり下手に出たり甘やかす事を知らないので、
>愛情が相手に通じない
>嫌がって泣かれると自棄になって苛めっ子モード入る(その後一人で落ち込む)タイプとか萌える

やべぇマジ萌える
好きな女の子を苛めちゃうのは浪漫だね
女の子がおとなしい娘だと尚良い

しかも元々ナチュラルに男尊女卑的思考でドS
かといって普通に仲がよくて穏やかな男女関係にも憧れてるが
女を屈服させ従属させる事知らないので、酷い事した後満足しつつorzってなるんですね、わかります。

>>268
男のヤンデレなスレに行けば良い手本があるかもかも

272:名無しさん@ピンキー
10/05/23 23:41:33 gVByv9xe
>>265
GGJ!
いいね、厳しく生きてきた商売人の娘って感じがする。
まだ若いのに現実的で打算まで持っているのはその証拠だよね
それだけ甘やかされずに一生懸命生きてきたってことだろう。
多少「あれ」な性格の部分もちょっと気を張って大人ぶってる感じがして逆にいいな。
ジルのちょっと貴族の坊ちゃん的な性格とヤンデレ具合もツボ!

この後の展開に期待!



273:名無しさん@ピンキー
10/05/23 23:50:48 oEXnHEiU
>>270
首を長くして続き待ってます。

>>271
ありがとう、しかし「愛するが故に無理矢理」で成立する回し方を思い着いてしまった。
でもこれ話の終局に近付かなければ使えん…かなり先になるがいずれ回させて貰うw


輪姦使えなくなったからまた凌辱ネタ探さなければ…

274:名無しさん@ピンキー
10/05/24 01:57:57 s7biUMU3
なんかレスが多いから投下されたとのかとwktkしてスレ開いたら
妄想全開のレスばっかりでお前ら…いいぞもっとやれとか思ってたら
投下もキテルー なにこのすれwwwもう大好きだ!

>>265
ちょっと蓮っ葉な感じがかわいくていいじゃまいかw
GJ! 続きも待ってるぜー

275:名無しさん@ピンキー
10/05/24 08:31:06 2z+fYNPZ
>>258-265
投下乙
このボンボンが怒って言いなりにならない女を手籠めに感がたまらん

>>270
次回の投下楽しみにしてます。

276:名無しさん@ピンキー
10/05/24 09:20:37 +Bybn3Mg
また晒しか
>>271
よそのスレに誘導するな馬鹿が
糞スレ住人を送り込まれては迷惑

277:名無しさん@ピンキー
10/05/24 09:34:23 BvA9zTfT
>・他人に注意をするときは、丁寧な言葉遣いを心がけましょう。

このスレを糞スレと称するあたり、粘着君か何かかな

278:名無しさん@ピンキー
10/05/24 14:11:49 D/EVFMVQ
実際に読んでみたい妄想がおおすぐる。

逆レイプの場合はどういう手段をもちいるかが難しいな。
力では敵わないから、
油断させて拘束具や布でベッドに縛る、薬を盛る、
権力や立場を盾にとる等のテクニカルが必要だな。

そんなことを一生懸命考えて遂行しようとする女かわゆす

279:名無しさん@ピンキー
10/05/24 16:27:59 qZB7HmY3
>>278
男性側の心理を利用するのもありだな。

男の子が弱気で、それを知っていて襲い、拒めなくさせたり
自らの服を破って迫り、拒否したら襲われたと証言するぞ、と脅迫したり
相手と親しくて(幼なじみ等)、拒否したら気まずくなる空気を作るとか…。


二番目のはビッチだなww

280:名無しさん@ピンキー
10/05/24 17:31:45 D/EVFMVQ
>>279
二番目をビッチじゃなくしてみた。
お嬢様と執事等の上下関係パターン

やめて下さい、と女をどけようとする男。
ビリッ
「に、逃げようとしたら大声あげるからね、
お、お前に襲われたっていうんだからっ!
お父様にいいつけるんだからっ!そうしたらもうお前、ここにいられなくなるわっ
下手したら剣士の叔父様に、こっ殺されちゃうんだから!
だから、に、逃げないで‥‥っ」

と半泣きで言われたら萌える。
絶対そんなことしないくせに脅迫するっていう。

281:名無しさん@ピンキー
10/05/24 18:20:52 hOgPN19c
>>277
特に粘着じゃなくてもこのスレ基本的に嫌われてるよ
276を擁護するつもりはないが
確かに他スレ晒しみたいなことは一切やめたほうがいいと思う

282:名無しさん@ピンキー
10/05/24 19:41:05 uLKjpKv5
>>1に他スレSS紹介禁止+誘導禁止も入れた方がいいのでは?

283:名無しさん@ピンキー
10/05/24 19:58:00 wQyn/aZb
あからさまに『紹介誘導禁止!』ではなく
『誘導スレ名はヒントに止める方向で
※別スレの名前を出すのはマナー違反』
くらいでいいんじゃないかね?
ガチガチのテンプレをつくると後で後悔する事になるかもしれない

284:名無しさん@ピンキー
10/05/24 20:45:40 7GTrNBGz
>>278
ヤンデレと介護萌えがマイブームだった時に書こうとした事があるなぁ>逆レイプ
亡姉のダンナ兼上官(年齢差20近い)を子供の頃から恋慕してた女士官が
義兄の戦死は必至な外征が決まって抑制がキれ、酒に薬混ぜて意識失わせ、
別荘に監禁してベッドに縛りつけて半ば薬で勃たせて上に乗っかる。
女はかつて義兄の為に偉いさんに身を売ったことがあり、
処女ではないが経験は乏しい。
大好きだった義兄を傷つけて憎まれる行為を
続ける精神的負担に耐えきれず
女は自らも薬物を摂取し壊れていく。
義兄はストックホルム症候群&薬物作用もあってそんな義妹を嫌いきれない…みたいな

285:名無しさん@ピンキー
10/05/24 20:51:32 k7qLvFkt
>>284
何それ読みたい

286:名無しさん@ピンキー
10/05/24 22:04:14 qZB7HmY3
>>280
それで、拙い前戯も終わり、いよいよ挿入の時に、女が処女で破瓜の痛みに悶え苦しみ、苦痛に歪ませた脂汗ダラダラの顔を男に向けて、気持ちいい?と涙目で言われたら更に萌える。

287:名無しさん@ピンキー
10/05/25 00:08:06 5dFrClpd
>>241を拾って即興で書いてみた、後悔はしていない。


「良いですか、私はまだ伯爵家の一員なのです。
 本来ならば貴方がそのような口聞きをするのも許されぬことなのですよ」
「……くっ、うぅっ、お、おじょうさま」
「お黙りなさい。発言を許した覚えはありません」
「で、ですが」
「お黙りなさいと言っているでしょう!」
右手に握られた堅い扇で、胸を強く打たれる。深窓の令嬢の腕力などたかが知れている。大した痛みはない。
むしろ、痛みを感じているのは彼女の方だろう。
上擦った声。涙で潤んだ翠玉は月光に照らされ妖しく光る。だがそれは悲しい光だった。

麗しき一族に生まれれば、それ相応に麗しく在り続けなければならない。それが貴族の運命。
自らに見合った相手と契りを交わし、血と伝統を未来へと伝える子孫を残す。古今東西変わらず綿々と紡がれてきた貴族の務めだ。
一度汚れてしまったのならば、輝きは二度と戻らない。
そうは分かっていても、密かに心寄せていた者と何もなく今生の別れとなるのは嫌だった。
親に見定められた相手が、誉れ高い血の伝え手とは言え、醜男だというのも、彼女をこのような行動に走られた原因の一つかもしれない。

誰にも悟られぬよう、部屋を出るのは案外容易いことだった。自室から彼の部屋までの道筋は何度も何度も確認した。
昨夜も誰にも気づかれずに扉の前まで来ることが出来た。
自らの企ては面白いように成功した。天上におわす神が今宵だけは味方してくださったのだ。
数時間前、今夜で最後になりますね、との言葉とともに振る舞った茶には遅効性の睡眠薬を仕込んでいた。
部屋に忍び込んでも、執事は気づく素振りすら見せない。間抜けなほどに熟睡していた。
それだから、細腕の令嬢でも両手両足をあっさりと縛り付けられ、拍子抜けしたほどだった。
着衣を脱ぎ、初めて頬寄せた胸板は想定していたよりも厚く、それでいて滑らかでもあった。
自室に1冊だけある本の知識を頼りに、彼の首筋を甘く噛む。
豊満とは言えない胸を押しつけると、彼は夢うつつに唸る。感じているのだと嬉しく思った。
首から下腹部へと赤い道筋を付け、やっとの思いで付いた陰茎を小さな口に含む。
伯爵家に仕える若い執事はここで目を覚ました。
ここにはいないはずのお嬢様が、あられもない姿でとんでもないものを吸おうとしている。
止めなければと腕を動かそうとするも、両手両足は既に拘束されていて、どうすることも出来ない。
ならば言葉で解決するしかないと口を開けば叩かれる。彼には何の手段も与えられていなかった。

彼女の口遣いはとても拙いものだ。いかに尊大な口調であろうと未婚の令嬢に実力はない。
ただ、ここにいるはずのない、明らかな間違いであるこの行為に、彼の身体は興奮を覚えていた。
禁断の恋は燃え上がるというが、それは情だけの話ではなく、身体にも当てはまるのかもしれない。
そうして勃ち上がった彼の陰茎を、令嬢は満足気に見下ろす。
優美に微笑みながら、グロテスクなそれを撫でる。まるで犬の毛並みを撫でるかのように。
うふふ、と微かに笑い声を漏らしつつ、彼女は膝立ちする。
「お、やめください、それはいけません」
「何故?お前は私と交わるのが嫌なの?」
「なりません、お嬢様……っああっ」
止める間もない。令嬢は天井に向かい勃つ彼の陰茎を自らの入り口へとあてがう。
そのまま躊躇いもせず腰を落とす。紙一枚の隙間さえなく二人は繋がりあったが、その身分には大きな隔たりがあった。
彼のモノを全て呑み込んでしばらく、令嬢は痛みに耐えていたが、それが引いていくのを確認すると、あくまでもゆっくりと、動き出した。
「あ、う、あぁぁあっ、お、じょう、さま……!」
「ねえ、私の中は気持ちいいかしら?」
上下に腰を振る彼女は酷く淫らで、いつもの愛らしく気高い令嬢とは何もかもが違う。
そのギャップと、熱く膨張した自身からダイレクトに伝わる快感が、彼をさらに昂ぶらせる。
「あァ、うっ、お、じょうさま!」
「…………違う。違うわ、私の名を呼びなさい!」
執事は令嬢の名を叫んだ。この世に一つしかない、誇り高く可憐な彼女の名を。
それと同時に全てが決壊していく。白く滾る液体が彼女の中に注がれる。
自らの奥に熱いモノが解き放たれたのを確認すると、令嬢はまた妖しげに微笑み、
ぐったりとベッドに沈む彼の唇に自らの唇を重ね合わせたのだった。


