14/03/09 04:30:19.18
記者さんやっぱりChIP seqが鍵ですね。
以下のkahoさんのデータをわかりやすく解説してみました。
Oct4
URLリンク(genome.ucsc.edu)
3つのグラフが縦にならんでいます。このパターンがOct4遺伝子の指紋の
ようなものでバーコードと考えて下さい。上から同様に
①酸処理する前のCD45+細胞のパターン(Oct4の遺伝子あり)
②酸処理後のstap細胞のパターン(Oct4の遺伝子なし)
③stap幹細胞のパターン(Oct4の遺伝子なし)
見事に、①にあったOct4遺伝子が②③で消失しています。
つまり,CD45+細胞だけがOct4-GFPのトランスジェニックマウスで,それ以外
は違う細胞を使っています.調べた所CD45+以外の細胞にもGFPの配列はあり
ました.従って,これらは論文に使われている,恒常的に蛍光を発する
CAG-GFP細胞であろうと考えられます.つまり、①ではOct4が発現すると緑に光るが
②③では、Oct4の発現の関わりなく緑に光ります。