【主の】トリニティ・ブラッドでエロパロ【お導き】at EROPARO
【主の】トリニティ・ブラッドでエロパロ【お導き】 - 暇つぶし2ch850:名無しさん@ピンキー
09/08/29 00:13:12 W+BXUXvF
おおおおおGJ!

851:名無しさん@ピンキー
09/08/29 00:28:15 B6OcHhCw
>>845
GJです!!!

852:名無しさん@そうだ選挙に行こう
09/08/30 09:21:07 YGDL2FmC
ご馳走様でした

853:名無しさん@ピンキー
09/08/31 16:11:31 foqGDr0h
ありがとう
GJ

854:名無しさん@ピンキー
09/09/06 01:55:12 iKNz0xTv
圧縮きそうだね

855:名無しさん@ピンキー
09/09/06 10:50:10 fUxsohJ+
まだまだ

856:名無しさん@ピンキー
09/09/09 20:44:35 QqAybK1P
コミックス12巻も出たことだし

857:名無しさん@ピンキー
09/09/13 03:09:57 DNdE4wTm
保守します

858:名無しさん@ピンキー
09/09/16 22:21:06 F6z0BtOb
新作に期待

859:名無しさん@ピンキー
09/09/22 14:34:05 ZHxH3Eni
ho

860:名無しさん@ピンキー
09/09/25 04:57:14 hs4HeQki
syu

861:名無しさん@ピンキー
09/09/26 01:30:25 CHiG6Ic+
>>856
メアリ×エステルの姉妹丼をぉおぉおお!

862: ◆WdbK40Opts
09/09/26 14:07:42 Qt5AxMTn
紅茶色の髪がシーツの上に散らばる。
細く白い肢体にはうっすらと古傷、腹部には星形の痣。

「エステル、私の妹……」

そっと指を這わすと背筋が反り返り、つつましい乳房が揺れる。
彼女のラピスラズリに似た瞳は、今は開かれず、花弁に似た薄桃色の唇からは規則正しい吐息が漏れる。
イシュトヴァーンの聖女、祖国の新しき女王……
この赤毛は父に似たのだろう、自分と同じような色の髪だ。
酷く汚れた自分と、この愛らしい妹が唯一同じ色を纏っているようで、なんだかおかしかった。

そして、その愛らしい妹を今から自分が汚すのだと、背徳感に背筋が震えた。
手袋を外すと、まるで男のように筋張った自分の手が目に入った。
ブラッディ・メアリの名に相応しく、この手はいつも銃を持ち、部下すらも死に導いた。

「エステル、お前は美しい……」

体も、心も、自分のように汚れてはいない。
そっと乳房を手で包み込むと、しっとりと手に馴染んだ。
指先でそっと乳首をつまむとエステルの体が跳ねた。

「ぁ……ん……」

まだ目は覚めない、小さいが柔らかい胸だ。

「エステル……エステル……」




ごめん、力尽きたorz
メアリの口調が分からない……

863:名無しさん@ピンキー
09/09/26 21:54:32 QpE21rFA
>>862
GJ

864:名無しさん@ピンキー
09/09/30 00:58:11 0E59o6kI
ほす

865:名無しさん@ピンキー
09/10/05 21:50:11 89Pay6t6
保守

866:名無しさん@ピンキー
09/10/09 04:43:12 8SUnVc7a
>>862
遅くなりましたが、GJ。ありがとうございました!
いつも投下ありがたや~です。催促ではないんですが、アベエスは書かれないですか??

867: ◆WdbK40Opts
09/10/11 15:05:06 4iC0K3z2
>>866
メジャーカプなら探せばあるから、マイナーでくすぶるものをと……
単純に2人は純愛でいて欲しいのもあるけど。


868:名無しさん@ピンキー
09/10/11 21:17:31 b1gpp6cz
ジェーン×エステルとかないですかね……


869:名無しさん@ピンキー
09/10/11 23:49:20 BpToGDBs
エロエロフェロモンのおねーさまに嬲られるエステル…


(・∀・)イイ!

870:名無しさん@ピンキー
09/10/12 17:02:29 zYM63OlJ
>>867
866です。レスありがとうございました。
マイナーでくすぶるもの…貴重ですよね。繰り返しですけど、いつもありがとうございます。
個人的にですが、アベエスってエロに持ち込むのがなかなか難しくって。メジャーカプだけど、それで飢えてる感があるのかもしれません。

長文失礼しました。

871: ◆WdbK40Opts
09/10/15 17:25:07 fPfe40Vt
エステルあまり書いたことないが、良かったら……


「ふぅ……」
白いシーツの上に尼僧服を載せながらエステルは溜め息をついた。
明日でこの尼僧服ともお別れ、還俗した自分は教皇庁にいた時とは違う責務を背負うことになる。
そして、あの神父たちとも別れることになる……。
不意に、つきりと胸の辺りが痛くなった。

故郷にいた頃の自分は、吸血鬼はただ敵で、馬鹿馬鹿しい小さな正義を必死に振りかざしていた。
けれど、長命種にも正義はあって、同じ痛みを感じて、そして笑いあえた。
それを自分に教えてくれたのは、あの銀色の髪をした神父だった。
きっともう、彼と自分が直接話すことはなくなるだろう。
ならば、せめて最後に―。

「こんな夜中にどうしたんですか?エステルさん」
銀髪の神父―アベルは驚いたようにしていたが、部屋を訪れたエステルを快く招き入れてくれた。
部屋の中には、彼の着替えなどがつまった大きな鞄、それくらいしか持ち込んだ荷物はないらしく、至って片付いていた。

