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熊本市を流れる白川(しらかわ)は加藤清正の河川改修以来450年営々と防災に努めてきた
特に1953年の水害では多くの犠牲が出た、今回テレビの画像で流れた子飼橋左岸では
酷くて、橋桁に貯まった材木に行く手を阻まれ、行き場を失った川が新しい川の流れを作り住宅地の数百戸家が飲みこみ多くの被害が出た
また白川全域で氾濫して全市が水没する洪水でもありました、自分の家族も犠牲者の一人です、
あれから59年改修をかさね、ほぼ水害が出にくい流れになっています、子飼上流の左岸堤防は高さ20メートルにも達しています
広大な阿蘇のカルデラの水を集め都市の中央を流れ下る制御しにくい川なので降雨量からすれば床上浸水が多少の出た程度で済んだのは
治水工事の成果と言えるでしょう。
しかし、大分県竹田や熊本県一宮・立野の災害は集中豪雨による土砂災害で時間降雨量100ミリ連続5時間では山間部は耐えられる限界を
遥かに超えているので不可抗力な面もあったと思います、亡なられた方々には深甚なる哀悼の言葉をおくらせて頂きます。