06/11/14 00:55:01
冬ソナの時はペ・ヨンジュンの声を既に知っていて、あの声は彼の魅力の欠かせない
要素の一つだと思っていたので吹き替えの人の声にどうしても馴染めませんでした。
また、声優の経験も余りない方だったようで技術的にも問題があったと思いました。
しかし、今回の吹き替えの方達は充分経験もある声優さん達で、主役の二人も新人です。
彼らの声に馴染みがあるとも思えないのに何を根拠にこうも批判が多いのか疑問でした。
不自然だというからには何か自然だと思える対象があるはずですが、それが本人
の声と違うというのなら字幕か原語の方を見ればいいだけだと思います。
ソ・ドヨンの声が嫌いだとか、演技が下手だというわけではないですが、自分のように
松田さんのチェハに第一回放送から惹かれた人間もいるのです。
声優さんには声優さんの役柄解釈があり、松田さんのチェハがあって良いはずです。
ソ・ドヨンのように表情は大きめ、声の方はかなり淡々としている、しかも韓国語の
ようにあまり馴染みのない言語を話す外国人の吹き替えはイメージが掴みにくくて
相当に難しいと思います。
自分はトヨンチェハより、屈折していて人間味のある松田チェハの魅力は捨てがたいと
思います。オリジナルと比べるとチェハの表情まで違って見えるのが不思議です。
韓国人だから仕方ないと思いますが、お父様が英国人のヘニーは別として、イナの
英語は字幕がないと聞き取れない単語や聞きにくい所が多くて疲れます。
個人的にはフィリップの声優さんの英語の方がまだ私にはマシに聞こえます。
ヘニー版と聞き比べても彼の喋り方の特徴をよく捉えていて、母親が韓国人・父親が
オーストラリア人の外国人が話す英語としてはそれ程問題はないと思います。また、
声優としては決して下手ではないと思います。
自分にとって春のワルツで声の違和感が最も強いのがチェハの母を演じるクム・ボラです。
彼女の声は他の何本かのドラマで耳に残っているので比べれば確かに字幕の方がしっくり
来ますが・・・
折角素敵なドラマなのであまり枝葉末節に拘っているよりドラマのテーマを楽しんだ方が
良いのではないかと・・・