「神父様、多分……明日は話せないと思いますから、今日のうちに言っておきます。」
「へ?も、もしやこの間エステルさんのおかず摘み食いしたこととか……あ、それとも経費ちょろまかそうと画策したのを……」
いつものように1人百面相をするアベルを見ながら、ゆっくりとエステルは微笑んだ。
「違います、神父様。……あたし、神父様が好きです。」
迷いのないはっきりとした言葉、今までどうしても言葉に出来なかった淡い恋心をついに伝えたのだ。
不思議と恥ずかしさは無かった。
ただ、つっかえ物を吐き出した安心感にエステルは微笑んだ。
告白された側のアベルは、一瞬面食らったように目を丸くしてから、すぐに頬を赤くしてそしてクネクネと身悶えていた。
「あ、あはは……エステルさんたら、改まってそんな……」
「本当ですよ、確かに神父様は情けないし、意地汚いし、女々しいし、すぐに調子に乗るし……」
「うぅ……」
図星ばかりを言われ、困ったように眉を下げながらアベルはエステルを見つめていた。
エステルもそれが分かったのか、大きなラピスラズリの目を細めてアベルに抱きついた。

「けど、優しくて、暖かくて……」
大好き。

872: ◆WdbK40Opts
09/10/15 18:13:04 fPfe40Vt
エステルの背中に腕を回しながら、ためらいがちにアベルはキスをした。
柔らかく、暖かいその唇は失った思い出に響いて、ひどく切なかった。

873: ◆WdbK40Opts
09/10/15 18:38:03 fPfe40Vt
エステルの背中に腕を回しながら、ためらいがちにアベルはキスをした。
柔らかく、暖かいその唇は失った思い出に響いて、ひどく切なかった。
「エステルさん……いいんですか?」
「はい、もう……シスターじゃないですから」

信仰心が消えたわけではない。
寧ろ前よりも、何も知らなかった頃よりも、信仰心は強くなっている。
それでも、その信仰以上に祖母が、父が、姉が、命を賭して守ってくれたこの国を、王族としての自分が守っていきたい。
その願いが、ただ強かっただけだ。

「神父様……」

そっと自分の頬に触れる手を感じながら、エステルはそっと瞳を伏せた。
アベルの指がゆっくりと首筋に這い、そしてブラウスのボタンを外していくのが分かる。

「エステルさん……。」

不器用なのか、慣れてないからなのか、なかなかなブラジャーのホックを外せず、もぞもぞと背中で手が動くのが分かる。
何度か手がすべりそうになりながら、ようやく外すとアベルは肩紐を下ろし、ブラジャーを外した。
小ぶりではあるが、形はよく、何より滑らかな肌が心地よかった。
そっと包むように手のひらで胸を持ち、そのまま少し指を食い込ませてみる。

「んっ、神父様……」

恥ずかしさに頬を赤らめながら、ゆっくりとエステルはアベルの首に腕を絡めた。
そっと髪を纏めるリボンを外すと、長めの銀髪が降り注いでくるようにエステルにかかった。
髪からはアベルの香りに混じり、少しだけ硝煙と血の臭いがした。
アベルが乳房に舌を這わせると、ぴくりと震えながら、エステルは体を反らした。
エステルにしても、初めての経験に対する恥じらいや、無知からこの快感というものも分かっていないのだろう。
「エステルさん、綺麗ですよ……」

そっと手を下ろしていくとスカートのホックを外し、白いショーツに手を這わす。
微かに震える少女の体を抱き締めながら、アベルはゆっくりとショーツの中に手をいれた。


874: ◆WdbK40Opts
09/10/15 18:58:21 fPfe40Vt
ミスりましたorz



「んっ、ぁ……」
アベルの細長い指がエステルの秘裂をそっとなぞる。
ただ確認するように優しく、それから指を使い秘裂を広げた。
ショーツのおかげで直接見せることにならなかったとはいえ、今まで自慰もろくにしてこなかった分ぴたりと密着していた秘裂に触れる空気は冷たく感じ、アベルの指先から微弱な電流を流されたような錯覚すらした。
「あぁ、神父様……神父様っ」
縋るような声をあげるエステルの唇をキスで塞ぎ、アベルはゆっくりとエステルの肉芽に触れた。
「きゃっ!」
跳ね上がった体に驚き、慌てて指を遠ざけたアベルを見つめて苦笑しながら、そっとエステルはアベルの首筋にキスをした。
「大丈夫です、神父様……ちょっと驚いちゃっただけですから。」

いつものように屈託なく笑われ、つられたようにアベルも情けなく眉を下げた笑いを見せた。

あぁ、この笑顔が好きなんだ。―微笑みながらエステルはそう感じた。
情けないのに、彼に頼ってしまいたくなる彼の笑顔が堪らなく好きなのだ。

ゆっくりとアベルがショーツを脱がすと、外気が直接秘部にあたり冷たかった。
排泄時以外出さないような部分を晒して、おまけに触れられていて、更には……
そこまで考えて羞恥心がこみ上げ、エステルは自分の顔を押さえた。

「どうかしましたか、エステルさん?」

心配そうに眉を下げるアベルを見つめて、ふっと微笑むとエステルはアベルの頬に触れた。
「大丈夫……大丈夫ですよ。」
その言葉に安心しながら、アベルはゆっくりと蜜壷に指を差し込んでいった。
軽く締め付け、微かに収縮をするそこは暖かくて、心地良いものだった。
「んっ、ぁ……はっ」
かすかな嬌声を上げだしながら、エステルの体が反応する。
その様子にごくりと喉を鳴らしながら、アベルは蜜壷に入れる指を増やし、中をこすりだした。
「あっぁあ、神父様っ」
キュッと指を締め付け、潤いだしていく秘部に恥じらうように、エステルは眉を寄せていた。

875: ◆WdbK40Opts
09/10/15 21:16:45 fPfe40Vt
ゆっくりと自分自身が猛りだすのを感じながら、アベルはズボンのベルトを外した。

「エステルさん……もう、大丈夫でしょうか?」

心配するように確認するアベルに微笑みを浮かべながら、ゆっくりとエステルは頷いた。
そしてアベルは息を飲みながら、痛みを与えないように気をつけながら、そっと自身を蜜壷へといれていく。

