10/07/03 23:47:40 mVkcw4cL
前スレ>>486 『絶対領域』さん
そういうことでしょう。
……くだらない言葉遊びになりますが、道とは、そこにあるもの。
道を選ぶ事は出来ても、歩く場所も行きつく先もあらかじめ絞られていたのかもしれませんね。
(今はもうない左肩の先を軽く眼で追って、郡へと視線を戻す)
その気持ちも一切無いわけではありませんよ。
ただ、思考も感性も、他人と価値を統一することはできませんが─
私が「お人好し」ではない、と言う事だけは断言しておきましょう。
ある程度の警戒と懐疑は、引き続きしておくべきではないでしょうかね。
(彼が見せた呆れるような仕草に、仮面の下で苦笑を返し)
(手入れの行き届いていない自分の髪を撫でながら、月を仰いだ)
ブルース・リーのファンは、彼を殺す事で、彼を手に入れようとしたとか。
(郡から告げられた残酷な言葉も、アンジェラにとっては予想されたものだったのか)
(身じろぎひとつせず、淡々と言葉を返す)
ともかく、お互いの現状を許容できない状態、
言うならば、悪い夢だと割り切っている状態で二人が戦い続けることほど
無意味で滑稽で無価値なことは無いかと、私は思うだけです。
(風にまくられるマント。一瞬だけ露わになるのは皺と傷に埋もれた醜い皮膚)
どんな形であれ、決着をつけるのがお互いの為でしょう。
ご健闘をお祈りしていますよ、「絶対領域」。
─郡太一郎。
(去っていく彼の後ろ姿をしばらく見つめた後、自身も立ち上がり右手を突き出す)
(掌の先に浮かび上がる魔法陣の中に「Ⅱ」「Ⅲ」「?」「ⅩⅩⅢ」「?Ⅲ」の文字が現れ、空間に人が通れるほどの孔を開ける)
(孔の中に身体を通せば、この世界からは消えて─)
【置きレスにスレをお借りします。】
【長らくお待たせしました。申し訳ないです】
【こちらはこれで〆とさせていただきます。お相手、ありがとうございました】