期待外れだったらごめん。大人しく前の話の続きを書く作業に戻るとする。

288:名無しさん@ピンキー
10/05/25 01:56:30 ZkoUKLaw
他スレ晒しは晒したほう晒されたほう、両方に荒らしがわく可能性もあるからね
スレの空気変わるのを恐れる住民もいるだろうし、せめてヒントくらいにとどめるべきだと思うね

それはそれとして>>287GJ!
「私の名を呼びなさい」に激萌えた
主従関係にあると、名前の呼び方とかも萌えポイントだよなー

上のほうの女子大生と中学生とか、性知識欠如とか、女の扱いを知らないとかいうあたりから
近所のきれいなお姉さんに思いを寄せる中学生が
勢いあまって押し倒し事に及ぼうとするものの
いざ入れようとするといまいち場所がわからず
ほだされた女子大生が導いてあげてラブラブエチーに突入
という妄想が浮かんだんだが、これはこのスレの範疇に入るんだろうか…

289:名無しさん@ピンキー
10/05/25 09:17:40 gLLzSby4
>>287
GJGJ!!気の強いお嬢様テラモエス
このままひそかに関係を重ねてくんだろうなハァハァ

>>288
挿入直前までがちゃんと「無理やり」ならおkだと思う
これまでの投下でも「エロ終えた後本当は両思いだった事に気づく」
パターンはちゃんと受け入れられてるし
それが挿入直前くらいまででもおkなんじゃね?


ところで自分も質問だが、今、版権の少年向けバトルもので
本当は両思いだけど
女は「相手は自分に気がないだろう」と思ってあきらめてる
男は相手の気持ちを知ってるけど「自分は相手に相応しくない」と思ってあきらめてる
でも男が敵に操られて女を襲っちゃう
というのを書いてるんだがこれはここに落としてもおkなのかどうかお伺いしたい
前のスレタイだった「愛あるレイプ」という言葉には当てはまるんだが
今のスレタイの「愛するがゆえに無理やり」かというとどうなんだろうと思ってしまってなあ
襲う方は自分の意思でないとスレタイ的にはダメなのかな?とふと思った

作品スレはあるんだがシチュと心理描写重視の長めのSSに耐性の無さそうなスレでな…
(カップリングのあるシチュ雑談はエロなしの場合禁止されてるくらいだ)
しかも住人の好き嫌いの激しそうなカップリングなんで荒れるような投下物は避けたいのです
ここをお借りできるならお願いしたいのだが…


290:名無しさん@ピンキー
10/05/25 09:22:49 vu0Y58Yj
>>289
別に一次オンリーというルールは無い筈
二次である旨と作品名を明記すれば良いのでは?

291:名無しさん@ピンキー
10/05/25 11:52:29 n49KhWqP
便乗して聞きたいんだけど、二次を投下する時は
作品名とキャラ名のみで大丈夫?
原作ストーリー(投下文に関係する部分)をかい摘まんだ説明
入れた方がいい?

292:名無しさん@ピンキー
10/05/25 11:54:07 ANg6u0Ld
>>287
241だけど拾ってくれてありがとう!
お嬢様のセリフの悲痛な叫びって雰囲気がたまらなく切ない

293:名無しさん@ピンキー
10/05/25 12:01:23 6zKUuL8W
>>291
元ネタ明記してる時点で、知らないけど読むなら何を見てしまおうとそりゃ本人の責任。
これから原作を読もうって人にとってその時点でネタバレになる可能性の方がまずくないか?

294:名無しさん@ピンキー
10/05/25 12:16:41 gqEBrw4x
>>288
ヒントだって結局遠まわしな晒しじゃん
迷惑かける可能性あるしだめだろ
それになんだかんだ言われるのやだしさ
妄想爆発させて自家発電オンリーでいこうぜ

295:名無しさん@ピンキー
10/05/25 12:52:00 LPTBWRG3
>>248
>>242の妄想に惹かれたので期待してる
誰か>>239のネタでも書いてくれないかなw

>>265

こういう女性も良いね

>>287

こういう無理して逆レイプは可愛くて最高ですね

>>291
ひょっとしたらこのスレで二次見かけて
元ネタの作品を見始める人も居るかもしれんし
別にあらすじはいらん気がする
作品名とキャラ名だけで良いと思う。

296:名無しさん@ピンキー
10/05/26 00:35:59 hYmE8GdM
なんというか、男でも女でも追い詰められて
感情と体のぎりぎりの場所で苦しむ姿にゾクッとする。

このスレの場合だいたい両人ともそうだからおいしさ二倍。

これはMなんでしょうかSなんでしょうか。

297:名無しさん@ピンキー
10/05/26 01:16:46 Ye8V2kcs
>>296
ドSでありドMである。

298:名無しさん@ピンキー
10/05/26 09:57:00 hYmE8GdM
なるほど、バランスがいいってことですね。

299:名無しさん@ピンキー
10/05/27 00:34:11 o8XfucWm
お前等急に大人しくなったね

300:名無しさん@ピンキー
10/05/27 00:42:26 NO5D+EIW
>>155あたりに年上のネタがあったので、遅らせばながら。

無理矢理度が低くて、もしかしたらスレチかもしれません。
しかしネタをもらったここで投下したい気持ちなので、
ご容赦を。

10レスくらいを予定。

301:年上未亡人×若者
10/05/27 00:44:08 NO5D+EIW
マグダレーネ・マリア・クローデンは呟いた。
「…どうしたものかしら」
 ほとんど囁きのようなか細い声だったが、同室の男には聞こえてしまったようだった。
「どうかなさいましたか」
「あ、…いいえ、何でも」
 平静を装って外向きの笑顔で取り繕ったが、まさにその男のことである。
 例えば今日のこの訪問だ。未亡人とはいえ一女性の館を訪ねるのに通常は、先に手紙なり使いの者を
寄越すなりして知らせるものであるし、確か以前はこの男―というより未だ若者と呼ぶべきこの人も
律儀に使いを出してきていた。
 いつからか先触れも無く訪れるようになり屋敷の者達もそれがさも当たり前かのように迎え入れ、
客人というより身内のような扱いになっている気がする。
「今回の寄付は賛同者も多く、それは喜ばしいことですが、事務処理が大変ですね」
 その心の内を知ってか知らずか、若者は精悍な顔に春風のような微笑を浮かべている。
「ええ、本当に…」
 しかもこうしてタイミング良く困っていたところに現れるものだから、追い返す訳にもいかない。
 寄付活動についてもそうだった。
 当初は亡き夫、つまり親子どころか孫ほども年の離れたマグダレーネを実家への援助を餌に強引に
結婚を迫ったクローデン男爵から引き継いだ財産が、悪質で罪深い手法で稼がれたものであるために
手元に持っておくのが忍びなく、細々と始めたものだった。
 それが今では、この若者との共同事業のようになっている。
 というよりも、賛同者のリスト、出資金、出資先といった資金の流れについては、マグダレーネには
把握できない複雑さになっており彼の手を借りないことには成り立たない。

302:年上未亡人×若者 2
10/05/27 00:45:28 NO5D+EIW
 ―どういう、つもりなのだろう。
 夫とは結婚して間もなく、公式には心臓の発作ということになっているが実のところは腹上死で、死に
別れた。ほとんど買われたも同然ではあるものの神の御許で夫婦となったからには純潔を夫に捧げ、死後
の眠りが安らかなることを祈り、寡婦として社交界への出席も遠慮していた。
 ゲオルグ・ジークムント・テオ・カルゼン・ブラッハと会ったのはそんな折、ミサに参加したとある
教会だった。マグダレーネが出資している孤児院に彼も出資したいと、それがきっかけだ。
 慈善活動は確かに富む者の嗜みとされるが、皇室とも繋がりがある侯爵家の子息として生まれ、男らしい
が粗野ではなく気品ある顔立ちを父親から、光のように明るいブロンドの髪を母親から譲り受け、これから
貴族会での活躍を約束されているような若きブラッハ子爵にとって、未亡人とはそんなに珍しいものだろう
かと思う。
「今日は、どうされましたか。何か気になることでも」
「……え?」
 いつのまにか後ろにいた子爵が、マグダレーネの机の上の書類を覗き込むような格好になっていた。その
せいでやけに距離が、近い。
「何でもありませんわ」
「そうでしょうか? マグダレーネ」
それは、距離以上に近しい呼び方だった。家族でも恋人でも無い女性の、ファーストネームは使わない。
「―子爵」
 マグダレーネはつとめて冷静に、他人行儀に彼を呼んだ。ゲオルグ・ブラッハは時々、このような近しい
名で呼んだり体や顔を寄せたり、あるいは冗談のように意味ありげな甘い睦言を囁いて、マグダレーネを
困らせることがある。だけどたいていは、こうして拒絶の意思を示せばあっさりと引いてくれるのだ。
「あなたの考えていることを、知りたいのです」
 が、今日は違った。
 服の上からでもさぞかし逞しいと分かる腕が2本、マグダレーネの横に伸ばされて、机の上に到達した。
まるで後ろから抱き込まれているような格好だ。
 どうかしたのは彼のほうだ。いったいどうして今日に限って、そう、よりによってどうして今日。
「どうやら体調が優れませんわ。書類はわたくしが整理して、また改めてご連絡いたします」 
 内心の焦りをうまく隠して、男を追い出そうとした。
 これでも彼よりも何年も長く生きているし、大抵のことは冷静に対処できる。夫の死後、慎ましやかな
寡婦の生活が送れたのも、稀に未亡人の肩書きに物珍しく寄ってくる男性をこうして追い払ってきたから
だった。