「ひぁっ……神父様……」
さすがに指よりも質感が大きいそれはつらかったのか、 思わず悲鳴に似た声が出た。

「あっすみません……」
「ご、ごめんなさい」

ほぼ同時にお互いが言いながら、少し赤くなった。
さすがに性急だったと思ったのか、一旦自身を抜くとそっと胸を舐めた。
白く滑らかなはだは気持ち良く、舌で押すと軽く反発してきた。
「ん、神父様……なんだか、不思議な感じです。」
弱々しいながらも、聞き取りやすい声がそう告げたのに安心し、ゆっくりとアベルは乳房を舐めだした。
柔らかくしっとりした感触を手で感じながら、薄紅色の乳首に舌を這わせた。

「あっ、やぁ、んんっ!」

ピクピクと震えるエステルの肌を撫でながら、アベルは微笑みを浮かべた。
新雪のように柔らかく無垢な肌は心地良く、アベルは乳首を軽く吸った。
「ぁっ!ん……神父さ……」
慣れない感覚に思わず喘ぎながらも、エステルはそっとアベルにキスをした。
自分とは違い薄くて体温の低い唇だったが、エステルは嬉しそうに微笑んで抱きついた。

「神父様……もう大丈夫ですよ。」

先ほどよりは力が心持ち抜けたと告げると、優しく額を撫でられた。
そして、再度自身があてがわれゆっくりと突き刺されていきだす。

「んっ、……神父さまぁ……」
鼻にかかったような上擦った声を出しながら、アベルに抱きつき、内部に侵入する楔を締め付けた。
「え、エステルさん……もう少し息を吐いてみてください。」
少し眉を下げながら頼むと、エステルに力が入らないように背中を撫でて、一旦腰の動きを止めた。
エステルもアベルの言葉通り、ゆっくりと息をつき、そのまま抱きついた。
柔らかく優しく包み込む内部に心地よさを覚えながら、ゆっくりと突き進むと何かを破る感触がした。
「ぁあっ!つぅ……」
ゆっくりとエステルの内股を鮮血が伝い、アベルはうろたえたように見つめた。


876: ◆WdbK40Opts
09/10/15 22:11:55 fPfe40Vt
「え、エステルさん血が……」
「そりゃあ、出ますよ……初めてなんですから」

言うのもなんだか恥ずかしかったが、そう告げると納得したようにアベルは頷いた。
それから、ゆっくりと自身を突き刺していき、内部でエステルの体が慣れるのを待った。

「んっ、神父様……」

馴染んで来たのか、 温かいひだが自身を包み込むように動くのを感じ、アベルもゆっくりと腰を揺らしだす。
優しく頬を撫でながらアベルが笑うのを見て、エステルも微笑みを浮かべた。


877: ◆WdbK40Opts
09/10/15 22:17:47 fPfe40Vt
「え、エステルさん血が……」
「そりゃあ、出ますよ……初めてなんですから」

言うのもなんだか恥ずかしかったが、そう告げると納得したようにアベルは頷いた。
それから、ゆっくりと自身を突き刺していき、内部でエステルの体が慣れるのを待った。

「んっ、神父様……」

馴染んで来たのか、 温かいひだが自身を包み込むように動くのを感じ、アベルもゆっくりと腰を揺らしだす。
優しく頬を撫でながらアベルが笑うのを見て、エステルも微笑みを浮かべた。



「エステルさん……」
「神父様、今までありがとうございました。」

行為が終わった後、エステルは静かにそう告げ、アベルに笑いかけた。

「あたし、これからはそばにいれませんが、あたしにしか出来ない方法で守っていきます。あたしの大切なものを。」

エステルの静かに決意した口調に、アベルは優しく微笑みかけて、額にキスをした。


終わり



中途半端で申し訳ない。

878:名無しさん@ピンキー
09/10/15 23:04:01 SXqdBDsu
>>871-877
870です。結局催促したみたいになってしまって、すみませんでした。
そして、ありがとうございます…!!エステル嬢が初めてなのにアベルに「大丈夫」と微笑むとことか、アベルが情けなくも優しいとことか、アベエス堪能しました。
嬉しかったです。どうもありがとうございました!

879:名無しさん@ピンキー
09/10/24 23:24:28 d8M9kr0H
久しぶりに来てみたらアベエスがっ!GJ!!

880:名無しさん@ピンキー
09/11/07 18:55:43 mqLP4C29
ほすあげ

881:名無しさん@ピンキー
09/11/21 20:54:01 luw66maT
陵辱カイエスきぼん

882:名無しさん@ピンキー
09/11/26 01:48:20 fIeQ0PHf
ぼんぼん

883:名無しさん@ピンキー
09/12/13 09:50:00 Ep4B9fof
保守

884:名無しさん@ピンキー
09/12/14 22:59:06 r6v0/2cN
クリスマスも近いことですし、どなたか…

885:名無しさん@ピンキー
09/12/15 19:21:36 ydlyaJw/
うむ、だがエロはムズイよな
半数ぐらい聖職者だし、彼らはその辺どうなってるんだろう?と思うと、ねぇ

886:名無しさん@ピンキー
09/12/15 20:38:12 uOZ2Zm/t
しかし本気で聖職者になりたかった奴(ハヴェルとか)はともかく
カテ公の手駒として便宜上身分を借りてるっぽい面子とか、
孤児の養育施設が教会だった面子(エステルとか)なら
エロでもなんでも行けるんじゃないかと思う

最近ご無沙汰で溜まってるけど修道女の身分上
大っぴらに男連れ込む訳にはいかないノエルさんとモニカが
二人で性欲解消に百合るところが見てみたいです
モニカの能力って服の上から直接Gスポット刺激とかできないんだろうか

