12/01/05 13:19:17.60 wrYVrahqO
>>189
それに、デフレ時の上げ潮路線と積極財政路線は学問的には決着がついている。
1999年11月号の『文芸春秋』の、リチャード・クーとポール・クルーグマンの対談
●リチャード・クー
現状では金融政策だけでは限度がある。したがってバランスシートの改善が
済むまで、大胆な財政出動により景気の下支えを行うべきである。
●ポール・クルーグマン
当分財政支出による需要の喚起も必要であるが、これにも限度がある。
また日本は現在深刻なデフレの状態である。
そこで今一番必要なのは大胆な金融の緩和である。
2000年前後にヘリコプター・マネーを日銀に主張したポール・クルーグマンは、
現在の米国経済の状況を踏まえて、財政政策重視の発言を行うようになった。
それもリチャード・クーの論文を引用し財政出動の必要性を主張している。
90年代に米国の識者が日本になすべき課題をあげつらったことについては
「謝るべきかもしれない」とも述べている。
クルーグマンはノーベル経済学賞、日本のエコノミストは不勉強な
馬鹿ばかりだが、クー、麻生以外にも少しづつ増えている。
欧米などで財政債権路線をとる国は必ず経済的に失敗するよ。