10/04/26 22:50:14 bZHbuDWe0
「善良な不平家というのが一番嫌いだ。一番救われない印象を常に受ける」
「不平家とは、自分自身と決して折り合わぬ人種を言うのである。
不平家は、折り合わぬのはいつも他人であり環境であると信じ込んでいるが」
by小林秀雄
今日の日本にはこのような「不平家」があふれているのではないか。
自民党の時代には、その政治に「不平」をいい、その「不平」の欲求不満から政権交代を求め、
いざそれが実現してみれば、民主党政権にも「不平」をつぶやいている。
「善良」さとは、」己と戦い己に打ち勝」とうとする意志がないからにすぎない。
だから、現在の日本の社会にも何か「一番救われない様な」閉塞感が漂っているではないか。