887: ◆WdbK40Opts
09/12/18 13:05:47 sYaYQoKR
自分の知識だと、高位聖職者(司教とかね)はホモが多かったらしい。
基本的に男尊女卑で、女性は汚れた存在とする中世のカトリックでは、権力者による同性愛が結構あった。

しかし魔女裁判とかを利用して、モニカやノエルにSMを仕掛けることも可能なのが、中世のカトリック。

基本的にアナルセックス、同性愛、獣姦(異教徒との婚姻)以外なら当時の一般人もやってるよ。


帝国側はイスラームとかのイメージが強いから、基本的にはもう少し奔放かもしんね。

888:名無しさん@ピンキー
09/12/27 11:49:42 dVjJmde5
ほしゅ

889:名無しさん@ピンキー
09/12/31 18:53:52 2AttkcbN
来年も宜しくお願いしますage

890:名無しさん@ピンキー
10/01/01 19:30:13 9qXPaSvR
あけおめ
ことよろ

891:名無しさん@ピンキー
10/01/16 22:27:57 +Yd3f+5N
今年はもっと書き手が増えますようにage

892:名無しさん@ピンキー
10/02/05 00:38:02 ISnxdYnn
保守

893:名無しさん@ピンキー
10/02/21 20:10:47 LPLKsgz9
九条キヨの漫画しか読んだことないが
この作品エロいな
男体も女体も上手いから尚更

894:名無しさん@ピンキー
10/03/04 12:41:28 BTWMESFo
ほしゅ

895:名無しさん@ピンキー
10/03/08 15:34:38 F70ocveh
保守のお導きを

896:名無しさん@ピンキー
10/03/21 07:51:25 x4x+CEKI
保守です!

897: ◆HU7XfvOYA2
10/03/22 23:29:47 rmbW5A3x
なんかカプとシチュのリクエストしてくれたら頑張るよ。
魔術師が
 
そして複数×子カテ様ネタ


悪夢を見るのだ。
その夢は酷く淫らで、恐ろしくそれでいて抗いがたい。
幼い自分は追っ手から逃げている。
両親を殺した世界の敵、その刺客たちは皆顔がない。
ドレスの端をたくしあげ、美しい少女は長い大理石の回廊を走る。
もともと白い頬は蝋のようになり、豪奢な金の巻き毛が揺れる。
「ああっ!」
ブーツの爪先が石の継ぎ目に引っかかり、少女の体は冷たい床に倒れ伏す。
剃刀色の瞳に恐怖を浮かべながら背後を向くと、既に間近に追っ手は迫っていた。
走っていたことで乱れる自分の鼓動が耳障りだ。
追っ手の腕が伸び、カテリーナの細い腕をつかみ乱暴に引っ張る。
追っ手の1人がナイフを近付けてくるのが見え、本能的な恐怖にカテリーナは身をすくめた。
しかし、次に訪れたのは肉にナイフを埋める音では無く、絹のドレスを引き裂く音だった。
そして乱暴にペチコートやシュミーズを引き裂く。
未だ、ほとんど膨らみを見せない幼い乳房と、それを包む綿のブラジャーを見られ、カテリーナは羞恥に頬を赤らめた。
「止しなさい!」
たとえこの様な扱いを受けようともミラノ公としての矜持を守ろうと、少女は必死に自分を取り囲む暴漢に声を上げた。
しかし、それをせせら笑うように節くれだった無骨な指が、ブラジャーを力任せに引きちぎる。
そして、それを合図にしたかのように男たちはカテリーナの幼い体にむしゃぶりつく。
「いやっ!止しなさいっ汚い手を離しなさいっ!」
恐怖に声が上擦るも、なんとか反撃しようと振り上げた足は難なく掴まれ、そして逆に足を開かれた。
「いやぁぁあっ!」
幼い甲高い悲鳴がドロワーズの引き裂ける音を消した。
淡い金色の産毛が微かに生えるばかりの薄桃色の秘裂を、先ほどの男とは違う指がなぞる。
「いやっ止しなさい!止して!」
必死に逃げようと身をよじるも、幼い少女には男たちの手から逃げるほどの力はない。
秘裂をなぞる指は無遠慮で、小さな蜜蕾の入り口にまで指を這わす。

898: ◆HU7XfvOYA2
10/03/22 23:55:31 rmbW5A3x
「いっ、痛っぅうっ……」
渇いた蜜蕾は固く、ましてや未通の道は酷く狭かった。
痛みに浮かんだ涙を頭側にいた男が舌でなぞる。
秘裂をなぞっていた男が指を離して、カテリーナの股座へと顔を近付ける。
柔らかい髪が太ももをくすぐるのが嫌で、背中が粟立った。
「あっぁ!いやっ、やっ……」
いやらしい水音を響かせながら男の舌は少女の秘裂を舐め、そして蜜壷の上部に位置する肉芽を舐る。
舌全体で包むように、舌先で転がすように、かと思えば強く吸われる。
慣れない感覚とランダムに襲いかかる快楽にカテリーナの細い腰がはねた。
横からは、また別の男が未熟で小さな粒のような乳首をつまむ。
「ひっ!ん、やぁっ止めって!」
剃刀色の瞳からはポロポロと涙零れた。
今助けてくれるならば誰でもいい、それこそ義兄だったとしても心から感謝しよう。
しかし、無情な主が少女に救いの手を差し伸べることはなかった。
甲高い悲鳴と僅かに籠もる淫靡な艶。
少女の蜜壷からはゆっくり蜜が垂れだした。
太ももの間で髪を揺らし、男は蜜を吸い上げる。
まるで聖餐のワインであるかのように、零すのを畏れるように男は蜜を啜る。
空気と液体を吸い上げる下品な音が回廊に響き渡る。
不意に男の唇は少女の秘裂から離れ、代わりに赤黒くグロテスクな男自身が突きつけられる。
「いや……止めてっ止して!嫌っ誰か!誰か!」
目を見開き、真っ青な顔をした少女を男たちは押さえつける。
「いやっ、いや!あっぁあ!ああぁっ!」
少女の絶叫は大理石の上を反射して消えていった。
破瓜の痛みと衝撃に少女は目を見開いた。
そして、秘裂からはゆっくり鮮血が溢れて太ももを、そして丸い尻を伝い床に落ちた。
少女の蜜と、破瓜の血を纏いながら男の肉棒は荒々しく狭い道をこじ開ける。
今まで一度も開けられたことのない聖域は、酷く乱暴な侵入者をきつく締め上げた。
太ももの内側が短く痙攣し、少女は悲鳴をあげることすらも忘れ戦慄いた。
そして、改めて男たちを見て更に衝撃を受ける。
教授、ガルシア神父、イクス神父、そして……
「アベル……」
一瞬前まで顔無しだった男たちは親しい者と入れ替わっている。
自分を蹂躙する自分の騎士、自らの剣が自分を貫く痛み。

