17/04/22 10:20:17.64 .net
>>316
先輩後輩の間にある「くすぐったい」「憧れ」「照れ」などのワードが、物語の基軸になるということでいいのかな。
だったら、くすぐったい、という表現は読み手が感情移入していくための重要なワードになるので乱用せず、大事にした方がいいと思うよ。
ここ↓がまず読み手を同調させる大切なキーだと思うけど、
>ぼくが照れながら話すのを、多恵がきらきらした目で見上げてくる。
この感覚。くすぐったい視線。
この「くすぐったい」は、かつての恩師に対して、先に使われている。
>高校の吹奏楽部顧問、前川先生の低く落ち着いた声をくすぐったく感じながら、ぼくはソファから立ち上がった。
先にこれを使ってしまうと、せっかくの「後輩らしさ」と誰に対しても使われるありきたりのワードが混在して、邂逅が弱くなるので修正した方がいいように思う。
あえて顧問に対しては、単に「その落ち着いた声を何やら懐かしく感じながら」とか雑にして、後輩に対しては明確に「くすぐったい」を使うなど印象の差別化をはかった方がいいと思った。