10/05/21 22:30:55 0
・JR新大久保駅を降りて、大久保通りを東へ歩く。ハングル文字の看板が現れ、香辛料がほのかに香る。
すぐに見えてきた「韓流百貨店」。店内はバーゲンセール会場のようにごった返していた。400平方
メートルほどの広さ。韓流スターのグッズやCD・DVDと、化粧品、食料品を扱う。活動休止後も人気の
男性グループ、東方神起のグッズが置かれたワゴン前に女性たちが群がり、タペストリーや写真集を
買っていく。人気のスターはポップグループのBIGBANGやSS501、男優のイ・ビョンホン。壁の大きな
カレンダーに、アイドルのイベントの日程などが書き込まれている。同店の李謹行(イクンヘン)課長
(44)は「来店者数は去年の2割増。休日は2000人以上がいらっしゃる」。昨年は約6億円だった
年商の今年の目標は10億円だ。
李課長が「今は半分が若い女性」と言うように「韓流ファン=中高年」という図式は古い。
街で目立つのもK-POPのスター目当ての10~20代の姿だ。東京都東大和市の2人の中学3年
女子はBIGBANGのファン。初めて大久保に来た。「楽しかった。シールにうちわなど15点、
5000円以上買った」
川崎市のパート、光永美由紀さん(45)は娘の中学3年、花乃子さん(14)の影響で東方神起
ファンになった。「歌唱力がすごい。可愛くて、感心で、見守ってあげたい」。娘に「新大久保に
行きたい」と言われ、やって来た。
15年前には、中学生が遠方から大久保に来るなんて想像できなかった。夜、このあたりの
路地には、街娼らしき外国人がいっぱい立っていたものだ。警察の取り締まりなどで
いなくなったという。
古い一軒家の土間で、ずっとここに住む70代の男性は「この街は、戦前は近くに旧陸軍施設が
あり、軍人が借家に住んでいた」と話す。90年代から通称「職安通り」に韓国料理店などが増え、
02年のサッカー・ワールドカップ日韓大会、ドラマ「冬のソナタ」を機に、店は大久保通りや
路地へ広がった。(>>2-10につづく)
URLリンク(mainichi.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)