「いやあぁあぁっ!」

899: ◆HU7XfvOYA2
10/03/23 00:07:50 PZYDPeO/
「ミラノ公、どうした。」
部屋の外から抑揚のない声がした。
目を開けると、そこは見慣れた自らの寝室の天井。
柔らかいクリーム色のレースで飾られた夜着を撫でて、カテリーナはゆっくり溜め息をつく。
「いいえ、少し夢を見ただけよ」
努めて冷静な声で返すと、彼もいつものように短く「肯定」とだけ返した。
カテリーナは部屋の時計を見た。
まだ起きるには早く、今更になって寒気に肩が震えた。
だが手が震える理由は寒さだけではない。
自分の悪夢……恐怖と、快楽。
その夢がどんな意味を持っているかは分からないが、ただありがたくないものというのだけは分かった。
これは自分の恐怖だろうか。
裏切られ、誰もが自分から離れていくという恐怖。
それとも願望だとでもいうのだろうか。
自分のこの壊れかけた体を八つ裂きにでもするというなら、それはまだ分からなくはない。
だが、親しい者たちを汚すような夢にカテリーナは嘆息をついた。
「どこまで業が深いのかしら……」
冷たい空気の中で、カテリーナは染み一つない大理石のような自分の指を握り締めた。


終わり



おまけ
「魔術師、相変わらず悪趣味だね」
「淫魔というのはキリスト教では、夢精に対する大義名分として古来より用いられた手法さ。」
「いや、あからさまに君の魔術だろ。今度は何やらかしたの。」
「種を明かすマジシャンは三流だよ。」
「じゃあその淫魔とやらを仕掛けにいって、猟犬に機関銃の雨を食らわされるのは?」
「ロマンに生きた男だよ。」

900: ◆WdbK40Opts
10/03/23 00:11:50 PZYDPeO/
>>899
鳥間違えた……orz
いつもの魔術師です。

901:名無しさん@ピンキー
10/03/23 23:09:52 ecHXIu/c
>>900
魔術師乙!

902:名無しさん@ピンキー
10/04/07 00:10:18 HS+VgA7F
GJ!魔術師愛してる!

903:名無しさん@ピンキー
10/04/18 02:38:33 zt8RxB1Y
保守

904:名無しさん@ピンキー
10/04/29 13:03:12 GjLBGPqP
ほしゅ

905:名無しさん@ピンキー
10/05/13 13:50:27 MhMyGP2S
ほしゅ

906:名無しさん@ピンキー
10/05/29 11:09:58 gaMfdhG9
hosyu

907:名無しさん@ピンキー
10/06/17 17:59:44 G9KiqpKZ
過疎ってるなぁ

908:名無しさん@ピンキー
10/06/19 00:10:49 B3tEzz6u
うん、そうですね

909:名無しさん@ピンキー
10/07/05 22:08:41 8YSCwPEM
保守

910:名無しさん@ピンキー
10/07/08 03:38:32 ZtfOnNsr
そういや本スレ落ちたのね、今気付いた


911:名無しさん@ピンキー
10/07/10 01:27:49 qxeI/WLS
出来れば命日の前に本スレの新しいの立てたいな

912:名無しさん@そうだ選挙に行こう
10/07/10 19:50:23 mghQpWc/
自分はPC携帯共に規制中でこのレスも代行さんにお願いしている状態なので
他力本願で申し訳ないが誰か頼む


913:911
10/07/11 23:15:19 AKZNfSiI
本スレ立ててきた
まだ反映されてないようなので誘導出来ません
お手数ですが探してください

914:名無しさん@ピンキー
10/07/11 23:33:54 AKZNfSiI
やっぱ誘導しとく

『トリニティ・ブラッド』 吉田直・16
スレリンク(magazin板)

915:名無しさん@ピンキー
10/07/17 17:30:57 OWN/mTEn
保守age

916:名無しさん@ピンキー
10/08/12 18:00:18 T2DI70ia
過疎ってても負けない

917:名無しさん@ピンキー
10/09/10 14:58:55 dY+8mt4s
本スレ落ちた?
ついでに保守age

918:名無しさん@ピンキー
10/09/11 01:36:36 5VOTQUN3
>>917
…みたいだね

919:名無しさん@ピンキー
10/09/11 17:52:07 cr9ub1nn
>>917
この前鯖が死んだ関係で落ちたと思われ

920:名無しさん@ピンキー
10/09/12 02:14:06 u5jNkRHo
本スレあっても過疎気味だけど、ないと淋しいな

921:名無しさん@ピンキー
10/09/15 00:52:24 rTZp+Ks5
ようやく規制解除されたと思ったら本スレ落ちてたああああああああああああああ

922:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/09/25 07:17:53 cCTKF2LL
ゲルマニクスに秋はない。

