10/07/07 21:23:44 9bdyL3FC
>>278
そりゃ失礼した。
でも、だからってあんたがその対価を収集することはないんじゃないのか?
しかしまぁ、どちらにしろ請求されたところで、出せるものがないけどな。
(飄々とした彼女の態度に、そのペースに巻き込まれないようにつっけんどんに口にする)
(少しずつ言葉に棘を含ませてきている彼女に、警戒心を働かせつつ)
そいつは残念でした。どうも俺は悪運が強いみたいでな。
厄介ごとにはよく巻き込まれるけど、どうにかこうにか凌いできてるんだ。
そんな偶然に期待してても、俺はゴキブリ並みにしぶといからな。
(彼女の言葉に軽い調子で返して、おしぼりで手を拭って、汗をふき取る)
……なるほど。
色々とツッコみたいことは沢山あるけど、少し整理しようか。
まずはじめに、手放すもなにも、俺はあの人を強奪した覚えはないぜ?
次に、そうだとしても、決めるのは先輩だろ。
そして、先輩がそうと決めたことなら、俺は頷く。
―最後に、それらの理由が俺の納得できることだったら、っていう前提がつくけどな。
(冷水をぶっかけられるかのような言葉に、それこそ頭の中を冷やすように慎重に言葉を紡ぐ)
(うかつなことを言えば、この人はそれを武器にする。つとめて冷静に思考を働かせながら、ぐいっと氷水を飲み干し)