14/01/22 07:26:56.61 LjF49ycs
>>330 の続き
龍樹の中論
URLリンク(home.att.ne.jp)
第二十四章 四つの聖なる真実(四聖諦)の考察
9.
世俗諦(せぞくたい)勝義諦(しょうぎたい)
この二つの真実の間に引かれた区分を
理解しない者は
ブッダの深遠なる真実をも
理解しないであろう
10.
現象的真実の中に存する根拠なしに
究極なるものの重要性は説き得ない
究極なるものの重要性をすることなしに
解脱(涅槃)は達成され得ない
18.
依存的にともに生じたものは何であれ
それが空として説明されるものである
依存的な名称であるというそのことが
それ自体が中観なのである
40.
依存的に生じること(縁起)を理解する者は誰であれ
苦しみ(苦諦)をも理解し
そして、それが生じるということ(集諦)を理解し
そしてその方法(道諦)とともに
それが消滅するということ(滅諦)を理解するのである