「寒っ!なんですか、この寒さ!昨日まであんなに暑かったのに!」
「アベル、少しは落ち着きなさい……」
漆黒の僧衣を纏った背の高い神父が騒ぐ横で、緋色の法衣を纏った麗人が呆れたように告げた。
事前に教授なり、猟犬なりに地元の講義を受けさせた方が良かったか、とカテリーナが引率の教師のような考えを抱いていると、不意にアベルと目があった。
「あの、私が寒いってことは、カテリーナさんも寒いんじゃないですか?」
今にも鼻水が垂れそうなほど、鼻を真っ赤にしながら、アベルは首を傾げた。
その様が余りにも滑稽に見えて、困ったように微笑むと、カテリーナはそっとアベルの頬に触れた。
「人の心配をするより、貴方の方がつらそうに見えるわ」
「え、いや、そんなことありませんよ!そ、そりゃあ、暖かい紅茶の1つも飲めたら言うことなしですが!」
ワタワタと顔の前で手を振り、目尻を下げた笑顔を浮かべるも、本音がだだ漏れなアベルに、つい吹き出してしまう。
それから、ゆっくりと手を下ろし、考えるように肩をすくめた。
「そうね、どこかでお茶にするのも悪くないわ」
「ほ、ほんとですか!?」
カテリーナの同意を得た、となれば同僚たちから怒られもすまい、と満面の笑みを浮かべるアベルに、また1つ吹き出してしまい、カテリーナはアベルの手をゆっくりと包み込んだ。
「これは任務ではなく、デートとして考えていいのかしら?」
「デ、……って、はい!?」
「そう、『はい』ね」
否定の言葉を告げられないまま、カテリーナに見つめられていると、なんとなく否定できなくなってしまい、アベルは情けなく微笑んだ。
「そ、それじゃあ、私で良かったらエスコートさせて頂きます」
そう告げながら、ゆっくりとカテリーナの手を握って、喫茶店を探して歩きだした。


終わり


エロなしですみません。
何かリクエストあれば書きます。

923:名無しさん@ピンキー
10/09/26 22:50:25 hwRer5Lr
>>922
GJ!ほのぼのカテアベに癒されたぜ

リクエストOKのお言葉に甘えてトレカテをお願いしたい

924:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/09/27 13:36:13 ROiFs+jF
>>923
了解!リクエストありがとうございます。

赤い。真っ赤な世界で、その光に照らされた金色の光が、俺の最重要情報だ。
その日、俺はミラノ公の所有物になった。

数日前から熱が出たミラノ公は、剣の館にある自室で伏せっていた。
本来ならば、何もせずに安静にしているべきなのだろうが、枢機卿という立場柄、彼女が手ずから処理する必要のある書類も多かった。
「ミラノ公」
「あら……どうかした?」
手に持っていた万年筆が書類に幾つかの染みを作っていたのに気付き、微かに眉を寄せながらカテリーナはトレスに目をやった。
普段から白い肌は、今や血の気を失い青ざめている。
「ミラノ公、先ほどから作業が遅れている。一度、休息を取ることを推奨する。」
「ありがとう……でも、まだ」
書類が片付いていない、と続けようとした瞬間、トレスに向き直ろうとした体がバランスを崩した。
「ミラノ公、損害報告を……」
とっさにトレスが受け止めたその体は、ひどく軽かった。
疲れから意識が途絶えたのか、目は伏せられ、体には力がこもらない。
「ミラノ公……」
腕に力を込め、か細い彼女の体を抱き上げると、トレスはじっと表情を見つめた。
自分の中に残された記録にも、彼女が弱っている表情はほとんどない。
ゆっくりとカテリーナの体をベッドに寝かせ、トレスは水差しに水をいれようと背を向けた。
「……トレス神父」
うっすらと目を開けたカテリーナが、ゆっくりと名を呼ぶと、トレスは水差しを持ったまま顔を向けた。
「ミラノ公、損害報告を」
「大丈夫。少し疲れただけよ……」
ふっ、と微笑んだカテリーナの表情に、トレスは無言のまま手を差し伸べ、頬に触れた。
「神父トレス?どうしたの?」
「……ミラノ公、休息を取ることを推奨する。」
静かな、抑揚のない口調だったが、トレスのガラスの瞳は、反論を許さないほどの強い光を映して見えた。
珍しくムキになったように見えるトレスに、困惑したような表情を浮かべて、カテリーナは微笑んだ。
「大丈夫よ、それに後少しだもの……」
「否定、俺の最優先事項はミラノ公の無事だ。」
再び強い口調で告げると、トレスはゆっくりとカテリーナの額に手を置いた。

925:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/09/30 21:01:41 Yl3cMvjB
「朝より体温が上昇している。」
無機質で抑揚のない声で告げると、トレスはゆっくりとカテリーナの額から手をどかした。
「ミラノ公、職務なら後で取り返しがつく。」
感情の無いはずの彼の声から強く、説得されるような印象を受けて、カテリーナは静かに微笑んだ。
「そうね、じゃあ……」
そう呟くと、トレスが水差しと薬を手にしているのを眺め、カテリーナは微笑んだまま目を伏せた。
しかし、直後に唇に感じた違和感に、カテリーナは目を見開いた。
整った顔立ち、感情の籠もらないガラスの目がすぐそばにある。
それこそ、吐息がかかればカテリーナの長い睫が震えるほどに。
目を見開いたまま、現状を把握する暇もなく、口内に流し込まれた液体を嚥下する。
「し、神父トレス!」
「ミラノ公、大声を上げるのは体に響く」
さも当然、医療行為だと、そう無言のうちに告げられている気がして、カテリーナは逆に羞恥を煽られた。
―口付けが特別なもの、そんな発想が機械のトレスに無いことなど、想定できそうなものだというのに。
微かに赤く染まった頬にトレスは怪訝そうにしたが、そのままカテリーナの寝間着へと手を伸ばした。
「し、神父トレス?今度は何を……」
「先ほど触れた時に、汗をかいていた。着替えを推奨する。」
無機質で、無表情な彼の表情を普段は頼もしく思うものだが、こんな時まで無表情だと、強く迫られているような錯覚を覚える。
カテリーナが目をそらした僅かな間にも、胸元を締めていたレースのリボンをほどき、トレスは着々と寝間着を脱がしていった。
白く、大理石のように滑らかなカテリーナの肢体が、シーツの上で晒されていく。
相手がただ、自分の任務に忠実に従っているだけだと分かっていながらも、カテリーナの羞恥は抑えられるものではなかった。
今まで、肌を晒した相手は同性と精々が家族くらいのものだろう。
それなのに、今は剣として、自らの手足として従っている彼にこんな姿を晒しているのだ。


926:名無しさん@ピンキー
10/10/01 01:27:23 ZF2AK8SM
わっふるわっふる

927:名無しさん@ピンキー
10/10/03 00:45:05 /r/By7g4
おお、魔術師だ!
お久しぶりですな

928:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/10/07 22:55:21 4GT0MHi3
お待たせしてすみません


体の汗を拭う感触、邪心を抱くはずもないトレスに安心したのか、ゆっくりとカテリーナが息をつくと、不意にトレスの手が胸元を撫でた。
「きゃっ!」
「汗が溜まっている。」
ゆっくりとカテリーナの象牙のように、白く滑らかな肌をハンカチごしにトレスの手がなぞっていく。
乳房の間を拭い、終わりかと思うと、手のひらが乳房を掴み持ち上げ、そのまま乳房と肌の間をなぞられる。
「んっ……お、終わりかしら?」
「肯定。胸元の処置は終了した。次は……」
そう告げながら、トレスのガラスの目はカテリーナの下腹部へと向けられていく。

「ん……ぁ……」
普段、看護に手慣れている看護師たちと違う、無骨な手が肌の上を滑る感触は、否応なくカテリーナの内に熱をこもらせる。
もとより、女盛りの年齢で、立場や目的がなければ、恋人の1人2人、いや結婚していてもおかしくない年齢のカテリーナにとって、初めての男の手は、十分に愛撫になりえたのだ。
過敏になった肌は、トレスの些細な動きにさえ反応を示し、カテリーナは熱い吐息を漏らした。
「不可解だ。」
不意に、トレスの無機質な声が響いた。
「ど、どうかしたの、トレス神父……」
肌に触れられ、あさましく興奮しているなど、悟られぬように、カテリーナは出来るだけ落ち着いた声を出した。
トレスは相変わらずの無表情だが、どこか違和感がある。
「肯定。俺の体など異変が生じた。」
「何があったの?確認出来るかしら?」
突然、不具合を告げるトレスに、驚いたようにカテリーナは声をかけた。
その問いに答えるように頷くと、トレスはアーマーがついた僧服を脱ぎ、綺麗にプレスされたスラックスに手をかけた。
目を見開き、喉を鳴らしたカテリーナの前に、トレスの勃起した自身がつきつけられた。
「ト、レス神父……何を」
「不可解な現象だ。体内部の循環剤が、性器に集中している。」
純粋に、ただ現象として伝えられると、カテリーナも拒絶の反応を示せず、何よりも初めて見た男根に、多少なりとも興味があった。

929:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/10/07 23:44:34 4GT0MHi3
グロテスクに血管が浮きあがり、整ったトレスの顔立ちとは、
かなりのギャップを感じたが、カテリーナはじっと見つめていた。
「トレス神父、その、痛みなどはないの?」
「肯定。性器に循環剤が集中している以外に異常はない。」
感情には枷がはめられていたが、本能はまた別の部分にあるのだと、カテリーナは納得した。
ゼペット博士は、HCシリーズを自らの「子供」と呼んでいたこと、
禁則事項の中に自らを傷つける行為が入っていたことから、トレスたちをただ殺戮人形としか思っていたのとも違うだろう、
そうカテリーナが思い至るころ、トレスは声を出した。
「この不具合の解消法を調べる。」
そう告げながら、トレスが部屋の外に向かおうとして、カテリーナは
慌ててシャツを掴んだ。
全てを1か0かで判断する彼にとっては、裸か服を着ているか、
という問題は重大な理由がない限りは些細なことに過ぎないのかもしれないが、
勃起した男根をさらけ出した神父が、枢機卿の部屋から出てきた、
などと騒ぎになれば、それこそ義弟は卒倒し、義兄は歓喜する事態になる。
「神父トレス!私が鎮めます!」
慌てたような口調で告げるカテリーナとは、対照的にさしたる問題ではないかのように、トレスは普段と変わらない表情を向けた。

保健体育の授業で習った程度の知識だが、この場合をやむをえないと考え、カテリーナの細い指が、ゆっくりとトレス自身に触れた。
思ったよりは柔らかい、弾力のある感触を確かめながら、カテリーナはゆっくりと手を上下に動かす。
「どう、かしら?」
よく分からない、といったような表情を浮かべたままカテリーナはトレスを見上げた。


930:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/10/16 13:32:05 eB2WvxUa
「どう、とは?」
「気持ちいいかと聞いているの」
改めて問い直されると恥ずかしさが増すような気がしたが、トレスに辱めようとする意思が無いのを理解しているからか、カテリーナは微かに頬をあからめながら告げた。
「否定、俺は機械だ。気持ちいいとは感じない。」
無機質な声がそう告げてはいたが、体の構造自体が人間に近しいためか、トレスの肉棒は既に先走りを垂らしだし、カテリーナの白く細い指を濡らしている。
男性器から滴るその液体に、刺激自体は送れていることを確認すると、カテリーナはゆっくりと自分の胸に触れた。
暖かく柔らかな白い胸を自分の指先でそっとなぞると、背筋がぞわぞわとして、産毛が逆立つような感触がした。
「ミラノ公、何をしている?」
カテリーナが自分の肌を愛撫しているのが不思議なのか、トレスがそう問いかけると、カテリーナは自嘲するように唇を片端だけあげて、そのまま目を伏せた。
「この行為も、主への冒涜となりうるのかしら……」
トレスとの行為に、生殖の意図はなく、更には自分は自慰に等しい行為を行っている。
信心深い者―例えばあの異端審問官の猪局長などからすれば、この上もなくおぞましい行為ととれなくもないだろう。
「否定。」
不意にその考えを途絶えさせるように、平坦な声が部屋に響いた。
思わずトレスの顔を見つめてしまいながら、その言葉の真意がカテリーナには今一つ掴めなかった。
「ミラノ公の行為は、俺の異常を改善する行為。すなわちメンテナンスに過ぎない。」
お互いに全裸、そんな場には寧ろ滑稽なくらいの真面目な響きに、ついカテリーナは笑ってしまった。
「そうね、ならばキチンと直さないといけないわ……」


931:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/10/16 14:22:22 eB2WvxUa
そう短く告げると、豪奢な金髪をかきあげて、カテリーナはトレス自身を口に含んだ。
異性のモノを前にするのは当然初めての上に、口に含むことにも抵抗はあったのだが、トレスのもの、と考えると多少抵抗は薄まった。
薄い舌でゆっくりと形をなぞり、先走りを喉に流してみたりしながら、カテリーナはトレスの反応を眺めた。
表情は相変わらずの無表情。
しかし、刺激による心拍数上昇からか、かすかに頬が赤くなっているのが、カテリーナからも見てとれた。
「ん、ふ……んっ」
固く、なかなかの大きさがある肉棒は頬張りつらく、初めてということもあって、カテリーナは眉を寄せながら、トレス自身に舌を這わせる。
先端の溝をなぞり、そのまま雁首、裏筋へと舌を這わす。
「はぁ、あ……ん」
トレス自身を掴んでいるのとは反対の手で、自分の乳首をなぞると、既に固くなりつつあり、指先でつまんでみると、むずがゆい快感が込み上げてくる。
「はぁ、あっ……んっ」
ゆっくりとトレス自身に舌を這わせ、指先では自分に悦楽を与える。
快感に短く吐息を漏らすたびに、下腹のあたりが僅かに疼いた。
滑らかで張りのある内股を、粘着質な液体がゆっくりと伝う。
「ん、はぁ、あっ……トレス、ふっ」
息を乱しながら相手の名を呼び、熱の籠もった眼差しで見上げた。
「どうした、ミラノ公。」
微かに呼気の乱れこそあるが、抑揚も感情もないその声に、安心したようにカテリーナはトレス自身から唇を離した。
「もう、少しで終わるわ……」
ゆっくりとトレスの胸板に手をつくと、カテリーナはトレス自身を太ももに挟んだ。
しっとりとしたビロードのような肌でトレス自身を両側から圧迫すると、カテリーナはゆっくりと自分の肉芽にこすりつけるように腰を揺らした。
「あっ、んっ!あぁ、トレス……はぁっ」
普段の澄ましたような声ではなく、淫らに揺れる声をあげながら、カテリーナはトレス自身をこする。
自らの愛液と唾液、そしてトレスの先走りが混じりあい、淫らな音を立てながらこすれる。
部屋に響く水音に、カテリーナは息を乱しながら腰を揺らす。
「あっ、ん、トレス……、あぁっ」
人形相手のむなしい行為だったが、体を重ねる快感は互いに伝わっていたのか、トレスの眉がかすかにひそめられる。
「ミラノ公……くっ!」
不意にグイッとトレスの腕に引き寄せられ、カテリーナの体が前にやられる。
そして、カテリーナの柔らかく膨らんだ双丘に疑似体液がかかった

932:魔術師 ◆HU7XfvOYA2
10/10/16 14:26:46 eB2WvxUa
「あっ、あぁ……」
ピクピクと震え、背筋をそらしながらも、カテリーナ自身も快楽により達していたのか、ふらつくように横に崩れた。
「ミラノ公、損害評価報告を」
「大丈夫よ……少し、疲れただけ。」
そう告げながら額に張り付いた金髪をはらい、カテリーナはトレスの上からどいた。

その後、トレスにより互いの体についた体液がふきとられ、シーツも真新しいものに変えられてから、カテリーナは改めて休息に入ることになった。


終わり



遅くなってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

933:名無しさん@ピンキー
10/10/18 01:53:08 /EE/Ca3H
魔術師さん超GJ!大好きなトレカテをありがとう

934:名無しさん@ピンキー
10/10/31 00:24:16 etJvh0R2
国務聖省の任務の帰りに飛行船に乗ることになったアベル神父とエステル。
そこでウェイトレスのジェシカと再会する。
そしてちっぽけな三等客室で情熱的な安産型のフリルの天使に迫られ、事に
及ぶ羽目になるダメ神父。途中エステルが部屋を訪ねてきたりと色々ピンチ
が迫るも神の御加護により何とか切り抜ける。

…だが、エステルは首筋のキスマークを決して見逃さなかった……。
あとアベル神父の聖職服務規程違反をカテリーナ様に粛々と報告するトレス、
もちろん所要時間や詳しい内容をレポート&口頭説明つきで

935:名無しさん@ピンキー
10/11/23 22:31:19 GifVFifR
コミックス発売あげ

936:名無しさん@ピンキー
10/12/04 15:45:13 h39JgEwd
どなたかクリスマスネタをっっっ!!

937:名無しさん@ピンキー
10/12/14 22:35:11 E/qhqAIz
♪きっと君はこなぁーいぃー

938:名無しさん@ピンキー
11/01/04 22:38:58 5YeDifYb
保守

939:名無しさん@ピンキー
11/01/27 14:17:10 mH2TjcIy
あけおめー

940:名無しさん@ピンキー
11/01/29 23:28:53 ZoohIIS5
>>939
おせぇよww

941:名無しさん@ピンキー
11/02/16 01:03:15 XUY826S+
バレンタインものを期待してきてみたが…


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch