12/12/29 12:28:36.64 0
安倍さんは、デフレと円高が問題だと考えている様です。
金融緩和で円安になり、デフレは克服でき、日本経済は復活するというシナリオです
日銀は、今、消費者物価が1%になるのを目処に金融緩和を続けていますが、目処から目標に変え、しかも2%に上げて、
なりふり構わず緩和を進めさせようという訳です。
しかし、以前の自公政権の時も、金融緩和を続けたけれど成果が上がりませんでした。
今回の措置でどう変わるか、道筋を示す必要があります。
(円安が本当に良いこと?)
そもそも、円安が、本当に良い事なのでしょうか。
確かに、円安になれば自動車や電機などの輸出産業は為替差益で、収益は改善します。
しかし、ヨーロッパの自動車メーカーは、ユーロ高でも輸出価格を上げているのに、
日本の車は円高で価格を上げられない、こうした競争力の落ち込みが根本の問題です。
円安で競争力を回復させ経済を再生させるというのは、楽観的では無いでしょうか。
経済全体を見ても、ドルなど外貨建でみると、輸出額より輸入額の方が多くなっており、
今や、日本全体では円高の方がメリットが大きくなっています。
原発が止まりLNGの輸入を増やさなければならない今、円安は首を絞めかねません。
円安のデメリットも視野に入れて、考える必要があります。
(抜粋)