09/12/11 02:47:41 hTQ7FfpK
>>36
「あんッ！ あっ、はん、んンッ、はっ」
巨大なベットの上で男女が絡み合う。
男はまだ少年といったところ、女は鍛えられた肉体から騎士と見て取れる。
座位で繋がりながら激しく腰をぶつけ合い、交わる。
そんな2人を騎士たちが、僧侶たちが、女官たちが
そして王座の女王と王女たちが見守っている。
「んっあ、あっ、あっ、、はぁァァァんぁっ!!」
やが手足を少年の背に絡み付け、豊かな乳房を少年の顔に押しつけながら女騎士は達する。
同時に少年も女騎士を抱きしめながら腰を振わせた。
「16人目です。」
1人の女官の静かな声が響き、広間の片隅で小机に向かう別な女官がそれを書きとめる。
彼女が向かう帳簿を読めば、この行為が既にひと月以上続けられていることがわかる。
「また１人伸びましたな。」
女王の傍らに控える騎士団長が呟いた。
「まだやらなきゃダメなの」
ベッドの上に大の字に寝転がりながら少年は声をあげた。
「そろそろ出発した方がいい気がするんだけど」
「焦りは禁物です、勇者様」
少年の『聖剣』を回復させる祈りを捧げている僧侶達が答えた。
「たしかに聖剣の鞘は取れ、硬く太く大きくなっております。
ですが先代様には未だ及びません。」
「先代様っていってもねぇ…」
勇者認定を受けてから一ヶ月、『聖剣』を鍛えるべくひたすらに交わり、祈りを受け、様々な秘薬を飲んできた。
その甲斐あってか少年の『聖剣』はあらゆる面でその年齢の平均から逸脱したものとなったが
先代勇者の――魔女を屈服させたソレにはまだ及ばないという。
「でもさ、ホントに剣の稽古とかしなくていいのかな？ずっとＨしかしてないよ？」
「勇者様のお役目はこの『聖剣』を使うこと。それを鍛え上げれば裸で魔女のもとにたどり着いても良いのです。
他のことは我らにお任せください。
こうやって『聖剣』を鍛え、同時に騎士団と教会から勇者様の仲間となるもっとも体の相性が良い者を選ぶ事も大事なお役目。」
「うーん…そうなんだけどさ。」
「それに明日は休日、町で好きな女を相手にできる日ですよ。
さて、祈りが終わりました。次は僧侶の番です」
少年の『聖剣』の回復を確かめると、僧侶たちが法衣を脱ぎ出す。
「次は回復なしでの17人抜きをお目指しください。さあ始めましょう。」