303:年上未亡人×若者 3
10/05/27 00:46:33 NO5D+EIW
「体調が? …それはいけませんね」
 声は、耳の直ぐ後ろから聞こえた。
「……あなた様はもっと、賢い方だと思っていましたわ、子爵」
 こんなことをされれば、強引に彼を切らなくてはいけない。
 輝かしい将来を嘱望される若き子爵と金で買われたような年上の未亡人との噂を、社交界に流すことは
絶対に避けなくてはならないと、それは共同で出資を始めた頃からマグダレーネが心に決めていたこと
だった。
「私は只の愚かな男です、あなたの前では…」
 篭った吐息が触れる。
 そしてぬるっとした感触が耳の後ろを辿って、マグダレーネの耳朶をなぶった。
「……っ、悪ふざけが過ぎますわ!」
 悲鳴を押し殺して椅子から立ち上がった。子爵は同時に机から片手を外したが、それでも二人の体の距離
は至近で、マグダレーネは思いがけないほど真っ直ぐで真摯な子爵の青い目を覗き込むことになった。
「お引取りを」
 その目があまりにも真っ直ぐ過ぎて心が揺れそうだったが、断固として告げた。
 それが彼の為でもある。
「嫌です」
「子爵!」
「ゲオグルと」
「あっ」
 紙の束がばさばさと落ちていく音がした。
 ……背中が、痛い。
 机の上に引き倒されたのだ。マグダレーネの両肩を子爵が抑えている。窓から入ってくる光に蔭になって
その表情は良く見えない。
「どうして、こんなことを……今日は、どうかしてますわ」
「あなたのほうこそ」
「え?」
「今日、私に会った時にあなたは少し動揺されたようでした」
「そんなこと……」
「いいえ、あなたのことは、あなたよりも私のほうが良く見ている」
 男の指がそっとマグダレーネの額に乱れた髪を払い、男らしくけれど良く整った顔を近づけてきた。
 青い目は、やはり真摯だった。少しの後ろめたさも乱れも無く、ただ信じた道を真っ直ぐに進む若者の
煌きさえあった。
 ただ、いつもは見たことも無い、熱っぽさが見えるような気がした。

304:年上未亡人×若者 4
10/05/27 00:47:22 NO5D+EIW
「あなたは、僅かに頬を赤らめ、目を逸らされた。それは初めてのことでした。私達が出会ってから初めて」
「気のせいですわ」
 くすりと男が笑った。ほとんど唇同士が触れ合って、吐息が混ざるようだった。
「マグダレーネ……」
 男は大切そうに、熱っぽく名を口に乗せた。
「私は、この日が来るのをずっと、ずっと待ちわびていました」
 唇同士が触れるか触れないかの距離に身じろぎしてマグダレーネは顔を背けたが、そうすると首筋を
差し出すことになることに直ぐに気がついた。同じような焦れったい距離で、顎から首、鎖骨の線を男
の唇が辿っていく。
「やめ……っ」
 思わず声が上擦った。
「あなたに少しずつ近づいて、少しずつ生活に入り込み」
 優しげな唇の感触とは裏腹に、男の手は強引にマグダレーネの背中側に回り、ボタンを半ば引きちぎる
ように外していく。部屋着程度のドレスを着ているためにコルセットもしていないし、ペチコートも簡素な
ものだった。
 そんなことをされれば、直ぐに全てを脱がされてしまう。
「やめて、やめて下さい、子爵…!」
「少しずつ、私が無ければ立ちいかないように」
 はたして子爵は、ドレスを一気に肩から下へと剥ぎ取った。
 そしてうって変わって丁寧な手つきで抵抗を全く気にせずに下着まで外してしまうと、マグダレーネが
隠そうとするのを許さなかった。
「そう、まるであなたの羽を少しずつ剥ぐように、あなたを私から離れないようにするように。そして
ようやくあなたは、今日」
 夫以外の男性に見られるのは初めてだった。
 子爵が身動きせずに見つめているのに耐え切れず、マグダレーネは強く目を瞑った。室内は適温に保たれて
いるのに、体温がじりじりと上がっていく。息が上手く吸えなくて、体を震わせながら細切れに吐き出した。
「……あなたは、美しい」
 子爵の視線が、焼け付くように感じた。
「今なら……、何も無かったことにも出来ますわ」
 マグダレーネは気丈に振舞った。
 確かに未亡人となってから男性と触れ合ったことは無かったが、夫となった男爵は夜の生活は熱心だった。
老齢の夫から受けた屈辱とも言えるような恥ずかしい行為を思えばこれくらいは、生娘でも無いのだから
動揺を見せてはいけない。
 子爵が笑った気配がした。
「無かったことに、ですか?」

305:年上未亡人×若者 5
10/05/27 00:48:25 NO5D+EIW
「わたくしのような女を、……一時期の遊び相手としても選んではいけませんわ」
「何も、分かっていらっしゃらない、あなたは。ほら、ここ……」
 男の長い指が、乳房の下からそっと螺旋を描くように撫でてくる。
「まだ触ってもいないのに、私に見られただけで、可愛らしく立ち上がっています」
 指は、胸の形をなぞるように何度も円を描き肌を辿るが、頂点で硬くなった赤い乳首には触れなかった。
 そう、見られているだけで。胸の先がじりじりと疼く自分の体を、マグダレーネは必死で諌めようとした。
「美しい。そして、とても、淫らだ」
 子爵の声が、まるでマグダレーネの罪を責めているように聞こえた。
 そして、子爵は突然に予想外の質問をした。 
「この体を、ご自身で慰められることもありますか?」  
 何てことを―。
 必死に唇を噛み締めて、息の乱れと動揺を押し殺した。
 子爵が言っていることが、彼の日頃からは想像もつかない淫猥な内容だったからでは無い。マグダレーネが
まさに彼から目を逸らして、隠したい内容だったからだ。
 子爵の視線が観察している。
 心臓の音が彼にまで聞こえてしまうのではないかと思えた。
「ある、のですね」
「違…っ」
 ちゅっと音を立てて初めて乳首に唇が触れた。そのままねっとりと舌が這わせられる感触がする。驚く
ほど敏感になっていたその先端への刺激のせいで、口から甘えたような声が漏れる。
 だめ―
 こんなに取り乱していては、自慰行為をしていたと認めているようなもの。
 夫の死後、女の体は教えられた通りに疼いて、眠れない夜を迎えることがある。子孫を残す為ではない、
色欲に負けて一人で慰める行いは、いつも快楽と罪の意識が共存する。
 人に知られては、生きてはいけないほどの羞恥だと思う。ましてや、この真っ直ぐな青い目で見下ろす
子爵に……
「さあ、正直に言ってください」
 ゲオルグ・ブラッハ子爵、彼のことを考えていたら思わず手が夜着を捲っていた。
 そんなことまで知られたら―。


306:年上未亡人×若者 6
10/05/27 00:49:19 NO5D+EIW
「も、もう…お許し、ください…」
 どうして、彼はどうして来てしまったのだろう。今までなら例え、仮に心の隅に少女の憧れに似たような
淡い気持ちがあったとしても、年上の未亡人と未来を嘱望される子爵として、二人の間に線を引くことが
できたのに。一人の女ではなく、一人の人間として彼と接することができたのに。
 自分の指を使って浅ましく体をまさぐって、ついに彼の名を呼んだ次の瞬間深い快感と後悔に襲われて、
子爵の輝かしい未来の汚点となることにさめざめと泣き濡れたまさに次の日に、どうしてこんなことを。
「あなたは、…泣き顔も美しい」
 瞼の涙を吸い取った子爵の唇が、頬を辿ってマグダレーネの唇を緩く啄ばむ。
 彼への最大の後ろめたさを暴かれそうになったマグダレーネの抵抗は弱々しかった。これ以上の追求を
恐れ、交換条件のように口を薄く開いて、彼を受け入れた。けれど口の中をねっとりと隅々まで探られる
行為は、性行為ととても類似していて、子爵の逞しい物にまさぐられることを想像してしまう。
 とろり…と体が蜜を零していた。


 ◇◇


 子爵は強引だが優しく丹念に、マグダレーネの体の隅々までを検分した。
 今は、机の上に仰向けになったまま脚を広げ、彼の目の前に女の割れ目を晒していた。窓からの明るい
陽の光が何も隠すことなく彼の目に映し出していることを考えると、恥ずかしくてそれだけで涙が溢れ
そうだった。
「私はずっと待ちわびていたのです。あなたが想像するよりもずっと、長いこと」
 息苦しくて喉を反らせながら、体はどろどろに溶けてしまったかのように熱く、上手く動かすことも
できなくて、子爵の意のままにされていた。
 ぴちゃ、ぴちゃ…と、はしたない水音がする。
「こうしてあなたが、体も心も開いてくれることを、ずっと…」
「も……う…」
「どうしましたか。…私が、欲しい? マグダレーネ」
 マグダレーネは乱れた髪をそのまま、緩く首を横に振っていた。
 もう分からなかった。この、苦しいまでの快楽から解き放ってくれるのなら、何をされてもいいと
思っているのに。いつもいつも男性を遠ざけていた心の習慣だけが、最後に拒否を示しているのかも
しれない。

307:年上未亡人×若者 7
10/05/27 00:50:12 NO5D+EIW
 子爵の骨ばった長い指が、マグダレーネの中を掻き回していた。緩く、浅く、深く、全てを明らかに
するように。
 とろとろと、体の中から淫蕩な液体が溢れて男を欲情させる匂いを放っている。それが子爵の指を手を
汚して、臀部や太腿を伝い机にも溢れていることは見なくても分かっていた。
「い、や……です、……もう、ぁ、あっ」
「嫌? 嘘つきですね。ほら、あなたのここから、淫靡な蜜がこんなに溢れて」
「ぁっ…ん、んぅ…!」
「私の指を締め付けている」
 子爵は膣の中をまさぐりながら、戯れのように剥き出しにされた陰核にもぬめぬめと蜜を塗して撫でて
可愛がった。そのくせ、マグダレーネが昇りつめそうになると、すっと手を引き狂わせるように焦らすの
だった。
「あなたの指とどちらがいいですか?」
「い、や……仰らないで……」
「もう、一人で為さる必要は無いのですよ。いつでも私が、咥えさせてあげますからね」
 指が子宮の入り口近くまで入り込んで、膣壁をぬるぬると刺激する。
 だめ。…もっと。力強く太い物で貫いて欲しい。
 違う、そんなことを望んでは…。
 思考が千々に乱れる。
「ここに、もっと奥まで……、ほら、欲しいでしょう」
 満たされそうで満たされない。快感が達しそうで達しない。
「さあ、言ってください。可愛くおねだりできたら、入れて差し上げます」
 子爵の優しく甘い、それでいて悪魔のように誘う声がした。 
 もう、だめ―
 喘いでいるのか言葉を紡いでいるのか、それすらも分からないまま、マグダレーネは唇を震わせた。
「お願い、です。ここに、あなたの……」
 くすりと子爵の笑みが耳に触れた後、マグダレーネの手は捕まれて、熱く脈打つ力強い子爵の半身に
触れた。
「それでは分かりませんよ。……あなたの手で、導いてください」
 子爵は、マグダレーネの手で、その子爵の今にも暴れだしそうな肉棒を入れさせようとしているのだ。
その、はしたなさに淑女の部分がまた罪の意識にさいなまれそうだった。
 けれど、もう―
 頭の中まで熱におかされたみたいに、何も考えることはできなかった。子爵に押し倒されて脚を広げた
はしたない格好のまま、じゅくじゅく蜜を垂れ流している割れ目に宛がって、腰を浮かすようにして中に
沈めていく。

