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イエス・キリストは日本に逃れて、新郷村で生涯を終えたという「キリスト渡来」伝説がある新郷村戸来の
キリストの里公園で６日、４７回目のキリスト祭（新郷村観光協会主催）があった。今年はキリストの墓を
含む村内の神秘的な場所を巡る「ミステリーツアー」も企画され、県内や首都圏から４４人が参加した。
慰霊祭は、神職による祝詞奏上と玉串（たま・ぐし）奉奠（ほう・てん）など、なぜか神式。和服姿の女性たちが
キリストの墓の周りで「ナニャドヤラ踊り」を披露。ヘブライ語とも言われる「ナニャドヤラ～ナニャドナサレノ、
ナニャドヤラ～」と独特のかけ声とともに盆踊りのような舞をみせた。
「大祭長」を名乗る須藤良美村長自らが「（伝説の）真偽は別にして」と言う「祭り」だが、約２００人の参列者の
中には知事代理や衆参院の県選出国会議員とその代理人、近隣の自治体首長らの姿も。１２月の新幹線の
青森延伸とからめて慰霊祭を観光資源ととらえ、「神秘とロマンを感じさせる。さらに全国に広めたい」などと
あいさつした。
そんな関係者の思いが通じてか、ミステリーツアーは県内中心の告知にもかかわらず、東京と神奈川からも
応募があり、キャンセル待ちも出る人気に。３年前に兵庫県から転勤してきたという八戸市の会社員吉川幸雄さん
（５２）とまゆみさん（５０）夫妻は「パワースポットを回って温泉に入り、一日のんびりしたい」と参加。
初めてキリストの墓を訪れ、幸雄さんは「村おこしにがんばっているなと思った」と話した。
asahi.com:純和風テイストに「キリスト祭」 新郷村-マイタウン青森
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