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家庭で温室ガス25%削減…家計負担は最大650万円 2009.9.8 23:08
家庭でできるCO2排出削減の負担と効果 二酸化炭素(CO2)など、温室効果ガスの
排出を2020(平成32)年までに1990年比25%削減するため、民主党は
「政策を総動員する」方針だ。だが、政府試算では、今ある技術を一つの家庭で「総動員」
すると、最大で650万円程度の負担増になる。
金銭的な負担は別にして、最も効果が大きいのは、住宅用の太陽光発電設備だ。一般的な
出力3・5キロワットのタイプで2200キログラムを削減できる。設置費用は約185
万円だが、国の補助制度(1キロワット7万円)で、約160万円になる。
ただ、全国約4900万世帯のうち戸建て住宅は約2650万戸で、屋根などに設置する
のに必要な耐震性と広さを備えるのは、約1000万戸だけ。太陽光がだめでも、100
万円かけて断熱工事をすれば、800キログラムの削減ができる。
住宅以外でも、従来型のガソリン車から、ハイブリッド車や電気自動車といった次世代
エコカーに買い替えれば、800キログラム削減できる。40万~300万円高くなるが、
最大139万円の購入補助制度がある。さらに、大気中の熱を利用するヒートポンプ方式
の高効率給湯器「エコキュート」や最新の省エネ家電導入で、計1250キログラムの
削減が見込める。
ただ、1世帯あたりのCO2排出量は増えており、25%減達成には、現在よりも
約1700キログラムの削減が必要だ。家屋の構造に加え、家計負担を考えれば、一般
家庭で25%削減を達成するのは簡単ではない。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)