308:年上未亡人×若者 8
10/05/27 00:51:20 NO5D+EIW
「ぁ、あっ……」
「そう、です。そう…」
「ぁっ…ん! 子爵、っ……ぁあ!」
 半ばほどまで到達したあとは、子爵が覆いかぶさった体をそのままに、奥まで捻じ込んだようだった。
蕩けそうに快感に堪えていたマグダレーネの体はあっけなく絶頂に達していた。
 感嘆のような苦悶のような子爵の息が、荒く聞こえる。
「夢のようです、マグダレーネ……、あなたの中は、とても善い」
「やっ、ン、…ぁ、子爵、ぁ…っ」
 子爵の分身が、体の奥までみっちりと入り込んで緩やかな振動を送り込んでくる。
 それはうっとりするほどの喜悦となって密着してる部分から、波紋のように体中に広がっていった。
「ゲオルグと、呼んで下さい」
「動かない、で……くださ……ぁ、あ、ダメ」
「どうして?」
「んぁ、……ァ、ゲオルグ…様、お願いっ…ぁ、ああっ!」
 水の泡が弾けるように、マグダレーネの体は少しの刺激で歓喜を極めていた。体の芯に熱がとぐろを
巻いて快感を絡めとり、小さく何度も爆発を繰り返している。
 勝手に体が快楽を貪って震えて、どうにもできない。子爵は優しくきつく抱きしめ、顔中に口付けを
繰り返した。
「男爵は、亡くなられて良かった」
「何、を……、ぁっ」
「あなたのこの体に触れた男がいるなどと、思うだけで……私の中の悪魔が暴れだしそうです」
「わたくしの、ことで……あなた様が、気を病むこと、など……ぁ、あっ、や」
 子爵がマグダレーネの太腿を持ち上げたせいで、腰がより密着してしまった。マグダレーネから溢れた
蜜が二人の体の間でぬめり、ぬちゃ、ぐちゃと卑猥な音を室内に響かせる。
 なんて、浅ましい―。
 夫でもない男との交合に高まってしまう体を浅ましく思った。なのに、ふしだらな体は子爵の愛撫に
過敏に反応してしまう。


309:年上未亡人×若者 9
10/05/27 00:52:36 NO5D+EIW
「あなただけです。私を狂わせて悪魔にもするのは」
「ひぁ、あっ……そのような、ぁ、ああっん」
「こうして、引き抜こうとすると、あなたの中が吸い付くように纏わりついて」
 ぎりぎりまで浅いところに留まられると、膣の中が足りない何かにひくひくと疼いた。
「奥まで入れると、押し返されるように反発するのに、襞の一つ一つが絡んでくる」
「はぁぅ、…ン、ぁ、仰らない、で……っ」
 言葉にされると本当に、マグダレーネのとろとろになった膣襞が、子爵の逞しい肉棒に触れて絡みついて
快楽を貪っているように思えた。
 子爵が普段は見せない妖しいまでの微笑みで見下ろしている。
 ああ―
 子爵の中の悪魔―は、いるのかもしれない。
 春風のように微笑む子爵しか知らなかった。
 今日は、どこまでもマグダレーネを追い詰めてくる。体を若い力強さで支配し、心の中までも深く犯されて
しまう。
 本当は、子爵との間にずっと一線を置いて接していたのは、自分のためだったとマグダレーネは思った。
 さもないと、直ぐにきっとこの魅力的な若き子爵の虜になってしまうだろうと、初めて会った時から
分かっていたのだ。
「は、ぁん、……わたくし、っぁ、ンンッ」
「いいですよ、一緒に……あなたがあまりにも魅力的過ぎて、私も持ちそうにありません」
 その意味を深く捉える間も無く、膣の中の肉棒が膨れ上がるような感触があった。
「だめ、ぁあっん、……、ぃ、……ぁっ、あっ、ああーーーーっっ!!」
「マグダ…、くっ」
 膣の奥底で子爵が吐き出した精が満ちていく。子爵と繋がってる部分から蕩けるような感覚が広がると
同時に、トグロを巻いていた熱が体の隅々まで走り回って、頭の上から外と放たれていくような気がした。
 とけて、しまいそう……。
 深く強い陶酔感に恍惚となった。

310:年上未亡人×若者 10
10/05/27 00:53:46 NO5D+EIW
 
 少し、気を失っていたのかもしれない。マグダレーネが目を開けると、子爵が額にそっと口付けを落と
して微笑んだ。
「とても、幸せです」
 果たして、これが彼にとって真実の幸せかどうか、マグダレーネは不安に捉われながらも微笑みかえ
した。が、直ぐに違和感に気づいて、目を瞬かせた。
「あ、あの……」
 マグダレーネの中には未だ子爵が存在した。しかも、その大きさも力強さは少しも損なわれていなかった。 
「まさか、一度で終わりだと思われていたのですか?」
「だって、あの…」
 一度でいいと思えるくらい内容が濃かったし体が感じすぎてくたくたなのだとは、恥ずかしくて伝え
られなかった。
「今度は、先ほどよりも長くあなたを楽しませられると思います」
「い、いえ、わたくしは、あの、もう…っ」
「恥らう姿も、愛らしい。わたしの、マグダレーネ」
 何とか止めようと身を捩り、息も絶え絶えに子爵からの愛撫を身に受けながら、マグダレーネは思った。
 これが一時の子爵の気の迷いとしても、もう少し長い快楽的な関係を考えているとしても、子供を授かる
ことは避けなければいけないし、彼の未来のためにも決して人に知られてもいけない。
 が、そのことを伝えられるのはいったい、いつになるのか……。
 




(終わり)

311:年上未亡人×若者 10
10/05/27 00:58:30 NO5D+EIW
中世~近世のヨーロッパぽい世界ですが、
宗教観とか生活習慣とかその他もろもろは
独自の文化ということでお願いします。


312:名無しさん@ピンキー
10/05/27 01:23:25 0KzU8Ko1
>>311
素晴らしすぎてうまく言葉にできん。
とりあえず萌えた!!子爵もマグダレーネも魅力的すぎる。
文章力はんぱない!超乙!!

313:名無しさん@ピンキー
10/05/27 10:05:24 vPiHZb9b
お前ら誤爆スレで暴走すんなよw
すげー邪魔なんだけど

喧嘩するなら場外乱闘いけ

314:名無しさん@ピンキー
10/05/27 17:31:56 wbBV2rtd
ひっそりと暮らしているお姫様と、彼女に忠誠を誓う騎士。
お姫様と騎士は愛し合っているんだけど、ある日お姫様の政略結婚が決まる。
お姫様は悩み抜いた末、お互いの思いを断ち切るため
その国最高といわれる超高級娼婦を身請けし、騎士と添うよう命じる。
娼婦は初めは抵抗するが、やがて騎士を愛するようになってしまう。
しかし騎士はお姫様一筋で、娼婦に振り向きもしない。
思いあまった娼婦はその手管にかけて騎士を誘惑し、ついに逆レイプする…という妄想中。



315:名無しさん@ピンキー
10/05/27 17:47:19 XTP5gwAt
すばらしすぎる!GJ!GJ!!!
清楚な女性がおねだりを強要されるのって本当にたまらん!
年上未亡人とか最高です!

316:名無しさん@ピンキー
10/05/27 19:15:56 o8XfucWm
最後に出てきた薫子の兄的立場の取り立て人の眼力はヤバいだろ
普通気付かねーよw
どんな経験を積めばあんな能力が身に付くんだ

317:名無しさん@ピンキー
10/05/27 19:16:42 o8XfucWm
あ、誤爆した

318:名無しさん@ピンキー
10/05/27 19:28:28 o8XfucWm
しかも上げてしまった…orz

319:名無しさん@ピンキー
10/05/27 22:39:10 Kiy8HCCd
<<311
GJ!!
年上未亡人ハアハア
加えて子爵のストーカー並の執着ぶりに萌える

320:名無しさん@ピンキー
10/05/27 22:41:43 X1FxPtVF
>>311
GJ!!その後何ラウンドも続けられる様を想像せざるをえない。

321:名無しさん@ピンキー
10/05/28 20:45:01 kvDYSRPd
間が空くと言いつつ、次の話まで構想が出来ているので
一気に書き上げてしまいました。

続き投下の前に、一言陳謝。
我ながら空気読まない・ネタ乞いのレスが多かったと反省…
目に余った方、申し訳ありません。
自分の意志で始めたものですので、黙って自力で完結させます。

では続きを投下します。
百合要素がありますのでNGは名前欄でお願いします。

【事前の注意事項】
・女←女
・若干残虐な描写あり

12レスほど頂きます。以下、投下します。

322:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:47:34 kvDYSRPd
翌日、客船が港に着くと二人は早々に人混みに紛れた。
身元の確認などされては強制送還を食らい兼ねない。船員の目につかないようひっそりと、街へ出た。
貿易都市ミランダ。ここは特に国が統治しているわけでもない、道を歩くと嫌でも様々な道具が目に入る、活気に溢れた商人の街。
ディアナは辺りを見回し、何よりも人の多さに驚いていた。

「こんなに人多くて大丈夫なの?そんな堂々と歩いてて大丈夫?」
「姓がばれなければ問題ない」

ロイドは知名度に反して顔はあまり知られていない。今まで普通に街の宿に泊まる事ができていたのはそのためだ。
国の行事はほとんどさぼっていたし、戦時もよほどのことがなければ自ら出向かない。
出向いたとしても、顔を見た者を生かしてはおかなかった。

「ところで、報酬って何?」
「武器の情報」
「武器?剣?」
「まぁ……」

ロイドは歯切れの悪い返事をする。隠していても、行動を共にしている限りいずればれることに変わりはない。

「二本持つの?今持ってる剣は?」
「別に、どうだっていいだろ。行くぞ」

不思議そうな顔をするディアナの問いを誤魔化すように流し、比較的人気のない場所でケルミスから剣の情報を聞き出した。
聞き出した情報によると、今日の夕刻、とある場所で曰くつきの剣が競売に掛けられるという。名は、魔剣クラウ・ソラス。
どんな隠れた事情があるのかと問い詰めると、実は既に三回ほど市場に出回り、落札者全員がその日のうちに死亡しているという話だった。
そしてその剣は、必ず持ち主の元へと戻るのだ。
思うところがあったが、ひとまず目にしてみなければ話にならない。様々な品を興味深そうに見て回るディアナに付き添い、
夕刻まで時間を潰すと、指定された会場へと足を運んだ。

「ここで競売するの……?」

赴いた先は至って普通の酒場。ディアナが訝しがるのも無理はない。
ロイドはカウンターへ近付くと、ケルミスに指示された通りの注文と、指示通りの雑談をする。
すると、酒場のマスターは自然を装い別室に二人を案内した。別室内の施錠された扉が開けられると、そこに見えるのは
地下へと続く階段。
マスターに見送られ、二人は暗闇に包まれた階段を下り競売会場へと出た。

「す、凄い人……」



323:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:49:34 kvDYSRPd
既に大勢の人間が席に着いていた。客層はおそらく、成金連中や裏社会に生きる者達。
しかし驚くべきは、客層よりも主催者。魔剣クラウ・ソラスの出品者でもある彼(か)の主催者は、ミランダで最も大きな
権力を持つ大富豪。有権者に公認された闇市場なのだから、発展するのも頷ける。
ディアナを連れて空席に座ると、間も無くして競売が始まった。
ロイドは如何にも怪しげな品が競り落とされていく様を、退屈そうに眺めていた。

「ねえ……、競売ってこんなに殺伐としてるものなの?」
「普通の競売じゃないからな」

人が多いため競争率も高く、会場は常に殺気立っていた。
この会場自体が闇取引現場であることをディアナに伝えていなかったが、何かと面倒なので黙っていた。
程無くして、目当ての品が壇上の上へ運ばれてくる。

「これより、本競売の主催者であるトマ・アドルフ氏の出品となります」

司会の声と共に魔剣クラウ・ソラスの競売が開始された。
一見、至って普通の剣。模造品である可能性も否めないが、落札者がことごとく死亡しているという事実が本物であることを
裏付ける。

「あれ?誰も入札しないの?」
「落札者が皆死亡していることを知ってるんだろう」
「ロイド、チャンスじゃない?」
「俺に死ねと?」
「あ、いや……」

剣の正体を知らないのだからディアナの反応は至極真っ当。
魔剣クラウ・ソラスがどういった剣なのか知らずに手を出すと、自分を死に至らしめることとなる。
落札者が死亡したのは当然と言えば当然なのだ。

「クラウ・ソラスは追尾の剣だ。持ち主の意志を刃に宿し、何かの拍子に敵と認識した者の命を奪う」
「何かの拍子?」
「落としてもいいし、投げてもいい。主催者が本当にあの剣を手放す意志を持たなければ、手にした者はいずれ死ぬことになる」

持ち前の剣の知識を披露してやると、ディアナは呆気に取られた表情を見せた。

「……ねえ、ロイド。あれ、初めて見るんでしょ?」
「どうした?」
「詳しいなと思って……」
「……、ケルミスに聞いたんだ」

その場凌ぎの言い訳でディアナの疑問を解消すると、間も無くして入札者なしという結果でクラウ・ソラスの競売は終えられた。
もうここには用はない。ちょうど次の出品物が運ばれて来た頃、席を立とうと肘掛けに手を付くと、ディアナに腕を掴まれ
引き止められた。



324:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:51:11 kvDYSRPd
「ちょっと待って……あれ」

晴れない表情で彼女が見つめているのは次の出品物。目を向けると、ぼろぼろの服を着た少女が競売に掛けられていた。
ここでは人身売買など特に珍しいことではない。
司会が少女の解説を進めていく。身寄りのない、比較的安全な商品だと謳っている。更には、主催者自ら『在庫』が
あると宣伝までしている。

「ねえ、あの子何?どういうこと?」
「これは闇競売だ。別に不思議な光景じゃない」
「闇競売?じゃあ、これ悪いことじゃないの?」

壇上に向かおうとするディアナを無理やり引き止め席に座らせると、ロイドは彼女を諭すような口調で話し掛ける。

「ディアナ、覚えておけ。確定的な善や悪など存在しない。存在するのは個々の観念だ。その観念から大きく外れた
信念こそがその者にとっての悪となる」
「そんなの、違う……」
「今ここに存在する『善』は定められたルールで出品物を競り落とすことだ。今面倒ごとを起こしてみろ、袋叩きに遭うぞ」
「でも……」

彼女は納得がいかない様子で少女を見つめている。その様子を窺いつつ、ロイドは尚も説得を続けた。

「おまえは間違っていない。外に出れば大多数が同じ意見を持つ。そこで初めて、今ここで行われていることが悪となる」
「…………」
「……ディアナ。おまえは何故俺と行動を共にしている?」

ディアナははっとした様子でロイドを見つめた。彼女自身、ロイドを善とは認めていないのだ。
自分の良しと思う行動が、全て善行であるとは限らない。それでも彼女はすぐに、虚ろな瞳を地に落とす少女に目を移す。
身寄りのない少女。自分の境遇と通ずるところがある彼女を放っておけないのだろう。

「……ルールに則ればいいのね」
「ディアナ……?おい、何を……」

制止の声を振り切り、ディアナは壇上へと向かった。
黒い髪を垂らし俯く少女と目を合わせ小さく微笑むと、彼女は強気な表情で主催者に顔を向けた。

「どうしました?お嬢さん」
「この子を解放して。私が代わりに貴方の奴隷になる」
「ディアナ!?」

会場からどよめきが沸き起こった。おそらくこれは、前代未聞の出来事。
主催者であるトマ・アドルフはディアナを品定めするような目でその身なりを観察し、満足そうに頷いた。


325:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:52:49 kvDYSRPd
「いいでしょう。貴女の方が質が良い。会場の皆様、勝手な都合で申し訳ございませんが、こちらの商談は破談とさせて
頂きます」

少女とディアナの交換条件を呑み、彼は声高らかに交渉の成立を宣言した。
ロイドは慌ててディアナの元へ駆け寄り、彼女を一喝する。

「ディアナ、何を考えている!」
「ロイド、この子お願い。捕まってる他の人達も助けてあげたいの」
「一人でできると思っているのか?」
「いざとなったら強行突破すればいい。お願い、私が出てくるまで待ってて」

ディアナは小声でロイドに身勝手な行動の許しを乞う。しかし許すも許すまいも、もう既に交渉は成立してしまっている。
この場で騒ぎを起こすとそれもそれで面倒な事態を引き起こし兼ねない。

「……長くは待たないからな」

ロイドがおとなしく引き下がると、ディアナは申し訳なさそうに微笑んだ。

「別れは済みましたかな?ではお嬢さん、こちらへ」

少女が壇上から降ろされ、代わりにディアナが壇上の奥へと消えていく。
ロイドは小さく舌打ちし、少女を連れてすぐに会場から抜け出した。

「おまえ、名前は」
「……ヘレナ」

年は十五前後といったところ。よほど酷い目遭わされたのか、常に周囲に怯えている。
ディアナに世話を頼まれてしまったのだから、彼女が出てくるまでヘレナの身を守ってやらなければならない。

「身の安全は保障してやる。……あいつに感謝しろよ」

ヘレナは畏縮しながらも小さく頷き、如何にも不機嫌そうなロイドの傍へ近付いた。
幸いなのは、彼女がトマの居場所を知っているということ。ロイドは彼女を連れ、緊張を少しでも解してやるために
街の中を歩き回った。
ヘレナは初めはおどおどしていたが、道端に広げられている商品に目を留めるようになると、すぐにその歩みは軽快なものに
変わった。その様子を確認し、周囲が寝静まった頃にロイドは行動を起こした。

「ヘレナ。奴の屋敷へ案内しろ」
「えっ……」

すぐに彼女の表情が曇る。戻りたくないのは当然だろう。

「行きたくない……」
「身の安全は俺が保障すると言ったはずだ。案内できないのならここに置いていく」
「…………」

ヘレナは怖気づきながらも小さく頷き、おぼつかない足取りでロイドをアドルフ邸へと導いた。


326:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:54:17 kvDYSRPd
屋敷は視界に収まらないほど大きく、警備員の姿も見られる。ロイドはヘレナを連れたまま、正面から堂々と入り口へと向かった。
すぐに数名の警備員に引き止められるが、剣が収められた鞘で彼らを殴り倒し、歩を進める。

「こ、こんなことしていいの……?」
「どう侵入しようと、遅かれ早かれ騒ぎになる。それより奴の部屋へ案内しろ」

彼女にとっても後には引けない状態となっている。怖くとも、ロイドの言われるがままに行動するしかない。
警備員を片っ端から気絶させ、ヘレナの後につく。そして連れられたのは、二階の奥の大きな扉の前。
施錠はされておらず、ドアノブを回すと扉はあっさりと開いた。様子を窺うと、彼(か)の競売主催者がベッドの上で大きな
寝息を立てていた。
ロイドは音を立てずに扉を閉め、静かに剣を抜く。ヘレナが小さな声を漏らしロイドから離れるが、構わない。

「トマ・アドルフ。目を覚ませ」

殺気立った声色で目の前の男を夢から現実へと引き戻す。
彼は寝ぼけた顔で声の主に目を向けると、途端に顔色を一変させた。

「な、何だ貴様!?一体どこから……」

喉元に剣を突きつけられていることに気付き、彼はすぐに威勢を失った。

「競売会場で金髪の女を手に入れただろう。今どこにいる?」
「そ、そんなこと、私が言うとでも……」

言い切らせるよりも早く、ロイドは剣の先を彼の肩へとずらし、何の迷いもなく突き刺した。
シーツに血が滲み、目の前の男の口から苦痛の叫びが発せられる。

「今、どこにいる?」
「わ、わかった!案内する!案内するからやめてくれ!」

剣を引くと、彼は慌てて窓際へと躍り出る。暗くて気付かなかったが、そこには一本の剣が立て掛けられていた。
トマはその剣を手にすると、ロイドへと切っ先を向けた。

「……クラウ・ソラスか」
「ああそうだ!貴様を殺すなどこの剣があれば容易いこと!」

ロイドは顔色一つ変えずに一歩前へ出る。彼は取り乱したように驚き、咄嗟に剣をロイドに向かって投げつけた。
無論、そのような行動は予測済み。ロイドは自らの刃でいとも簡単にその剣を弾き飛ばすと、彼の腹を踏みつけ再び肩へと
剣を突き刺す。

