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8月14日 李明博「心から謝罪するのであれば訪問するように。『痛惜の念』などという単語一つを言いに来るのなら、必要ない」
8月14日 大統領府「訪問したいなら、謝罪すればいい」に訂正
8月16日 大統領府「趣旨や文脈に誤解がある」と主張
8月23日 大統領府「悪意はない、意図的ではない」と釈明
9月 8日 大統領府「天皇謝罪でなく、訪韓が真意」 李明博「真意が伝わってない、発言がねじ曲げられている」
8月14日
李明博大統領は、天皇陛下が訪韓しようとするなら
「（日本の植民地支配からの）独立運動をして亡くなった方々を訪ねて心から謝罪するならば来なさいと言った」と述べた。
「（外遊では）すべての国へ国賓訪問したが、日本は（国賓として）行っていない」と語った。
「独立運動で亡くなった方たちに心から謝罪するのであれば訪問するように（日本側に）伝えた」と述べた。
「加害者（日本）は忘れられるが被害者（韓国）は忘れられない」と指摘。
「（天皇陛下が表明した）『痛惜の念』などという単語一つを言いに来るのなら、必要ない」と述べた。
8月14日
韓国の大統領府は、「（天皇陛下が）韓国を訪問したがっている」とする李大統領の発言を訂正した。李大統領は実際は、
「（天皇陛下が）韓国を訪問したいならば」と仮定の話と述べており、「独立運動をして亡くなられた方々のもとを訪ね、心から謝罪すればいい」と発言していた。
8月16日
大統領府高官は、「大統領が言及した趣旨や文脈に対する誤解がある」と主張、「日本側に十分に説明する用意がある」と述べた。
8月23日
大統領府高官は、「歴史問題についての原則的な立場を述べたものであり、悪意は全くない」と釈明した。
「日本人の中には心を痛めた人も多いようだ。独島（竹島）に行った後で出たので強調されたが、意図的な発言ではない」と説明。
9月8日
天皇に謝罪を求めたとされる自らの発言について、真意が伝わっていないと語ったという。
李大統領は「私の発言がねじ曲げられて日本に伝わっている」と述べ、強い不快感を示した。
韓国政府関係者は「まず謝罪ありきのように強調されるが、一気に懸案を解決するには天皇訪韓ほどの大胆な決断が必要ではないか、というのが大統領の本意だ」と補足した。