10/04/07 02:12:24 0
生活保護を受給していた丸亀市内の女性(60)が、同市福祉課の幹部職員の「わがまま病だ」との中傷を人づてに聞き、
精神的苦痛を受けたなどとして損害賠償を求めた訴訟で、原告の女性は5日、一部女性の訴えを認めたが、
生活保護受給に関する市の調査を、「職務遂行上必要で違法性はない」とした1審・地裁丸亀支部判決を不服として、
高松高裁に控訴した。
女性は「市は不正確な目撃情報に基づき、移動支援の業者など自分の周囲を異常なまでに調べていた。
社会的信用が傷ついた」と控訴の理由を説明している。
(2010年4月6日 読売新聞)「わがまま病」 訴訟 原告の女性が控訴
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
生活保護者「わがまま病」と中傷/香川・丸亀市に賠償命令
車いす生活を送りながら、香川県丸亀市から生活保護を受けている同市の女性(60)が、市の幹部職員から
「わがまま病だ」と中傷されたなどとして、市に100万円の損害賠償を求めた訴訟で、高松地裁丸亀支部は1日までに、
発言の違法性を認め、市に慰謝料10万円の支払いを命じた。
熱田康明裁判官は判決理由で「許容限度を超える表現で、原告の自尊心や名誉感情を損なった」と指摘した。
判決によると、2007年10月、生活保護の受給審査をする市福祉課が、女性の障害の程度に疑問を持ち調査。
幹部職員(当時)が女性を担当していた相談支援専門員から聞き取りした際「(女性は)わがまま病だ」などと発言、
相談員から内容を聞いた女性に精神的苦痛を与えた。
女性側は「市からはほかにも誹謗中傷を受けた」などと主張しており、控訴する方針。
丸亀市は「主張が認められず遺憾。判決内容を精査し、適切に対応する」としている。
URLリンク(www.shikoku-np.co.jp)