「案内しろ。五体満足でいたいならな」
「ま、待て!知らないんだ!女の管理は別の人間がしているんだ!私じゃない!」


327:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:56:12 kvDYSRPd
「別の人間?」
「カロンという男だ!姿を現さないから私は何も知らないんだ!」

影の権力者と言ったところだろう。悲痛な表情で解放を訴えているが、男の性格からして嘘である可能性もある。
切っ先に力を込め、肩を抉るように剣を捻ってやると、一際大きな苦痛の声が響き渡った。

「本当だ!信じてくれ!そ、そうだ、その剣もおまえにやる!だから助けてくれ!」
「…………」

しばらく拷問を続けてみるも、一向に口を割らない。本当に知らない可能性が高くなりつつあった。
ロイドは先程弾き飛ばしたクラウ・ソラスをちらりと見遣ると、ヘレナに声を掛けた。

「ヘレナ。その剣を取れ。ここへ持って来い」
「ひ……、あ……」

彼女は目の前の凄惨な光景にがくがくと震えている。

「……早くしろ!」

怒気を孕んだ声を発してやると、ヘレナは震えながら剣の柄を掴み、慎重にロイドへと手渡した。
ロイドはクラウ・ソラスを片手に、再び足元で震えている男に目を向ける。

「この剣をやる、と言ったな。本当か?」
「本当だ……!た、助けてくれ……」
「……そうか」

おもむろに、クラウ・ソラスを真上へと放り投げてみせる。そこはロイドの首を飛ばすことも、トマの心臓を
貫くことも可能な範囲。彼の目が恐怖に染まった。
持ち主の意志を反映するその剣は、ゆっくりと孤を描きながら地に近付く。
目の前を、剣が素通りした。そのまま切っ先をトマへと向けて落下し、クラウ・ソラスは彼の心臓を深々と貫いた。

「信用してやる」

ロイドは一言だけ言い残し、クラウ・ソラスをその手中に収めると、怯え切ったヘレナを連れて部屋を出る。
屋敷の主が知らないのだから、誰に聞いてもカロンという男の居場所は知らないだろう。

「あ、あの……、多分、地下だと思います……」

ヘレナがおずおずとロイドに話し掛ける。

「知ってるのか?」
「カロンという人も入り口も知らないです……。でもここ、地下に埋まった収容所の上に建てられているんです」

それが本当ならば彼女の言うことも一理ある。おそらく隠し通路でもあるのだろう。

「何故それを知っている?」
「私、最初清掃や雑用をさせられていたんですけど……、偶然ある部屋で設計図を見つけました」
「それはどこだ」



328:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:57:41 kvDYSRPd
設計図があるのなら、出入り口とその方角と照らし合わせおおよその位置を掴むことができる。
ロイドはヘレナを急かし、足早にその部屋へと向かった。

一方、時は数時間前。ディアナはある一室へ連れられ、監禁されていた。辺りに置かれている様々な拷問器具から、この場所が
監獄か何かであることを窺わせる。
目の前には一人の男が立っていた。中年というにはまだ早い、一見紳士的な男だった。

「あなた、誰?」
「私はカロンという者だ。この場所の管理を一任されている。トマに聞いたよ。自らこんな場所へ来るとはどういうつもりだ?
お嬢さん。」
「……あなたが捕らえている人達を解放しに来たの」
「まぁ、そんなところだろうね。君は身なりもいい。ここには不釣合いだ」

カロンは全てを見抜いているような視線をディアナに向ける。ディアナはそれが不愉快だった。

「どうしてこんなことを……人を何だと思ってるの?」
「愚問だな。トマが何を言ったか知らないが、私は彼女らを助けるためにここに置いている」
「助ける……?」
「百聞は一見に如かずとは良く言ったものだ。一度彼女達に会ってみるといい」
ディアナは彼に引き連れられ、別室へと移動した。そこには通路に面して無数の牢が存在し、獄中からは女性の姿が見られる。
見かけはどう見ても監禁。しかし、中の様子を窺うとそれとは違う雰囲気が漂っているのがわかる。
処遇が非常に良いのだ。床には絨毯が敷かれ、質素ではあるがベッドや机など、生活に必要なものは大体揃っている。
数名の女性と目が合うも、さも興味がなさそうに目を逸らされる。

「話を聞いてみるといい。私が如何に正しいことをしているかが理解できるはずだ」

カロンが牢獄から出て行くと、ディアナは戸惑いながらも数名の女性に話し掛けた。

「あの……、あなた達、ここで何を……?」
「仕事。あなた、何も聞いてないの?何しに来たの?」

粗末ではあるがしっかりとした布の服を身に纏い、一人の女性がディアナの問いに答える。
何やら作業中のようで、手元を覗いてみると白い粉末を小分けにして透明の小さな袋に包んでいる。
それはどう見ても、違法ドラッグ。

「わ、私……、あなた達を助けに……」
「助けに?」



329:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 20:59:17 kvDYSRPd
辺りから小さな笑い声が聞こえる。ディアナはその光景が信じられなかった。

「教えてあげる。身寄りのない私達をカロン様が保護して下さったの。こうしてあの人の言われた通りの仕事をすれば、
衣食住全てを与えて下さるのよ。私達が望めばそれ以上のこともね……」

つまり、彼は彼女達の弱みに付け込み違法行為を手伝わせているのだ。このようなことは、断じて正しいとは認められない。

「こんなの駄目……目を覚まして!皆、利用されているだけ!ここを出ましょう!」
「ここを出る?」

声を張り上げるディアナに、彼女達は鋭い視線を送る。明らかに敵視されている。

「私達皆孤児でね、ここに来る前は奴隷以下の扱いをされていたの。だから今の生活が幸せなの。あなた、ここを出た後で
私達の生活を保障できるの?」
「それは……」
「昔の生活に戻るのは嫌。脱走者扱いされて追われるのも嫌。あなたは恵まれているからそんな無責任なことを言えるのよ。
わかったら出て行きなさい」

想像もしなかった現実が目前にあった。それと同時に、ロイドに言われた言葉を思い出した。
今の彼女達にとってはカロンこそが正義であり、ここから出そうとするディアナこそが悪なのだ。
仮に牢を破壊したとしても、彼女達は自らの意志でこの収容所を出ないだろう。
間違っていると頭ではわかっていても、彼女達を説得するにはディアナはあまりに無力だった。

「理解したかね?」

不意に、背後から声がした。タイミングを計ったかのように、カロンが部屋へ現れる。

「あなたが皆を洗脳するからこんなことに……!」
「カロン様の悪口を言わないで!」

途端に、獄中の女性達から激しい叱責が飛ぶ。
自分だけの力ではもうどうしようもない。それを痛感させる声だった。
ディアナは膝をつき、ただ呆然と目の前の過酷な現実を見つめていた。

「時にお嬢さん。ここを見られてしまったからには君を帰すことはできない」
「え……?」
「安心したまえ、乱暴などはしない。こちらへ来なさい」

ディアナは強引に別の隔離された部屋へと連れられ、中へ放り込まれた。
顔を上げると、純白の髪を首元で束ねた美しい女性が佇んでいた。

「サラ。この子を君にあげよう。堕としてやりなさい」
「あら……、可愛らしい子」



330:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 21:00:46 kvDYSRPd
サラと呼ばれた女性はディアナに近付き、吟味するような目で全身を見回す。
扉はすぐに閉められ、外から鍵が掛けられた。

「悪いようにはしないわ。こちらへいらっしゃい」
「……?あの……」

手を引かれベッドに座らせられると、サラはうっとりとした目でディアナを見つめた。
ディアナは彼女が何をしようとしているのか、よくわからなかった。

「あなた、本当に可愛い。本気で惚れちゃった。ねぇ、私のものになってくれる?」
「……え?」

有無を言わさず、サラはディアナをベッドに優しく押し倒す。ディアナは未だに事態を把握し切れていない。

「あの?何を?」
「私、性癖が特殊だから、皆気持ち悪がってこうして隔離されたの……。淋しかったのよ。お願い、ずっと一緒にいて?」

サラの手がディアナの頬へと伸びたかと思うと、ゆっくりと唇を近づけられる。ディアナが驚いて顔を背けると、サラは残念そうに顔を離した。

「あら、キスは駄目?仕方ないわね……。じゃあその分こっちを可愛がってあげる」

彼女はすぐにディアナの胸を肌蹴させ、先端の突起に吸い付いた。巧みに舌を使い、ディアナに甘い刺激を送り込む。

「な!?何を……」

サラはもう片方の胸を撫で回し、先端を優しく摘む。指と指の間で転がしディアナから甘い声を引き出すと、彼女は
満足そうに微笑んだ。

「やめて、下さい……」
「いや。私、あなたが欲しいの」

彼女は妖艶な笑みを浮かべ、ディアナの下腹部に手を伸ばす。下着を下ろされ、中を弄られている。
ディアナはこれから何をされるのか、ようやく理解した。

「いや……!離して……!」
「離さない。もっと感じさせてあげる」

サラはディアナの秘所に指を滑り込ませ、小さな蕾を指の腹で撫でつける。そのまま優しく何度も往復し、ディアナから
切なげな声を引き出し続けた。

「んっ!や……っ、あ……!」
「ふふ、いい声で鳴くのね」
「お願い、こんな、こと……」
「こんなこと?それって、こういうこと?」

中に柔らかな指が入り込む感覚を覚えた。彼女は最初からどこを狙えば良いかわかっているかのように、正確に敏感な箇所を
押し込む。

「ここ、気持ちいいでしょ?」
「あぁっ……、やだ!離して!」

サラを引き離そうと手に力を篭めるも、彼女は意外に力が強かった。次第に淫らな水音が耳につき始めるが、ディアナは尚も
抗い続けた。


331:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 21:02:16 kvDYSRPd
彼女はその姿でさえも愛しそうな目で見つめ、何度も丁寧に指を擦りつけディアナを絶頂へと導く。
必死の抵抗も空しく、やがてディアナは限界に達した。

「や、やめっ……!ぁああっ!」

ディアナが声を上げて震えると、サラは妖しげな笑みを浮かべて指を引き抜いた。
終わったのかと思いきや、彼女はディアナの内腿に顔を埋めた。
生まれて初めて見るその行動を不思議に思っていると、不意に強い刺激が全身を襲った。
サラはディアナの小さな花弁を口に含み、丹念に舌で愛撫する。ディアナが高い声を上げると、彼女は嬉しそうな顔で
唇を離し、更に奥へと舌を忍ばせた。

「あっ……!」

未知なる感覚に、思わず声が上がる。サラが小さく舌を動かすと、それに釣られて更に甘い声が引き出された。
粘膜が擦れ合う度に、猛烈な快楽が全身を駆け抜ける。ディアナは堪らずに声を上げながら身を捩った。

「やめて!やだ!!」
「暴れちゃ駄目。もっと良くしてあげるから。」

サラはディアナの太腿を押さえ、更に深くまで舌を差し入れ中を舐め回す。
自分の中で蠢くねっとりとした彼女の舌が、ディアナの意志に関係なく二度目の絶頂へと追い立てる。
ディアナは喘ぎながらも引き離そうと彼女の頭に手を置くが、全く力が入らない。
そうしているうちにも限界は近付き、ディアナはあっさりと果てた。

「もうやめて、お願い……」
「じゃあ、ずっとここに居てくれる?」
「それは……」

ディアナが答えを渋ると、彼女は哀しそうな顔で上げ再び指を忍び込ませた。
触れられたくない箇所を執拗に擦り、ディアナに望む答えを強要する。

「ねぇ、一緒にいて……。私が嫌いなの……?」
「そ、そんな……、あぁっ!いやぁ!!」

いくら責め立てても首を振る気配を見せないディアナに、彼女は更に哀しそうな表情を浮かべる。
挿入される指が増え、その動きも激しさを増した。

「これでも……?まだ足りないの……?」
「あ、ぁ、だめっ!やっ……」

ディアナがもう一度果てるまで指の動きは止まらず、その後も解放される気配は感じられなかった。
相手は女性。最悪の場合、彼女の体力が続く限りこの行為は続けられる。


332:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 21:04:12 kvDYSRPd
魔法を使用して脱出することもできるが、唱えようにもあまりに快楽が邪魔で集中できない。

「わ、わかったから……離して……」
「私と一緒にいてくれるの?」
「うん……」

苦肉の策だった。一瞬でも解放されれば、すぐに外へ出るつもりだった。しかし、それも甘い考えであると思い知らされる。
彼女は嬉しさに目を輝かせ、興奮のあまり再びディアナの胸に吸い付き指の動きを更に速めた。

「い、いやっ……!ああぁぁっ!!」
「ありがとう、私、嬉しい……!」
「やだぁっ!離して!!」
「駄目よ、この程度じゃお礼にもならないわ」

彼女を欺くつもりが、逆に自分の身を苦しめる結果となってしまった。
胸の突起を舐め回され、いくら果てても執拗に指で中を擦り回される。彼女の感謝の行為は終わりが見えなかった。
夜が更けた頃、サラは体力を消耗し動かなくなったディアナに気付き、身体を離した。

「ごめんね、疲れた?もう寝ましょうか……」

ディアナは最後の力を振り絞りサラに抱きつくと、耳元で催眠の魔術を囁いた。途端に彼女の身体から力が抜け、ベッドに倒れこむ。ディアナは小さな声で彼女に謝り、乱れた着衣を整えると、風の刃を
起こして扉を切断し急いで部屋を脱出した。
連れて来られた道は覚えている。わき目も振らずに収容所の入り口へ向かうと、そこにはロイドが少女と共に佇んでいた。

「あ……」
「出てくるまで待てと言うから待っていたんだ。気は済んだか?」
「…………」

誰一人として助け出すことは出来なかった。それどころか、一人の女性を裏切るような行為までしてしまった。
ディアナは悲しげな表情で俯き、無言で結果を伝える。

「ロイド、ごめんなさい。こんな勝手なことを……」
「ロイ……ド……?」

ディアナが彼に侘びを入れると、隣で座り込んでいた少女が何かに気付いたように小さく呟く。
疑いの眼差しを彼に向け、まるで恐れるように口を開いた。

「もしかして……ロイド……総督……?」

ロイドの表情が僅かに変わった。冷たい視線を少女に送り、試すように問い掛ける。

「……だとしたら?」

たちまち、少女の顔が怒りに染まる。



333:偽悪的征服録 Ep.6
10/05/28 21:05:54 kvDYSRPd
「私の村……、ラストニアに潰されたの……!皆、ラストニアのロイド総督は血も涙もない悪魔だって……!さっきも、
あんな惨いことを平然と……!」
「え……?」

一瞬、彼女が何を言っているのかわからなかった。
何の反応もできずに呆然としているうちにも、少女は泣きながら怒りに任せて捲くし立てる。

「返して!村の皆も……、私のお母さんもお父さんも!」

ロイドは彼女に目を合わせたまま暫らく黙っていたが、やがて目を伏せ謝罪の言葉を口にした。

「……悪かったな」
「謝って済むとでも……」

威勢のいい声は次第に小さくなり、途切れた。ロイドが剣を抜いたのだ。

「おまえが今生きているのは、俺の詰めが甘かったからだ。両親が恋しいのなら後を追わせてやる」
「ロイド……!?」

ディアナは慌てて少女に駆け寄り、彼女を抱き締めた。
彼女は怒りと恐怖に震え、涙を目に湛えながら怯えている。

「ディアナ、邪魔だ。退け」
「いや!」

悲痛な叫びがこだました。誰一人助けられなかったのだ。せめて少女一人だけでも自由の身にしたかった。

「……─して」

そう思いを巡らせているうちに、胸の中から小さな声が聞こえた。

「どうして……こんな人と一緒にいるの……」
「…………!」
「あなたも仲間なんでしょ!?離して!!」

今離せば、間違いなくロイドに殺されてしまう。
ディアナは小さな声で謝りながらも、強く彼女を抱き締めた。

「そいつを野放しにすれば助けを呼ばれる。すぐに始末しなければならない類の人間だ」
「それでも駄目!私がずっと見てるから、お願い!」
「ディアナ……!」

苛立った声で名を呼ばれても、決して少女を離さなかった。
やがて、ロイドは諦めたように剣を収め、二人を置いて元来た道を戻り始めた。

「勝手にしろ。ここを出るぞ」

ディアナはやるせない気持ちで彼の背を見つめた。少女の話を聞きながら、気付いてしまったのだ。
もし自分が彼女の立場だったならば、ロイドに当たる人間が一体誰なのか。
彼を慕う自分に、親の仇を憎む資格が果たしてあるのか……

ディアナは少女を立たせ、手を引いて彼の後についた。
天と地を分かつように、重い扉が音を立てて閉じられた。


334:名無しさん@ピンキー
10/05/28 21:11:47 kvDYSRPd
以上、続きます。

補足:剣に関する雑学的な追記です。
神話に出てくるクラウ・ソラスは光の剣であったりと、作中では脚色している部分もありますが、
追尾機能は本当にあるようです。(ソースは趣味で持ってる武具の書籍)

では、次の話が思いついたらまた自家発電に貢献しに来ます。

335:名無しさん@ピンキー
10/05/28 23:42:42 KNBiS2lb
>>300-311
乙ですよ。
>>157-158みたいな感じだな、手を出しても大丈夫だろうって状態にしておいて
自分からおねだりさせるなんて、なんという執念w

>>319
いやどう考えてストーカーだろ、この子爵w

>>321-334
乙!!!
相変わらずディアナたんは不幸を呼んでる気がするw
可愛いから良いけど
次回はまたロイドに犯されるんだろうか?w

336:名無しさん@ピンキー
10/05/29 07:20:16 6+iJtYZy
いつも前書きと後書き長いね
2ch初心者なの?

337:名無しさん@ピンキー
10/05/29 09:51:31 r7uaJhhQ
>>336
さげてもいない奴が2ch初心者ってよく言えたもんだ。

338:名無しさん@ピンキー
10/05/29 13:09:48 WxdL8JBK
【スルー力検定実施中】
            ∧,,∧     ∧,,∧
    ∧ ∧    (    )    ( ・ω・)
   (ω・ )     (  U)     ( つ日ノ   ∧,,∧
   | U       u-u       u-u     ( uω)
    u-u                    (∩∩)

        ∧,,∧      ∩ ∧_∧ 
        (・ω・')    ⊂⌒( ・ω・) 
       ⊂∪∪⊃      `ヽ_∩∩

339:名無しさん@ピンキー
10/05/29 13:44:46 q6LfHNhq
愛故に人は苦しまねばならぬ

340:名無しさん@ピンキー
10/05/29 16:12:41 twVP+dD2
ちゃんと感想書けよ腐女子ども。

341:名無しさん@ピンキー
10/05/29 18:17:59 cWhDfA52
>>334
GJ! 相変わらずディアナたん不憫かわいいよディアナたん
ロイドも相変わらず悪役してていいなw

ネタに関してはコッソリ妄想レスのやり取りに参加してればいいんじゃね
名乗らない限りは書き手かなんてわからないんだからさ
あんまキニスンナ!

342:名無しさん@ピンキー
10/05/30 04:15:18 Wqn1ho2K
亀だけど、少年と年上女性の妄想電波がびんびんきた

女性は、姫なんだが我が儘で知られていて王族的適齢期ちょっと過ぎ(23、24)なのに独身。
業を煮やした兄王が、姫の幼なじみの貴族少年(15~17)に無理矢理嫁がす。
実は姫は、ちっちゃい頃からちょこまか着いてきて我が儘を聞いてくれた優しい貴族少年が大好き。
ただ年齢が離れてて結婚は出来ないだろうから未婚で通そうとしていた。
だが、いざ結婚となると『自分みたいな我が儘な年増が嫁だったら彼が不幸になる
それなら悪妻を通して周りから離婚させるようにすれば』と婚前より横暴に振る舞う。
一度でも抱かれたりましてや子を孕んだら、独占欲で少年が手放せなくなると
初夜から閨を拒み通し

一方、貴族少年も姫が好き。姫的には無垢な少年に見えていたけど実はかなりのヤンデレで
兄王の弱みを握って姫を、自分が妻を迎えられる年齢まで嫁がせないでいた。
時期がきて念願叶って嫁にしたけど、自分を拒絶する姫の意図が読めず苛々。
でもまぁ我が儘な姫も可愛い気長に口説こうかと思ってたけど、姫が影で侍女に
『早く別れたい』と言ってるのを聞いて、いろいろプツーンときて襲ってしまう。


てな妄想が瞬間風速的にかけぬけました、携帯厨で申し訳ない。


343:名無しさん@ピンキー
10/05/30 09:14:41 oXzBsPYk
>>342
亀だけど、びんびんきた
という所まで理解した。

344:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:29:05 aEQwx3H0
>>334
ディアナちゃん不幸可愛いよディアナちゃん


>>342
よしSS化して投下するんだ!!

345:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:30:58 BuQwsWfJ
サウザー様のスレですねわかります

346:名無しさん@ピンキー
10/05/31 00:12:50 ZhcORpqU
非を詫びてももう無駄?
この先も投下で空気が悪くなるんじゃ元も子もない。
感想くれた方には申し訳ないが未完でも去った方が良さそうか…

347:名無しさん@ピンキー
10/05/31 00:46:13 cFGgds0g
ひとりごとかい?
どこのだれかもわからないきみは
だれにたいしてなんのことをいっているんだ
くわしいことはわからんけど できるかぎりじゅうにんたちとおりあいをつけてやっていけばいいだろ
しゅみをおなじくするじゅうにんどうしなんだから おたがいをきょようするきもちをたいせつにすればいい
とうかはすべてにおいてゆうせんする しかしそれにかきてはあまえてはいけない
さるのなら じぶんでわるくしたくうきをとうかしたものでけしてから さるんだ
ひねくれずおびえず じぶんがやれるだけのことをむりせずにやるんだ
なにかでとめることもされず だれもおいかけない だれもおぼえていないだろう そんなかきてのひとりより>>346

348:名無しさん@ピンキー
10/05/31 01:28:26 o5eZgbiL
>>346
1もう書かない
2別の場所に移り書き続ける
3ここで書き続ける
決めるのは自分

349:名無しさん@ピンキー
10/05/31 01:31:45 671jvM58
>>346
そういうレスが一番空気悪くするんじゃないかね?
非があるなら改善して続きを投下するか、
そんなお伺いをせずに黙って立ち去るか、どっちかにしてくれ。

350:名無しさん@ピンキー
10/05/31 02:41:11 ANP51HXc
読み手の書き込みなんて良きにつけ悪しきにつけ
視聴者が野球中継見ながら選手のプレーにあれこれ好き勝手言ってるようなもんだから
気にするだけ馬鹿馬鹿しいぞ

351:名無しさん@ピンキー
10/05/31 02:45:31 gEq2PvXj
>>346
去ったほうが良いか悪いかと言われれば
去らずに投下したほうが良いに決まっております

352:名無しさん@ピンキー
10/05/31 04:21:33 5xr/MT9y
なにこの茶番

353:名無しさん@ピンキー
10/05/31 10:56:05 FI1l5+8P
>>346
ひき止めてほしいの?


354:名無しさん@ピンキー
10/05/31 14:56:22 O5sLP6rB
ていうか誰なの?

355:名無しさん@ピンキー
10/05/31 18:32:33 m0k3CZoq
これはあれだよ、このスレを愛するがあまり無理矢理書かせるシチュを
書き手が求めてるんだろ、きっと。

356:名無しさん@ピンキー
10/05/31 18:33:18 ORCLhEW7
抽象的な話されても困るよね。
前提条件の無指定、後出し議論ほど面倒なものはない。

357:名無しさん@ピンキー
10/05/31 18:39:31 l5ZGOcYY
何を迷う事が有る?
SS書きなら作品で全て語れば問題無い
それ以外の物に頼らずに

358:名無しさん@ピンキー
10/05/31 18:44:28 ZhcORpqU
ふむ。何だかいろいろと悪かった。

せめてこの空気を払拭すべく>>239-240から妄想した小話を投下させて頂く。

359:小話
10/05/31 18:52:00 ZhcORpqU
今、腕の下で怪訝な表情を浮かべている彼女は、昔から思いを寄せていた幼馴染み。
彼女は非常に人なつっこく、性に関して無頓着を通り越して無知。男に対しても女友達であるように振る舞う。
そしてそれが災いして、先日の二次会の後、彼女は『友達』に襲われそうになった。
彼女には一度、男の怖さというものを教えてやらなければならない。
そう思い家に呼び、早々にベッドに押し倒していた。

「どうしたの?そんな怖い顔して……」
「この状況で危機感も何も感じないんだな?」
「だって、昔はよく一緒に寝てたじゃない」

やはり教え込むしかない。
彼女のTシャツを捲し上げ、白い飾り気のないブラジャーをずらし、小さな胸を晒す。

「あの時俺が止めなかったらどうなっていたか教えてやる」

彼女の胸を揉みしだき、先端に舌を這わせると、彼女は身震いして手足をばたつかせた。

「や、やめて!どうしちゃったの!?」
「君は何も知らなすぎる。一から十まで、全て身体に覚え込ませてやる」

引き離そうとする彼女の手首を掴み、丹念に乳首を舐め、吸い上げる。

「知ってるか?こうすると、女はここが濡れて来るんだ」

ショーツの中に手を潜り込ませ、彼女の茂みの奥に軽く触れる。
縦筋をなぞってやると、彼女は怯えた様子で首を振った。

「やめて、ねぇ、やめてよ……」
「これが何かわかるか?女も男と同じものを持ってるんだ」

指を這わせ、小さな陰核を優しく撫でると彼女の口から甘い声が漏れた。

「ぁっ……」
「次はこっち。これくらい知ってるよな?」

僅かに湿り出したその奥へと指を進め、丁寧に中を往復する。
少しずつ粘着性を伴う液体音が耳につくようになると、彼女は怯えと恥辱が入り交じった表情を浮かべた。

「あっ……、ん……、ねえ、こんなことやめよ……」
「男ってのはな、興奮するとやめられなくなるんだよ」

ショーツを剥ぎ取り、興奮の証を彼女の入口に充てがい、ゆっくりと中へと押し進める。

「やだ……もうやめて、ねぇ、お願い!」

柔らかくもきつい壁を押し分け、根本まで挿入する。彼女の顔が苦痛に染まった。

「い、痛いよ……。どうしてこんな……、抜いてよ……」
「初めてだから痛いんだ。動くぞ」

切実に『お願い』を続ける彼女の中をゆっくりと往復するが、次第に自制心が薄れていく。


360:小話
10/05/31 18:54:31 ZhcORpqU
初めて他人のものを受け入れる彼女の中を、思うがままに掻き回し、擦り回し、突き上げた。

「や……いたっ……!あぁっ!」

痛みを訴えられても、嫌だと言われても、もう止めることはできない。
経緯はどうあれ、ずっと気に掛けていた女の子と今、確かに交わっている。
夢中で腰を振った。痛みを訴える声は聞こえなくなっていったが、行為を拒む声は止まなかった。

「はっ、あぁ!いや、何か、変なの……!や、やめ……!」

彼女は初めて感じる快楽に困惑し、恐れている。
しかし言葉とは裏腹に、自分の中で暴れ回る塊を離すまいと纏わり付き、締め付けている。
その度に抑制が効かなくなっていった。

「ぁああ!いや、だめ、もう……っ!!」
「俺も……!」

共に昇り詰め、彼女にその先の極みを教え込むと、彼女の中で共に果てた。
どちらのものともつかぬ荒い息が混じり合う。
ゆっくりと彼女の中から引き抜くと、精に混ざり赤い純潔の印が滴った。

「ちゃんと……付き合ってからが良かった……」

切なげに呟く彼女を目にし、僅かに後悔の念を覚え目を伏せた。
これからも、彼女が今まで通り笑ってくれることを祈った。


361:名無しさん@ピンキー
10/05/31 18:57:21 ZhcORpqU
以上、短いですが終わりです。
スレの繁栄を願って黙々と文章を起こす作業に専念します。

362:名無しさん@ピンキー
10/05/31 20:58:00 KV3oS6Do
>>359-361
乙!!
さてはこの娘ネンネの振りをしてたな!!!

363:名無しさん@ピンキー
10/05/31 21:30:20 gEq2PvXj
>>361
GJだったですよ。

364:名無しさん@ピンキー
10/06/01 04:20:17 KiiGxIrD
GJ!!
一から十までってことは、まだ十まで達してないに違いない!
これからもあくまでカマトトぶる彼女を無理矢理犯して
イロイロ教えてあげるんですね、わかります

365:名無しさん@ピンキー
10/06/01 07:47:44 hZj86UBf
>>361
投下GJ朝からエロい気分に

>>364
それはいけないなぁ、カマトト振るような女にはちゃんと教育して素直にさせないと…

366:名無しさん@ピンキー
10/06/02 00:58:38 Sx/4SjyV
愛するが故に性教育実践ですね

367:名無しさん@ピンキー
10/06/02 01:54:14 RsOIpnAo
>>366
本当は惹かれてて、しかも身体を持て余し気味なのに大人の余裕(笑)を見せ
怒った性欲全開で思春期真っ盛りの男子中学生に無茶苦茶に犯される美人なオバサンとかも見たい

368:名無しさん@ピンキー
10/06/02 09:22:41 hKJOUD7d
てす

369:名無しさん@ピンキー
10/06/02 10:35:12 b7UafUCz
聖帝サウザー

370:名無しさん@ピンキー
10/06/02 15:42:59 tUOqWk9w
>>367
ふりんはちょっと萎えるから…

DVとかで出戻ってきた近所の美人のお姉さん、20代後半くらい
出戻ってきたから、仕事はしてるけどキャリアウーマンってほどじゃなく
部活中学生と同じくらいの時間に帰れる程度のお仕事してる
以前から近所のお姉さんとして知ってたけど、出戻って来てから
帰り道で会うようになったりして、中学生男子は年上の色香にメロメロ
お姉さんも男の子の素直な愛情に結構ぐらっと来るが、
私みたいなオバサンはだめよと大人ぶる。
ある日お姉さんの家の前で別れるとき、結構夕方なのに明かりがついてない事に
気づき、お姉さんの両親は今日は旅行で居ない…と聞いた途端にプツーンときて、
お姉さんが鍵を開けるやいなや無理矢理押し入って玄関口でそのまま…

などという電波を受信した。

371:名無しさん@ピンキー
10/06/02 16:07:04 EtxT6edo
>>370
それは萌える

372:名無しさん@ピンキー
10/06/02 21:57:33 RsOIpnAo
>>370
良い妄想だ!
そういうSSが読みたい…

373:「ポケットモンスターSPECIAL」ルビー×サファイア
10/06/02 22:23:29 RJZZ1VjN
 注意書き

◆おkということなので二次のSS投下。「ポケットモンスターSPECIAL」のルビー×サファイア。

◆原作第四章(ルビー&サファイア編)と第六章(エメラルド編)のネタバレ有り
(特に四章のルビーとサファイアの関係に関するほぼ全ての内容をネタバレ)。
あぼーんしたい方は名前欄でヨロ→「ポケットモンスターSPECIAL」ルビー×サファイア

◆知らない人にも読んで貰えるようできる限り努力してみた結果説明とか無駄にNAGEEEEEEEE
 最初の2レスくらいは完全に状況説明なので飛ばして全然おk
 エロは11くらいから

◆うp主は博多弁全然知らんのでエセ博多弁でサーセン 



当方鯖規制に巻き込まれて代理投稿お願いしております


次ページ
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch