10/07/04 23:07:23 aSmZAXmK
(―やるべきことは決まった。
どうか負けないで欲しい。例え自分の無力に直面したとしても決して諦めないでほしい。
あの言葉が吐けたのならそれができるはずだから)
……ふふっ、菫ちゃんが遅いものですから前y―馨君が心配していたみたいです。
もう大変だったんですよ「探しにいく!」って布団から出ようとするんですから
おねーさん思わず困ってしまいました。
(頬に手を当てて苦笑して真顔ででたらめをでっち上げ―)
さて、案内も終わりましたし馨君も元気なことがわかりましたし………
しっかり治してくださいね?
(立ち上がってから視線を馨に向ける。手配はしておくから体調は整えておけ、と。)
ではでは、兄妹水入らずでがんばってくださいませ、妹に風邪を移すダメなおにーにならないようにしてくださいねぇ
お先に失礼します
(ペコリ。と頭を下げるとそのままその部屋を後にして―)
(その帰り道、永久は携帯片手に女子寮への道を行く
しかるべきところへの連絡―再び前山馨と異形少女を引き合わせるための手配。)
―………はい、「炎使いの少年」と再び………はい。わかってます、けど………
(振り返り、今まで歩いてきた道を辿ったその先にあった姿を思い浮かべながら言葉を紡ぐ
楽しげに口元を吊り上げて、受話器越しに聞こえる反対の声に対して言う)
―案外、彼なら全て上手くいくやも知れません――
【こんなところで私は〆ですっ】