12/09/24 17:23:51.04 0
米国は今回のミサイル指針をめぐる交渉でも従来と同様、韓国に対して民間による
固体燃料ロケットの開発を認めようとしていないことが、23日までに明らかになった。
今回の交渉で米国はロケット技術の軍事用への移転だけでなく、軍用技術の民間移転にも反対しているようだ。
ある韓国政府筋は「宇宙ロケットの開発に当たっては、液体と固体燃料を併用するのが世界的な流れだ。
しかし韓国はミサイル指針があるため、液体燃料のロケットにしか依存できない」
「米国は韓国が固体ロケット技術を利用し、最終的にICBM(大陸間弾道ミサイル)の開発を目指していると
今も疑っているようだ。それが韓国側の強い要求を最後まで拒否する理由ではないか」などと述べた。
液体燃料は長持ちする上に制御もしやすいが、固体燃料に比べて瞬間的な推進力が弱いため、
発射の瞬間にどうしても限界が露呈する。そのため宇宙開発を進める各国は、
ロケットの一番下にある1段目に液体と固体燃料を併用するケースが多い。
韓米ミサイル指針は固体燃料ロケットについて、総推進力100万ポンド秒(lb/sec)以上のロケットは
開発できないよう制限している。
これは日本のH2Aロケットが補助ロケットとして使用する小型の固体燃料ロケットのわずか10分の1レベルだ。
今年5月の韓国の人工衛星「アリラン3号」の打ち上げには、このH2Aロケットが利用された。
この制限の影響で、韓国が開発中の宇宙ロケットの1段目は、全て液体燃料ロケットだ。
URLリンク(news.livedoor.com)