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・「よく寝て、食べ、思いっきり遊ぶ。『子供の中の子供』、自慢の娘だった」。京都府亀岡市の
集団登校事故で、亡くなった市立安詳小学校2年の小谷真緒さん(7)。両親は、車を運転した
無職少年(18)への怒りを抑えながら、娘と過ごした日々と、これからも続くはずだった未来へと
思いをはせる。一緒につくりたかった思い出は、まだたくさんあった。
父の真樹さん(29)はふとした瞬間、真緒さんの面影を思い浮かべる。肉が大好きで「あれも
食べていい?」と口いっぱいに頬張る表情。放課後、家を飛び出してキックボードで走り回り、「
飛ばしすぎ」と怒られたときの、ばつの悪そうな笑顔。そして、仕事で疲れた体をマッサージ
してくれた小さな手の感触。
「うまいなぁとほめると『真緒、マッサージ屋になる!』と張り切って…。一番のパパっ子だった」
国語辞典をねだるほど勉強も好きだった。字は1文字ずつ丁寧に書き、“まお”の曲線が気に
入らないと紙が破れるほど何度も書き直した。筆箱の鉛筆をすべてきれいに削っていた。
「とにかく頑張り屋」。母の絵里さん(30)が言うように、あの日も必死に命をつなごうとした。
両親が病院に駆けつけると、小さな体から大量の血を流しながらも、止まった心臓の鼓動を
2度も取り戻した。想像すらできない痛みに必死で耐えながら息絶えた娘に、絵里さんは
「こんな体でよく頑張ったね」と声をかけた。
少年法が壁となり、事故を起こした少年の情報は両親には全く知らされない。事故現場で
制限速度(時速40キロ)を超える50キロ程度で走行し、無免許の居眠り運転という悪質な
事故に、刑が重い危険運転致死傷罪が適用されない現実にも、ただ愕然とする。
絵里さんは「こんなにひどい事故なのに少年というだけで守られる。真緒は少年たちより
もっと小さかったのに…」と話す。(>>2-10につづく)
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
※元ニューススレ
・【社会】 "子供ら3人死亡、1人重体"の亀岡暴走事故、無免許で徹夜~居眠り運転の少年に「危険運転致死傷罪」適用見送り…京都地検
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