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架空請求詐欺グループの仲間割れから男性４人をリンチで死亡させたとして、
殺人や傷害致死などの罪に問われた無職渡辺純一被告（３２）の控訴審判決で、
東京高裁（長岡哲次裁判長）は１９日、無期懲役の１審判決を破棄、求刑通り
死刑を言い渡した。
事件では、１審で元グループリーダーの無職清水大志被告（２９）と殺害の
実行役とされる伊藤玲雄被告（３４）の２人に死刑判決が言い渡され、いずれも
控訴している。
判決によると、渡辺被告は清水、伊藤両被告らと共謀。２００４年１０月、
架空請求詐欺で得た現金を奪おうとしていた仲間４人を東京都新宿区のビルの
一室に監禁し、殴るなどのリンチを加え２人を殺害、２人を死亡させ、遺体を
茨城県内の空き地に埋めた。
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