07/07/22 15:35:36.51 ajJuM7Rw0
>>557
「えーと……もらってもいいのかな?」
「どうぞ……」
そういって、女子生徒から缶ジュースを貰うとその女子生徒は、私の隣に腰をかけた。
「誰か、待ち人かな?」
私が、そう尋ねるとその女子生徒は小さく頷く。
本当……長門さんに雰囲気ソックリな子。
「…………」
「…………」
何も喋る事がない。
ただ、今先ほど受け取った缶ジュースのひんやりとした冷たさが、手に広がる。
それにしても、そんなに私は熱そうにみえたのかしら?
と、缶ジュースを数秒ばかり見る。
そして、最初に口を開いたのは私。
「ちょっと質問していいかな?」
私の言葉に、女子生徒は小さく首をかしげる。