10/07/08 22:12:37 Ulp264wJ
【お邪魔しますっ以下の続きとなりますっ】
【スレリンク(erochara2板:234番)】
(浮かび上がってくる違和感の正体
"水谷"という名前―そもそもこのご時勢、そう簡単に海難事故などおきるはずがないのだ。
海に身を投げた年端もない女の子が前後不覚になるだけですむはずがないのだ。)
(戦慄する永久の視界の隅で、その動揺を沈めるように半透明の四速歩行の獣が戯れている。
優奈の手にじゃれ付くその姿はとても愛らしく、とても心が落ち着いていくのがわかる。)
詳細は知りません、けど………"龍に護られた巫女"ということで文献に残っていた気がします。
確か―私が"奏鬼眼"のことを学ぶ時に引き合いに出されたいくつかの事例のうちの一つ……
(その家が護ってきたもの、護ってきたが故にその家として成り立ってきたもの。
≪奏≫が鬼として世を生きるために"奏鬼眼"を受け継いでいったように
他の家にも代々後世に残して言ったものがある―その中にそんな名前のものがあったような気がして)
(家を無くして尚受け継がなければならなかったもの――)
……………………
(じっとビジョンを見入る―津波だろうか?それとも河川の氾濫?
そのどちらとも言い難い不自然な水害、それから逃げる人々、そして対応する集団
―何が原因でこんなことが起きているのかじっと見極める。)
………愛華ちゃんの"力"はただ水を操ることではないんでしょうか?
私の勘ですけれど――本当の"力"は「水谷の守護神の加護を行使する」。
(話を統合してみる、推理してみる、そして―自分なりの答えを出し、伺う。
何度かぶれる視界を正そうとゆっくりと金色の瞳、"奏鬼眼"をひらき
額とあわせて三つの眼で優奈をじっと見つめて)
そして、その力を安定させるための何かが今なくなっている?
【というわけで本日もよろしくお願いしますっ】
【カーブ投げますよ?!】