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レスリング・吉田沙保里アニキ、右手首骨折中にも関わらず優勝！大会８連覇！
全日本選手権最終日（２３日、代々木第２体育館）女子の５５キロ級は２度の五輪を含めて
世界を９度制している吉田沙保里（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）が、大会８連覇を達成した。
吉田は、約１カ月前の練習で右手首を骨折。この日はテーピングを巻いて出場した。
吉田を長年指導する栄和人・日本協会女子強化委員長は「手を開いた状態でつくことが
できない。けがをした後はほとんど練習ができていない」と心配していたが、そんなハンデ
も弾き飛ばし、２回戦、準決勝、決勝と３試合連続フォール勝ちでの８連覇となった。
女子の６３キロ級は新旧３人の世界チャンピオンがそろった激戦階級となったが、アテネ、
北京両五輪金メダリストの伊調馨（ＡＬＳＯＫ綜合警備保障）が今年の世界選手権で２連覇
を達成した西牧未央（中京女大）を決勝で破り、７度目の優勝を飾った。
前日、女子５１キロ級・決勝では姉の伊調千春（２８）＝綜合警備保障＝が甲斐友梨（２５）
＝アイシン・エィ・ダブリュ＝に敗れる波乱があったが、妹が見事にリベンジを果たした。
今年初めに現役復帰を決めた世界Ｖ４の山本聖子（スポーツビズ）は、準決勝で伊調馨に
接戦で敗れ、女王返り咲きはならなかった。また、４選手しか出場しなかった女子７２キロ級では、
アテネ、北京両五輪銅メダリストの浜口京子（ジャパンビバレッジ）が貫禄を見せつけて優勝した。
URLﾘﾝｸ(www.sanspo.com)
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