【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目at EROPARO
【電波的な彼女】片山憲太郎作品【紅】 3冊目 - 暇つぶし2ch850: ◆JI6GRfrLos
09/03/27 02:51:38 ggFXN3GQ
>>849
やるじゃねぇか…
―――
絶奈の両の手首を片手で握り、頭の上で押さえつける。
お酒以外の理由で赤く、甘く惚けた顔をじっくり眺める。
空いた片手で絶奈のネクタイをまくりあげ、ブラウスのボタンに手をかける。
「…ネクタイは…」
外さないのか。そう問いかける言葉を唇でふさぎ、唇から耳まで舌でじっとりなで上げ真九郎は囁いた。
「ネクタイはつけたままにしておきますよ…似合ってますよ。バカっぽくて」
嘲笑、嘲り、侮蔑。
それらを多分に含んだ言葉に絶奈は興奮に震える。
「本当に…気持ちの悪いマゾですね」
人差し指でブラウスのボタンに指をかける。
いつかのような、防刃・防弾性能に優れた服ではない。
2~3回洗えば生地はダメになるような安っぽいもの。
下まで軽く振り下ろすだけで全てのボタンがはじき飛んだ。
「んっ…」
羞恥と媚びをはらんだ目に、真九郎のモノも首をあげる。
「さて…まどろっこし真似はしませんからね」
そのままスーツのパンツの又布部分を手で握り引き千切る。
何も生えていない幼い恥部が外気にさらされ、千切れた又布からは銀の糸が引く。
触られもしていない絶奈の女は濡れひょっこりと豆が覗いてる。
ネクタイはしめたまま、ブラウスの前だけ開き、ズボンは又布だけ破られ隠すべき所は全てを晒している。
M字開脚のように足は開かれ、無様に息を上げる。
見下ろす真九郎は何も言わない。
「真九郎くん…はやく…きて」
切なさが混じる懇願に真九郎は唇を釣り上げる。
腕を振り上げ、さらけ出された恥部に拳をうちすえる。
がっがっ…と割とシャレにならない打撃音を響かせてもその程度の刺激は絶奈を興奮させるだけだ。
それは2人にのみ許される前戯。
赤く色付く恥部はしとどに濡れ、うちすえる真九郎の拳をも濡らす。
絶奈はされるままになり、息を上げる事しかしない。
数十発撃ち込んだあたりで真九郎は膝立ちから立ち上がり絶奈の脇腹につま先をいれ、転がす。
声も上げずに、うつ伏せになった絶奈は真九郎を見上げる。
「マグロなマゾをいたぶるだけじゃ、飽きますからね…」
しめられたままのネクタイを掴み、きつめにしめ顎を上げさせる。
リードのようなネクタイ。全開になっている服。
絶奈の目に映る。屈辱、羞恥、期待、困惑。それらは混ざりあい、大きな光彩には欲情し濁る。
真九郎は意識して高圧的な声音を作る。
「しゃぶれよ?」
――
本番って難しいよな…


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