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海外旅行行って、地元のスーパーに行くと、実に様々な国の商品が置いてある。
日本の場合は原材料こそバリエーションに富んでいるが、大半は国内企業による国内加工品が殆どだ。
実は、これって世界的に見て特異な点なのだ。日本人は、実は世界の何処よりも国産品が大好き民族なのだ。
その国産信仰たるや、あの中国など足元にも及ばない。
この事を念頭においてもう一度日本の国内市場を見渡そう。
日本の巨大なGDPの7割は内需で持っている。
輸出入の貿易依存度は3割。金額の増す外国製品の輸入比率は恐らく世界一低いのではないか?
この世界でも特異な国内市場。ここの市場が伸び悩んでいる事がデフレの最大要因なのだ。
その原因は?モチロン第一の原因はマネー不足。だけどそれだけじゃない。規制により守られた分野が多く残り、改革・改善が滞り、変化の乏しい環境の中で、期待成長率が下がっている事が大きい。
要は、守るべき大切な企業もあるにはあるが、潰れてしまった方が良い様な企業までもがいつ迄も生きながらえ、厳しい環境下で従業員への圧迫しか手の打てない様な企業が生きながらえ、破綻から再生と言うプロセスは無きに等しく、下克上が実現しないからだ。
人間の身体も、古い細胞は死に、新しい細胞が生命維持に頑張る。そうした新陳代謝が常に起きている。
いつからか日本は新陳代謝が起きない社会になってしまった。
それが期待成長率を押し下げているのだ。
643:名無しさん@13周年
12/08/10 11:26:57.55 C2IyaFem0
沈豊