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生活保護家庭や母子家庭が
一般の低所得者(勤労納税者)より多くの保護収入を得ていて、
逆に、支える側の方が野垂れ死にしかねないという
『弱者逆転現象』を、マスコミはずっと無視し続けている。
この前、テレ朝のフルタチが
「税金負担が増えるのは嫌、という声ももっともだとは思うんですが、
これからの時代は国民全体で、老人や子供を養うことが必要なんですよね。
こうした精神を、もっと国民に根付かせていったらどうでしょうか」
と、民主大臣に進言していた。
ミンスもフルタチも結局、高度経済時代の考えのまま止まっているわけだ。
60年代の資本民主主義はそうやって国民が一致団結して
義務を負担しあって、相互依存すれば良かったが、
もはや資本主義(貨幣)も民主主義(人の団結)も
世界の隅々まで蔓延して、行き着くところまで行ってしまった。
今、次々と起きている格差や人口爆発や温暖化を解決するのは
それを産み出した社会システムでは無理だということに
まず人類は気づかないといけない。