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・1999年にオープンし、今や月間のユニークユーザー数が約1000万人と、世界最大の匿名掲示板へと
成長した“2ちゃんねる”。5月末で10周年を迎える“2ちゃん”が日本のネット文化や、リアル社会にもたらした
影響とは何だったのか? ジャーナリストの井上トシユキさん(『2ちゃんねる宣言』著者)とともに振り返ってみました。
「最初に2ちゃんがメディアに大きく報道されたのは、00年の西鉄バスジャック事件で少年が犯行予告を
書き込んだ時ですね」
そのころの2ちゃんはまだ、隠語や乱暴な言葉遣いが多くとっつきにくい印象でした。
「でしたねえ(笑)。でもその傾向が01年ごろにやや緩和されます。某生命保険会社が自社の裏事情に
関するカキコミに対し、2ちゃん全体の差し止め請求を裁判所に申し立てたんです。これに2ちゃん住民
(ユーザー)がアンチ某生保で盛り上がった。その騒ぎを見に来た野次馬に対しても、中には状況を丁寧に
説明する人も登場して…」
住民が「世間」を味方につけたと?
「その時期って『ネットが世の中の間違ったことを正す力になりうる』という実感を、ネット住民が持ちつつ
あったんだと思います。行政や企業、マスメディアといった権力者が、上から目線で言論封殺するような
状態に対して、ネットなら一揆ができると」
かたやユーザーの急増で、データ転送コストが経営を圧迫し一時は閉鎖の危機も。
「99年当時、日本のネット人口が300万人もいなかったことを考えると、現在は2ちゃんだけで月間
ユニークユーザー数1000万人、60億ページビューですからね」
ユーザー構成比も、30%を占める30代を中心に、10代と40代が20%、20代が15%、50代以上も12%と
意外とバラけています。
「もはや世論を構成する『インフラ』といって差し支えないかも。何か事が起きてもとりあえず2ちゃんに
行けば、真偽はともかく、最新の情報が素早く手に入りますからね」
筆者も見るだけ専門ですが、突然閉鎖されたら困りますねー。困りません?
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