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滋賀県選挙管理委員会が決めた衆院選啓発用の統一標語の一部が、
渡辺喜美元行革担当相(無所属)が結成予定の新党「みんなの党」の名称と
重なることが6日、分かった。
県選管は、標語を使用しないよう県内各市町選管に通達したが、すでに多くの
選管が標語入りの啓発備品や入場券の作成を済ませており、
発注のやり直しなど対応に追われている。
標語は「きみの夢 みんなの未来 かなえる選挙」。
6月末に公募作品の中から選ばれ、各市町選管が有権者に配布する
啓発グッズなどに印刷し、作成を進めていた。
しかし、今月4日、新党の名称が「みんな-」に内定、全ブロックに比例代表候補を
擁立する方針が報じられた。
県選管は「公平公正な選挙に、疑義を持たれかねないリスクは避けるべき」として、
標語の使用を控えるよう各市町選管に要請することを決めた。
これを受け、大津市選管は、7日から順次予定していた標語入りののぼり旗
230枚の設置を急きょ中止し、標語を削除したのぼりをあらためて作り直すことにした。
標語入りのティッシュ1万個やうちわ3000枚を作成した彦根市選管は、
標語の部分を隠す方法などについて業者と協議を開始。
草津市選管は、すでに納品されていた標語入りの投票所入場券約6万枚の
作り直しを決め、再発注した。
大津市選管は「早い時期に標語が決まり、啓発品の準備も落ち着いてできると
思っていたのに…」と困惑。お盆に入ると、業者が休みになってしまうため、
「今のうちに対応を終えないと、公示日に間に合わなくなる」と作業を急いでいる。
ソース:京都新聞
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