【話題】 大前研一氏 「六重苦で企業の日本脱出の流れが今後ますます加速するのは間違いない」at NEWSPLUS
【話題】 大前研一氏 「六重苦で企業の日本脱出の流れが今後ますます加速するのは間違いない」 - 暇つぶし2ch1:影の大門軍団φ ★
12/07/06 08:18:17.06 0
「貿易立国ニッポン」が出口の見えない隘路に入り込んでいる。2011年の貿易収支が31年ぶりに赤字に転落し、
マイナス基調が続いている。こんな事態になったのはなぜか。大前研一氏が解説する。

もともと日本企業は、これまで国内で「六重苦」に苦しめられてきた。

超円高、高い法人税、製造業への派遣禁止などの労働規制、割高な電気料金、
CO2削減のための環境対策費、貿易自由化の遅れの6つである。

最近はさらに部品産業の国内空洞化、6年連続で首相が交代するなどの政治不安、
少子高齢化、国内需要の減退、国民心理の暗鬱化、地震や豪雨などの自然災害に機能不全の中央政府、
という新たな六重苦が加わっている。

それに耐えかねた企業の「日本脱出」の流れが今後ますます加速するのは間違いない。
そうしなければ、企業が生き残れないからだ。

日本が31年ぶりに貿易赤字に転落したというニュースも、そうした流れと無縁ではない。
これは、一時的な現象ではなく“歴史の必然”であることに注意しなくてはならない。

国家には発展段階というものがあり、その過程で特定の産業が強い輸出競争力を持つフェーズ(段階)がある。
たとえば、ナイフ、フォーク、スプーンなどの銀食器産業は長くイギリス(シェフィールド)が強かったが、
ある時期からドイツ(ゾーリンゲン)に取って代わられた。

また、繊維産業はイギリスもドイツも競争力がなくなり、当時の新興国で労働コストが安かったアメリカのニューイングランドに行った。
その後、新たに台頭してきた日本が圧倒的に強くなり、日米貿易戦争の口火となった繊維交渉へとつながった。

さらに繊維産業は安い労働力を求めて韓国、台湾、インドネシアへと移動し、今は中国に集結しているわけだ。
産業の“主役”として栄える国は、国家の発展段階によって次々と入れ替わってきたのである。
URLリンク(www.news-postseven.com)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch