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2018/03/06(火)
伊総選挙、五つ星が第1党に 連合では中道右派が最大
URLリンク(europe.nna.jp)
イタリアで行われた総選挙の開票結果が5日判明し、代議院(下院、定数630)では反体制派政党「五つ星運動」が得票率32.7%を獲得して第1党に躍り出た。中道右派連合のうち、同盟(旧北部同盟)は17.4%と躍進。
一方、中道左派で前首相のレンツィ書記長(党首)率いる民主党は18.7%と2013年の前回選挙を大きく下回り、大敗を喫している。
中道右派連合では他に、ベルルスコーニ元首相率いるフォルツァ・イタリアが14%、イタリアの同胞が4.4%。これにより、中道右派連合全体では37%に達する。中道左派連合は全体で23%にとどまった。
一方、元老院(上院、定数315)は五つ星運動が32.2%、中道右派連合が37.5%、中道左派連合は23%。いずれの勢力も単独過半数には届かず、ハング・パーラメント(宙ぶらりん議会)が確定した。
向こう数週間にわたり、連立政権樹立に向けた交渉が展開される見通しだ。
五つ星運動のルイジ・ディマイオ党首は「歴史的な結果だ」と喜びを表した。同盟のマッテオ・サルビーニ党首は同党の得票率が連合の中で首位だったことから、自らが首相候補になるべきと改めて強調。
ただ、五つ星運動との連立の可能性は否定している。民主党の今回の大敗を受け、レンツィ氏は書記長職を辞任すると表明した。
イタリアでは昨年10月に幅広い政党間の連合を認める新選挙法が成立。これにより、過半数議席獲得には連合全体で少なくとも得票率が40%に達する必要がある。
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2018.3.5 22:27
【イタリア総選挙】
ポピュリズム席巻 EU政治に新たな不安
URLリンク(www.sankei.com)
五つ星は既成政治への批判、同盟は移民排斥を訴えてポピュリズム(大衆迎合主義)に便乗した。
五つ星運動の連立否定で多数派の組み合わせは、中道右派と中道左派の連携以外にない。しかし、同盟は民主党政権の移民政策や欧州連合(EU)との協調路線に真っ向から反対する。
同盟のサルビーニ書記長は、不法移民の大量送還を主張。イタリアでは過去4年間で中東やアフリカから地中海経由で約60万人が流入し、反移民感情が広がっていることに便乗した。
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第一党が政権に加わらない?変なの